HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)のELEVON2(エレボン2)のシューズレビューです。履き心地・走ったときの感覚・機能性・耐久性などを紹介します。
僕自身、初めてのホカオネオネのランニングシューズ。エレボンの知名度はあまり無いですが、ホカはCLIFTONシリーズなど人気が高く、エレボンにも期待が高まります。
シューズの位置づけ的に、クッション性を重視したタイプ。練習時のロング走や100kmウルトラマラソンなど超ロングの大会向けのシューズです。
なぜELEVON2(エレボン2)を買ったのか?
ELEVON2(エレボン2)を買うキッカケは、NHK-BS1で放送されていた『グレートレース「超高速!サバイバル沖縄200km」』という番組でした。
100kmウルトラマラソン向けのランニングシューズを探していた時に観た番組ですが、その中で、トレイルやウルトラで活躍するアスリートの高橋和之さんがELEVON2を履いて走ってました。
結果は、180km手前でコースをロストしてしまいリタイアでしたが、そこまでは2位の先週に迫る3位という好成績。
あとは、このキャラメル色がとても気に入りました。カラーについては今でもかなりお気に入りです。
上記のようなこともあり「ホカオネオネのシューズも履いてみたかったし、サロマ湖100kmウルトラマラソンに向けて買ってみるか!」と思い購入しました。
[fukidasi avatar_waku=”maru” color=”blue” avatar=”https://siro-run.net/wp-content/uploads/siro-run-icon.jpg” lr=”l” name=”” type=”tate”]
レースの記録がHOKAのサイトにアップされてます。
[label color=”red” text=”参考”] 見せてやる東北魂〜ホカ オネオネ アスリート高橋和之 未知の距離に挑むJAPAN TROPHY 200〜
[/fukidasi]
ELEVON2(エレボン2)の特徴
ホカ公式の特徴をまとめると以下のようなランニングシューズです。
[checklist color=”red”]
- ELEVON2(エレボン2)は、クッションと安定した走り心地を追求したトレーニングシューズという位置づけ
- 中足部と前足部のサポートを強化し、内側の非対称サポートウイングでフィット感をアップ
- ソフトなクッションで踏み込み時の衝撃を抑え、厚いかかとでスムーズな足運びを実現
- 反発力とクッション性の両方を備え、ペースアップも回復時のスローダウンも自由なランニングシューズ
[/checklist]
ELEVON2(エレボン2)のシューズレビュー
さて、ここからはELEVON2(エレボン2)を実際に履いて走った感想です。
結論から言うと
正直、期待はずれだった
です(笑)
たぶんイマイチなのは「ナイキのシューズに慣れすぎてしまった」というのもあります。そして個人の感想なので、人によって感じ方は違うということを付け加えさせてください。
フリーな履き心地
足を入れて履いた感じはGOOD!足首まわりがほどよくサポートされて窮屈感はありません。
最近のアッパー一体型のランニングシューズによくある「キュッとした締めつけ感」はありません。むしろゆとりあるフリー感。
アッパーもメッシュ素材で通気性がよく、フリーな感じもあるので、長時間履いていても、足自体の締め付けによる疲れ・ムレによる不快感は無いです。
履く時はかかとの輪っかが意外と便利(笑)
スピードが出しにくい
走り出してまず感じたのがスピードが出しにくいということ。
スピードを追求するランニングシューズではないので気にしなくていいかもしれませんが、それにしても全然進まない(笑)
勝手に進んでくれるズームフライ、ヴェイパーフライに慣れてしまったかもしれませんが、全然進まない感覚にかなりストレス。
久々にインソールを「SUPERfeet(スーパーフィート) インソール」にして、前に進む推進力についてはかなり改善されました。
[amazonjs asin=”B07C9F1MN3″ locale=”JP” title=”SUPERfeet(スーパーフィート) インソール Heritage BLACK (ブラック)”]
シューズの重さが気になる
次に気になったのが重さです。
26.0cmで288グラム。僕が履いているサイズは25.0cmなのでそれより少し軽めだとは思いますが、やはり「重い!」って感じます。
クッション性・安定感重視のシューズは重いのが定番ですが、これもナイキの軽い厚底シリーズに慣れてしまったからでしょうか。かなり重い印象です。
とりあえず20kmくらいまでは重さで疲れることなく走れてます。
ただ「これで100kmは逆に疲れてしまうのではないだろうか?」と思ってしまうのですが、、、今のところ100kmは未検証です。
クッション性は普通
クッション性は普通。そこまでクッションがいい!という感じはないし、むしろイメージよりも硬い感じがします。
おそらく、このカッチリしたソールが硬い感覚を生んでいるんでしょうね。
ただ、この硬い感覚は悪くありません。クッション性重視のシューズはわりと柔らかいイメージだったのですが、それとは違うということです。
着地の安定感がある
着地の安定感はしっかりあります。
さすがに重く大きいランニングシューズ。着地のときのグラつくようなブレをしっかりサポートしてくれます。
耐久性もある
今現在500km~600kmくらい走ってますが、ソールのヘタリがほとんどありません。着地の安定感も持続してます。
さすがトレーニングシューズという位置づけなので、耐久性はしっかりしてそうです。このまま1000km以上走っても大丈夫だという印象です。
ELEVON2(エレボン2)で対応できる種目
僕が思う対応できるマラソン大会の種目はウルトラマラソンのみです。
10km・ハーフ・フルマラソンなどタイムを狙う種目には向きません。ファンランなどならいいかもしれませんね。
やはりスピードは出しにくいシューズです。かといって、ランニング初心者・マラソン大会初心者さんに勧められるか?というと、、、うーん、どうだろうといった感じ。
ELEVON2(エレボン2)のまとめ
ここまで、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)ELEVON2(エレボン2)のレビューをまとめました。
[bullet_box]
- スピードが出しにくい
- かなり重い(ゴツい)
- クッション性は硬め
- 安定感がある
- 耐久性がある
- ゆとりのある履き心地が長時間にはいい
[/bullet_box]
正直、高橋和之さん、よくエレボン2で沖縄200kmを走ったなという印象です(笑) 同じhokaでも違うシューズがあったんじゃないの?
ひょっとして使いこなすには熟練が必要なのか?玄人(くろうと)好みのシューズなのかもしれませんね。
僕自身、エレボン2で100kmを走る自信がありません。ひょっとしたら超長距離でこそ実力を発揮するのかもしれませんが、重さで疲れてしまうのでは?という不安が拭えないからです。練習で100km走る、、というのも僕の走力・体の弱さではできないですからね汗
今現在は、スピードを出したくないランやジョグの時に履いています。公式の紹介どおり、やはり「トレーニングシューズ」なのかな、という印象です。
[fukidasi avatar_waku=”maru” color=”blue” avatar=”https://siro-run.net/wp-content/uploads/siro-run-icon.jpg” lr=”l” name=”” type=”tate”]
2022年7月現在、hoka公式サイトにかろうじてあります(笑) hoka公式サイトで検索しないと出てこないし、安売りしてるし、一覧もかなり隅の方です。やはり人気がないのかな??
[/fukidasi]