ランニングシューズ選びに重要な足の形!エジプト型、ギリシャ型、スクエア型?

ランニングで小指があたって痛い!
親指と人差し指が擦れる!
足の指にすぐ豆ができる!

ランナーさんにあるあるの悩みですね。

僕は「小指がシューズのフチにあたって痛い」という現象に悩んでいました。

ショップで足のサイズを測って理想のランニングシューズを選んでもやっぱり小指があたってしまう・・・なんでちゃんと測ってるのに合わないんだろう?とよく思っていました。

ランニングシューズ選びには自分の「足」をよく知ることが必要です。裸足になった実寸サイズは自分で思っているよりも小さいし、足の幅や甲の厚さ、足の甲周りの長さも理想のランニングシューズを選ぶために考慮します。

そしてもう一つ大切なのが、自分の足の形「足型タイプ」なんです。

今回は足型のタイプと足型に合ったランニングシューズの選び方をご紹介します。お店でも教えてくれない「足型」について、参考にしてみてください。

  • 裸足の時の実寸サイズ
  • 足の横幅
  • 足の甲の厚さ
  • 足の甲周りの長さ
  • 足の形「足型

自分の足型を知ろう!足型タイプの分類

人の足の形は大きく分けて以下の3種類に分類されます。

  1. エジプト型
  2. ギリシャ型
  3. スクエア型

エジプト型

エジプト型

日本人の7~8割がエジプト型と言われています。

親指(母趾)が一番長いのが特徴で、小指に向けてなだらかに短くなっていきます。

エジプト型の中でも先細・先広の2タイプありますが、先が狭い(もしくはフィット感のある)ランニングシューズ(例えばナイキなど)でも、指があたることなく履くことができます。

  • 日本人の7~8割を占める足型
  • 親指(母趾)が一番長い
  • エジプト型の中でも先細・先広のタイプがある

ギリシャ型

ギリシャ型

日本人の2割程度がギリシャ型と言われています。

人差し指が一番長い足型で、人差し指を中心に親指・小指に向けて短くなっていきます。

ギリシャ型の中でも先細・先広の2タイプあります。

親指の長さに合わせてランニングシューズを選ぶと、人差し指が詰まってしまう(あたってしまう)場合があるので、ギリシャ型の人は、人差し指の長さを基本にシューズを選ぶといいでしょう。

  • 日本人の2割程度を占める
  • 人差し指(母趾)が一番長い
  • ギリシャ型の中でも先細・先広のタイプがある

スクエア型

スクエア型

日本人にはあまりみかけない足型です。

足の指が全体的に同じ長さで、横に1直線のフラットの足型です。別名「ゲタ足」とも呼ばれる足型です。

先が細い(フィット感のある)ランニングシューズだと左右の指があたることがあります。シューズ選びの難しいシューズといえます。

  • 日本人の1割程度を占める
  • 全体的に指の長さが等しい
  • 別名「ゲタ足」とも呼ばれる
細かく分けると
1.エジプト先細型
2.エジプト先広形
3.ギリシャ先細型
4.ギリシャ先広形
5.スクエア型
があるということですね。

足型の違いによるランニングシューズの選び方

3種類に分けられるのは広く知られていますが、エジプト型・ギリシャ型は指の先が細いか広いかもあるのですね。

僕の足型(エジプト型)

この写真は僕の足ですが、タイプで分けると「エジプト型・先広」か「スクエア型」に近い形をしているのがわかります。

足型におけるシューズの選び方は以下のとおりです。

  • エジプト型・ギリシャ型はどんなシューズでも合う
  • 先広タイプはつま先が細い(フィット感のある)シューズだと足の指があたる場合がある
  • スクエア型はつま先が広いシューズを選ぶ

薬指と小指があたって痛くなるというランナーは、ランニングシューズの指先の広さに問題があると思っています。

ミズノ、アシックス、アディゼロ、ナイキ、ニューバランスなど、いろんなメーカーのシューズを試してきましたが、つま先付近が広いシューズといえばミズノ(Mizuno)です。

ミズノユーザーなら誰でも知ってる「ウェーブライダー」をはじめ、日本人ランナーに人気のブランドですが、シューズの性能だけでなく「履き心地」も日本人の足型に合った履き心地を追求しています。

ミズノなら、どのシリーズのシューズを履いても、つま先付近にゆとりがあって、足の指があたったり、マメ・水ぶくれができることもありませんでした。

ちなみにウェーブライダーはミズノでも大人気シリーズで、マラソン初心者からサブ3ランナーまで、幅広いランナーに評判の高いシューズです。

最近はミズノに限らず、各社いろんな形状のシューズを出してします。逆に言うと、同じシリーズでも先が狭かったり広かったりすることがあるので、お目当てのランニングシューズがあったら、ネットの評判を見たりショップで試し履きしてつま先の広さを確認してから買う方がいいでしょう。

ショップでの足型計測の注意点

スポーツショップで計測してくれる足型計測。asicsストアなどでは詳細なデータを出してくれます。

ですが、ショップでの足型計測も注意が必要です。

店員さんも足の指の広さは意識してない!?

ランニングシューズを選ぶときは、自分の足の指の広さにも注意してください。

というのも、ショップなどで測定してくれる「足型計測」では「足幅(足の周囲)」は計測しますが「足の指先の広さ」は計測しません。

足の指の広さは人によって広い人もいれば細い人もいるので、ランニングシューズ選択の際は、足の指先のサイズも考慮する必要があるはずです。

もちろん、計測自体に問題があるわけではありません。

計測はあくまでも数値化するだけですので、その結果をもってシューズを選択するのは購入者自身です。

ですが、購入時には店員さんから「足の指の広さのアドバイスがあってもいいのでは?」とは思います。もしくは店員さんも知らない可能性があります。

足の指の広さに注目するなんて、実際にガチで走ってるランナーじゃないとわからないことですからね。

足型計測では「足の指の広さ」にも注意する

僕は足の小指や薬指にマメができてしまうこともあり、シューズ選択の際に「足の指の周囲」も注意して買うようにしています。そうすることで、シューズ選びに失敗することがなくなり、足の指があたって痛くなるようなことはなくなりました。

足型計測のデータはひとつの目安として、

  • 足の長さ
  • 足の横幅
  • アッパー(足の甲)の高さ
  • 足先の指の広さ

上記に注意してランニングシューズを選ぶようにしてください。

シューズ選び以外の足の指対策

とはいえ、、、
足型で選んでいたら自分の好きなシューズが履けなくなってしまいますよね?

実際に、僕は足型でいえばミズノ一択だったのですが、2023年現在はガッツリとナイキユーザーです。ヴェイパーフライ、アルファフライなどが僕のフォームに合っていて、ハンパなく速く走れるからです。

そのため小指があたらないように足の指をケアして対策してます。やっぱり、履きたいシューズ・速く走れるシューズで走りたいですから。

シューズ選びで足のトラブルは回避できますが、シューズ選び以外でも回避する方法に興味がある方は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。
参考 【ランニングのトラブル】足の指のマメ、水ぶくれ、血豆対策
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