ミズノ「ウェーブライダー21(WAVE RIDER 21)」で走った感想

ここ最近、練習でもマラソン大会の本番でも、ミズノ「ウェーブライダー」をずっと履いています。

  • 履きやすい(あたりや痛みがない)
  • 適度なクッションと軽さ(キロ6分~5分くらいまで対応)
  • ケガしない

といった部分が気に入っていて、ウェーブライダー19、20、21と新しいのが出るたびに買ってます(笑)

個人的には、フルマラソンで3時間半~3時間45分くらい、10kmマラソンで50分切りを狙うのであれば、本番のマラソン大会ではもう少し軽いシューズがいいと思いますが、シューズ自体の耐久性もあるので練習なら間違いなくこの一足だと思ってます。

そんなウェーブライダーですが、今回も新しい「ウェーブライダー21」が発売されたので、ちょうどフルマラソンの大会に合わせて新しく購入しました。

色は「ブルー×ホワイト×レッド」最近は青系の色にハマってます。
ウェーブライダーは、カラーのレパートリーとセンスもいいなーと感じてます。

今回は、実際にウェーブライダー21を履いてランニングしてみた体験談と、それぞれのタイム域(スピード)で走った時の感想をご紹介します。

■ウェーブライダーとの比較シューズ
ウェーブエアロ(Wave Aero)の感想や評価を見たい方はこちら

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ウェーブライダー21の特徴

ミズノの「ウェーブライダー21の公式ページ」では、ウェーブライダー21の特徴(ウェーブライダー20から進化した部分)を以下のようにまとめてます。

  • かかとの柔らかいフィット感
  • アッパーのメッシュを工夫して心地よい足入れ
  • 柔らかなかかとの接地感
  • しなやかな反発性

踵(かかと)と足入れは「柔らかい」という印象

踵(かかと)のフィット感、足を入れたときのフィッティングは柔らかいという印象。同時に「心地よさ」もあります。

これは公式サイトどおりの印象で、シューズを履いた時の心地よさはシリーズが新しくなるごとに快適になってます。

踵(かかと)のホールド感が強いadizero(アディセロ)のシューズから履き替えると、かかとがちょっと物足りなかった印象ですが、ウェーブライダー21ならかかとのホールド感も違和感なく履けると思います。

ウェーブライダーの柔らかすぎず硬すぎない履き心地はホントに凄い!

接地感と反発性は「硬い」印象

逆に、かかとからの接地感と蹴り出すときの反発性は硬い印象です。僕の感じた印象では、公式サイトで表現されてるような柔らかさは感じませんでした。

もちろん、サブ3.5やサブ3レベルのエリートランナー向けシューズではないので、ランニングシューズ全般で見たらクッション性があって柔らかい部類のシューズですが、ウェーブライダー20と比べると「カチッとした硬い印象」です。

でも、そのカチッとした硬さが

  • スムーズなスピードアップ
  • スムーズな体重移動
  • 横ブレしにくい

といった効果を生んでいるといった印象です。

実際にウェーブライダー21を履いた走った全体的な印象としては「履き心地は柔らかく、走り心地は適度な硬さがある」という感じです。

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ペース別(スピード別)走った時の印象

ウェーブライダー21で以下のようなペース別に試してみました。

  • 1km:6分~7分
  • 1km:5分~6分
  • 1km:4分半~5分

1km:6分~7分

まずはウルトラマラソンや練習のLSDペースである「1km6分~7分」のペース。

ウェーブライダー20と比べると接地感が硬い印象だけど悪くない。

クッションが効いた柔らかい印象を求めたいなら20かもしれないけど、21のウェーブの新技術効果で、ゆっくり走った時の横ブレを感じません。

ゆっくりペースで走るときって足の接地時間が長くて、スピードの反発もあまり利用できないから、意外と横ブレが発生してそれが後半の疲れにつながるんですよね。

30kmのLSDで試しましたが、横ブレなしの安定感はかなりいい感じです。

  • マラソン初心者
  • フルマラソン5時間以上
  • ハーフマラソン2時間10分以上
  • 10kmマラソン1時間10分前後

といったエントリーランナーでも履きこなせるランニングシューズだと思います。

1km:5分~6分

歴代のウェーブライダーもそうでしたが、ウェーブライダー21の真価が一番発揮できるのが、1km5分~6分ペースだと思います。

地面に接地したときから蹴り出したときの硬い反発力が、スムーズなスピードと体重移動を実現してくれます。加えて、かかとの柔らかいホールド感とつま先付近の余裕(履き心地の良さ)があるので、足に負担なくラクにスピードに乗れる印象です。

特に1km5分半~6分くらいのペースが最高です。

逆に、キロ5分に近づくと、若干シューズの重さが気になり始めます。

1km:4分半~5分

1km5分を切るペースになると、さすがに重さが気になります。特に4分半で走る時は重さがスピードを邪魔する印象。

もちろん重さの感じ方は個人差があるし、重さが気になることなく4分半でもスムーズに足さばきできる人もいると思います。僕の今の走力が「フルマラソンのサブ4前後」なので、そのレベルだとキロ5分を切ると重さが気になる感じです。

ただ、重さ以外は4分半~5分のペースでも、蹴り出しの反発力とブレない安定感をしっかり感じて走れるシューズです。

ウェーブライダー21の全体的な感想

ウェーブライダー21のまとめです。

  • 理想のペースはフルマラソンの4時間前後~5時間前後
  • 柔らかい履き心地が最高
  • 接地と蹴り出しの硬さがスムーズなスピードアップを生む
  • 横ブレしない安定感がある
  • キロ5分前半~4分半ペースだとシューズが重い

といった感じです。

マラソン大会本番では、ギリギリサブ4を狙うペースなら間違いないなくウェーブライダー21を選択すると思いますが、3時間50分から3時間40分台を狙うならちょっと迷うかもしれません。

僕が練習で走るペースはキロ5分~7分くらいなので、僕の今のペース的には理想のランニングシューズです。履き心地も抜群なので、相変わらず長く気に入って使えるシューズになると思います。

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