このページでは、足の指のマメや水ぶくれに悩むランナーさんのために「足の指のマメ、水ぶくれ、血豆対策」をご紹介します。
僕の月間走行距離が100kmを超えたのはフルマラソンを目指して練習するようになってからですが、ちょうどその頃から足の薬指と小指にマメ、水ぶくれ、血豆ができるようになりました。
特に右足の薬指、小指の方がひどい状態で、シューズが悪いのか?足があたるのか?と、今までに至るまでいろいろな対策を試してきました。
実際に僕がやってみて効果があった対策なので、足の指にマメができやすい人や水ぶくれができやすいランナーさんは、ぜひ参考にしてみてください。
マメや水ぶくれができやすい足の形がある
上の写真は僕の足です。(お見苦しい男の足ですが・・・)
参考 ランニングシューズ選びに重要!あなたの足型はエジプト型、ギリシャ型、スクエア型?
こちらの記事では人の足型について紹介してます。
上記の記事でも紹介してますが、僕の足の形は、足の指が横に広い「エジプト型の先広タイプ」です。そのため、シューズによっては薬指と小指がシューズにあたってしまうことがあります。
しかも、僕の場合は右足だけいつも症状がでます。
なんでかな~?っと思ってよく観察してみると。。。
お気づきでしょうか?右足小指?
さらに拡大(さらにお見苦しくてすいません)
よく見ると、右足小指が内側にねじれて、指の外側が地面についているような感じです。薬指も若干ねじれてますよね?
後に、整形外科の先生に「ランナー向きの足じゃないね」と言われてしまう足なのですが。。。
このように指が内向きに向いてしまっているため、先の細い(もしくはアッパーがフィット感のある)ランニングシューズを履くと以下のような状態になってしまいます。
- 小指の先を薬指が「踏む」ような形になってします
- その状態で走るため小指・薬指にマメ・水ぶくれ・血豆ができる
そのため走り方云々ではなく、何か防止策を考えて物理的な対策をしないと解決しないと思い、いろいろな対策を試してきました。
足の指のマメ、水ぶくれ、血豆対策
僕が試して効果があった方法をご紹介します。
ランニングシューズを変える
ランニングシューズの相性でマメや水ぶくれになることがあります。
しかも、同じランニングシューズで今までは大丈夫だったのに、ある日突然マメや水ぶくれになる場合もあります。
ランニングシューズの劣化によって外側に力がかかるようになるのか、先端の締め付け具合が変わるのかはわかりませんが、昨日まで大丈夫だったのに、今日はマメや水ぶくれができてしまったということはあります。
その場合、そのまま同じシューズで対策してもなかなか解決しません。
ランニングシューズが合わないこともあるので、少しもったいないですがランニングシューズを変えることも検討してみてください。
ちなみに、ランニングシューズのメーカーによって、同じサイズなのにつま先付近が狭い広いといった違いがあります。
ミズノ、アシックス、アディゼロ、ナイキ、ニューバランスなどいろんなメーカーのシューズを試してきましたが、つま先付近が広いランニングシューズはミズノです。
ミズノのどの種類のシューズを履いても、つま先付近が広く、ミズノを履くようになってから足のマメ・水ぶくれは全く発生しなくなりました。
ミズノの中でもおすすめは「ウェーブライダー」です。
超ロングセラーの大人気シリーズで、マラソン初心者からサブ3ランナーまで広く評判の高いシューズです。僕もサロマ湖100kmウルトラマラソンのときに履いたり、一時期はウェーブライダーオンリーでした。
最近でこそナイキやHOKAといった違うメーカーのシューズも履いてますが、いつも手元にあって気分転換に履いたりしてます。
5本指のランニングソックス
マメや水ぶくれがよくできていた頃は、足の指が分かれていないランニングソックスを履いていました。そのため、ランニングソックスの中で指が直接こすれてマメ、水ぶくれができると考えました。
そこで、R×Lソックスを代表する「5本指ソックス」を履くようにしました。
R×Lソックスは値段も高いので、以下のように使い分けています。
- 普段の練習:スポーツデポの2足600円の5本指ソックス
- マラソン大会:R×Lソックス5本指
絆創膏によるマメ、水ぶくれ対策
5本指ソックスはなかなか効果があり、以前ほど水ぶくれやマメができなくなりましたが、それでもロング走やLSDなど長時間のランニングではマメができるときもありました。
そこで、練習でも大会でも、絆創膏を小指に巻いて走るようしました。ウルトラマラソンなどの長い距離では薬指にも巻くようにしました。
絆創膏の効果はテキメン!マメも水ぶくれも全くできなくなりました。
ダメ元でやってみたのですが、まさかこんなに効果があるとは思わず自分でもビックリ!これ以降、マメや水ぶくれで悩むことはなくなりました。
絆創膏なら100枚100円で売っているような安いもので構いません。1枚1円なら毎回のランニングで使い捨てにしても全然問題ないですよね。それでマメや水ぶくれ対策になるのなら安いものです。
テーピングを巻く人もいますが、テーピングは切ったり貼ったりが意外と手間だし、何となく絆創膏の患部を覆うスポンジ部分が良さそうな気がしたのです。しかも高いし。
結果的に僕には絆創膏が合ったということで、ウルトラマラソンを走った際も、絆創膏を小指に巻いて走りました。今でもランニングをする際は必ず小指に巻いて走ってます。
足の指のマメ・水ぶくれ・血豆対策のまとめ
僕のマメ・水ぶくれ・血豆対策をご紹介しました。
- ランニングシューズを変えてみる
- 5本指ソックスを履く
- 弱い箇所に絆創膏やテーピングをする
今回紹介した方法で大体のトラブルは防げるはずです。
マメや水ぶくれができても気にしない人もいますが、痛みが発生したら走りにも影響するし、できることなら発生しない方がいいですよね?
マメができる原因は人それぞれありますが、なかなか治らない・クセになっていて困っているという人は、ぜひご参考にしてみてください。