大会名に勝手に「世界遺産」をつけてしまいました・・・
正式名称「第34回 群馬サファリ富岡マラソン」(勝手別名:世界遺産富岡製糸場マラソン)に出場し、ハーフマラソンの部を完走しました。
直前の練習で古傷である「右足の足底靭帯」を痛め、ぎりぎりまで出場を悩みましたが、キネシオテープによるテーピングとペースを緩めた走りで何とかいけそうだったので大会に参加してきました。
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富岡マラソンは地元密着型マラソン
当ブログで何回か取り上げて言ってきましたが、群馬サファリ富岡マラソンは今年で34回目を迎える昔からある大会で、地元密着型の大会です。
一般参加の5km、10km、ハーフマラソンの前に、地元の中学生枠の種目があり、体育着のガキども中学生が元気ハツラツ走っています。
沿道で学校の先生らしき男性が「オラ!ラスト200mだ!緩めんな!オラァ!!」ってものすごくでっかい声で叫んでいたので、完全にビビってしまいました。二度と中学生には戻りたくない大人で良かったな、と思った瞬間です。
あと、富岡マラソンの名物「ほとんどお湯のお汁粉!」
今年はお汁粉なんじゃないかな~っと淡い期待をして飲みましたが、やっぱりお湯でしたー(笑) もう、安定感抜群ですね。
いや、もはやお湯でいいと思います。ってかお湯として飲めば「何だかほんのり甘くて美味しいお湯だね」となるのでいいかもです。ポジティブシンキング!
富岡マラソンのハーフコースは?
富岡マラソンのハーフコースは、割と起伏の多いタフなコースです。
肝心の「世界遺産 富岡製糸場」はコース終盤。
それまでは、群馬サファリに向けて長い上り坂があったり、田舎道を周回する中でも細かい上り下りがあったりと、地味に足腰に負荷がかかるコースです。
あとは田んぼだらけで吹きっさらしなので、風が結構強かったですね。
この日は、この冬一番の寒波の日で、日本海側はガンガン雪が降っていた日なのですが、富岡もかなり寒かったです。走っていても日陰は本当に冷たかったですから。
田舎道を17kmくらい走り、富岡の市街地にくると、
いよいよ「富岡製糸場」です。
世界遺産となった富岡製糸場はこちらです!
は?これ?
と思った方。あなたの反応は正しい。
まあ、メインの表側とか中とかは当然入れないですよね。だって世界遺産だもの。観光客もそれなりにいるし邪魔になるでしょ。ランナーなんて。
でも、世界遺産の裏の道を通ることができるんです。
世界遺産ですよ、世界遺産。コレ。この建物。
裏側だから、と言いましたが、表側もそれほど変わりはありません。
富岡製糸場が世界遺産になった経緯は、世界で初めての絹の大量生産化、オートメーション化などの貢献と、その建物がそのまま残っていることが評価されたのであって、決して美しいとか広いとかではないんですね。
なので、期待して見に来ても、肩透かしを喰らう人が多いと思います。
あまりハードルを上げずに、その辺の歴史を感じ取っていただければと思います。
まあ、無理ですよね。
完走後は、これも富岡マラソンの名物「すき焼きセット(肉抜き)」の参加賞です(笑)
さっそくすき焼きにして頂きました。もはや富岡マラソンの日のすき焼きは、我が家では定番です。
富岡マラソンは交通整理が完璧
ひとつだけ、富岡マラソンが凄いなーと思うところは交通整理です。
富岡マラソンは、基本的に車線を潰す交通整理はしません。ランナーが走る脇を普通に車が走ります。
人によってはそれがストレスに感じるランナーもいるようですが、参加人数を考えれば車線を潰す交通整理はできないでしょう。
むしろ、各交差点に配置された警察官、ボランティアの方々の交通整理が完璧で、なるべくランナーを止めずなるべく車の渋滞を作らないように配慮しているのが凄かったです。
参加人数も少なく、大会規模も決して大きくないですが、運営している主催者、ボランティア、警察官の意識はかなり高いです。
だからこそ私はこの大会が大好きで、毎年参加しているのです。
直前の風邪やケガがあり満足いくランができなかったので、来年のリベンジとしたいと思います。
そしてまた、ほんのり甘いお湯を飲みにきたいと思います。