当ブログにご訪問いただきありがとうございます。
近年、ランニングやマラソン大会が注目され、ランニングを楽しむ市民ランナーを多くみかけます。記録への挑戦、達成感・充実感、健康目的、ランニンググッズを楽しむ、などランニングの楽しみ方は人それぞれだと思います。
ランニングは、誰かと比較したり勝ち負けを決めるのではなく、自分の目標や楽しみを見つけ、年齢や体調に応じた楽しみ方ができるスポーツです。そしてそれがランニング最大の魅力だと思っています。
当ブログでは、サイト管理人である僕自身が取り組んだ練習・大会の情報や使用したランニンググッズの紹介、ケガへの対応などをできるだけわかりやすくまとめてみました。ランニングを楽しむ市民ランナーの方のお役に立てればと思っています。
素人ランナーの記録
2024年11月現在のスペックと記録です。
H.N.:素人ランナー(しろラン)
年齢:44歳(男)
身長:165cm
体重:54.5kg
種目 | 記録(自己ベスト) |
---|---|
10km | 43:02(2019年 第29回ぐんまマラソン) |
ハーフ | 1:35:19(2019年 第38回ふくやまマラソン) |
フルマラソン | 3:21:21(2019年 第2回国宝松江城マラソン) |
100km ウルトラ |
12:35:04(2018年 第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン) |
ランニングの歩み(2024年11月現在)
ランニングをするようになってから13年が経ちました。
ラン歴だけでいえばそろそろ中堅に差し掛かった頃でしょうか?でも20年、30年とランを続けてるランナーはたくさんいるのでまだまだ「素人ランナー」ですね(笑)
ラン歴13年、その間に10km~ハーフ~フルマラソン~ウルトラマラソン(100km)といったたくさんのマラソン大会を経験しました。
2012年の秋からは、膝のケガ(腸脛靭帯炎)に悩まされ約1年半まともな練習をすることができませんでした。
そこから、練習内容や休息の大切さにこだわるようになり、練習方法や食事など試行錯誤しながら、そして楽しみながら現在に至っています。
2010年2月:ランニング開始
2010年2月頃から週2回のペースでジムに通うようになりました。はじめはエアロバイク、トレッドミル、筋トレマシーンなどで適当に体を動かしていたのですが、そのうち「エアロバイク→ランニングコース」という流れが定着し、1周80mのランニングコースを走るようになりました。
はじめは本当にゆっくり、8分/kmくらいで走るようにしましたが、10分、20分が精一杯でした。1、2ヶ月すると10分、20分が楽に走れるようになり自然と時間も長くなっていき、最終的には1時間くらい走れるようになってました。
2010年6月:マラソン大会への興味
ジムでのランニングが定着した2010年6月、静岡県に住む大学時代の先輩から「群馬の森さわやかマラソンに出るから泊めてくれ」との連絡がありました。その先輩は高校時代まで陸上部の中距離ランナーでしたが、大学から社会人を経て立派な「太ったおっさん」になっていったはずでした。
久しぶりに会った先輩はすっかり「走れる体」になっており、僕の地元の大会に参加し、颯爽と走り、ゴール後には充実した顔をしてました。その充実した顔をみたとき僕もマラソン大会に参加したくなり、4ヵ月後の2010年10月「新潟シティマラソン」での再会を誓いました。
2010年10月:マラソン大会初参加
その後、ジムでのランニングを中心にたまに外を走ったりしましたが、結局「新潟シティマラソン」までは7kmが練習での最大距離となり、10kmに参加する僕にとって残りの3kmは未知の領域となりました。
大会当日はスタートまで先輩と一緒だったため心強かったのですが、まわりのランナーがみんな速そうに見えて、だんだんと不安になってきたのを今でも覚えてます。
スタートは順調、ふだんは走ることができない新潟の中心地を走るのはとても楽しく気分がよかったのですが、7kmを過ぎ残り2kmくらいになったところで急に脚が重く、呼吸も苦しくなってきました。今振り返ると、練習よりも相当速いペースで明らかにオーバーペース。ただその時は、なりふり構わずゼーゼーと呼吸をして、苦しい顔をしながらゴールしました。
ゴール後は川原の補給所でドリンクをもらったりパンをもらったりしましたが、正直、充実感や感動などは全くありませんでした。かと言って苦しいからもうイヤだ、といった感情もなく、ただ一つ「次はフルマラソンだな」という思いだけでした。
2011年10月:初フルマラソン
マラソン大会初参加の後は、1ヵ月後にぐんま県民マラソン(10km)、年が明けて2011年2月に浜松シティマラソン(16km)と参加しましたが、その後は大会には参加せずに、2011年10月の「新潟シティマラソン(フルマラソン)」に向けて練習を開始しました。
それまで練習でも大会でも20km以上走ったことがなかったので、まずは20km以上走ることを目標に練習を開始しました。
本格的に練習を始めたのは夏真っ盛りの8月初旬。気温は午前10時で30℃近くあったでしょうか?はじめて20km以上を!と臨んだ練習では18kmでダウン。家に着き15分ほど全く動けず、水も食べ物も全てもどしてしまいました・・・完全に熱中症の症状で胃腸をやられてしまい、その日1日は安静に。
はじめての長距離練習は苦い経験になりましたが、暑さに弱いことを勉強し、その後は早朝練習に切り替え、日が上り始める前の涼しい時間帯に練習するようにしました。
8月、9月と月間走行距離は200km。長距離練習も最終的に30km走るところまで練習できました。
そして、2011年10月9日(日)
初めてのフルマラソンとなる新潟シティマラソンに臨みました。
当日は気温26℃。暑かったですが天気もよく絶好のマラソン日和。練習の効果もあり25kmまでは順調に走りましたが、25km過ぎから脚が重く、30kmからはもういっぱいいっぱい。暑さの中ひーひー言いながら走ってました。40km過ぎからはふくらはぎが攣り始めペースを落として懸命にゴールを目指しました。ゴールでは友人が待っていたのでゴールテープだけは格好つけてゴール。
初フルマラソン完走。4時間9分18秒。
ひーひー言いながらでしたが一度も歩かなかったのは自分でもよくやった、と思います。
ランニングをはじめてからいつかはフルマラソン完走を!と思っていましたが、こんなに早くあっさり達成できるとは。よくフルマラソンは達成感がハンパないとか、人生観変わったという方もいますが、僕の場合はただ「疲れたぁ~~~~~」でした(笑)
その後:いろいろな可能性を目指して
初フルマラソンを完走してから、5km~フルマラソンまでタイムを狙ったりゆっくり走ったり、いろいろな大会に出場して、それぞれの楽しみ方を試してきました。
2012年10月には四万十川ウルトラマラソンで100kmに挑戦し、何とか制限時間内に完走しました。それまでの大会では「達成感」や「充実感」を味わうことがなかった僕が(楽しむことはできたんですよ)、初めて「達成感」「充実感」を味わったのがウルトラマラソン完走でした。
参考 四万十川ウルトラマラソン完走ブログ!全コースの体験談をご紹介
走っているときは「2度と出るもんか」と何度も思っていたのに、今ではもう一度あの「充実感」を味わいたいと思っているのですから面白いものです。
僕はどちらかというと、タイムをシビアに目指してガンガン走るよりも、長い距離をゆっくり、その土地の雰囲気を楽しみながら走る方が向いているようです。フルマラソンでサブ3.5!という目標はありますが!
※2019年4月にサブ3.5を達成しました!
参考 サブ3.5達成!前橋渋川マラソンの坂道コースを攻略した完走記をご紹介
いろんなランナーがそれぞれの楽しみ方を見出せるのが、ランニングの最大の魅力だと思っています。そして人と比較しない、自分の目標、楽しみ方を目指すことができるのも、ランニングの魅力なんだと思っています。
ランニングが僕の「生涯スポーツ」となるようにこれからも無理せず楽しみたいですね。