先日、ランニング後の筋肉疲労ケアに低周波治療器を検討している記事を書きました。
[参考]ランニング後のケアに低周波治療器
その後も効果や耐久性などをネットで調べ、候補にあがっていたオムロンの低周波治療器のうちの1つを購入し、早速使用してみました。
オムロン 低周波治療器 HV-F125
候補にあがってたうち、高周波出力機能も備えつつ、値段もサイズも手ごろなオムロンの「HV-F125」にしました。
本体自体のサイズは幅55×高さ130×奥行き21mmなので、宿泊を伴うマラソン大会や練習合宿などの携帯にも便利です。
昨年、オムロンから新発売となった「HV-F021」はコンパクトなサイズで片手操作を売りにしていますが、本体自体の厚みがあるため、私はこちらの「HV-F125」の方が持ちやすく感じました。
患部に張り付ける粘着パットは「30回使用で1洗い」×「10回洗い」=計300回使用できる耐久性とのこと。
ネットでは「粘着性が弱い」との意見もありましたが、私は「こんなにベタベタするんだ」と強力な粘着力に驚きました。
まだ新しいからということもあるかもしれませんが、接着面は広いですし、接骨院などの低周波治療器のパッドよりも全然粘着力があります。逆に指にくっついてくるので、患部に貼るのに一苦労。。。
低周波治療器の仕組み
説明書にもありましたが、低周波治療器による筋肉ケアでは、以下の2つの効果が期待できます。
1.筋肉のポンプ作用
筋肉が疲労すると、筋肉が炎症を起こしたり硬直するため血流が悪くなります。
血流が悪くなると、老廃物が溜まりやすく新たな栄養素が行き届かなくなるため、ダルさやむくみ、痛みにつながります。
低周波の電流で筋肉を収縮弛緩し血流を良くすることによって、老廃物や栄養素の循環がよくなり疲労回復の効果が期待できます。
2.痛みの信号を鈍くする
急激な痛みをやわらげるために使用します。
低周波の電流により痛みを伝達する神経に作用することによって、痛みの伝達信号が鈍くなり、痛みをやわらげる効果が期待できます。
私が期待しているのは1の筋肉のポンプ作用による疲労回復です。
低周波治療器を使用してみた感想
まずは肩に貼り付けて試してみました。
10段階の3~4くらいの低周波出力でもなかなかの刺激で、よくお笑いの罰ゲームであるみたいに、出力中は肩が持ち上がるような感じで、出力が止まると「ストン」と肩が落ちるような感じになります。接骨院などで低周波治療を受けたことがある方ならご存知だと思います。
低周波は「ドゴッ、ドゴッ、ドゴッ」と揉んだりたたいたりとマッサージを受けているような感覚、高周波は「ビビビビビビッ」と明らかに電気を流されているような感覚です。
低周波は1秒間に3回、高周波は1秒間に100回の電極の切り替えが起こり刺激されるため、上記のような感覚になるのですね。
次に肝心の膝回りの筋肉とふくらはぎの筋肉で試してみました。
肩回りの大きな筋肉と比べると、膝回りやふくらはぎの筋肉は小さいため、10段階の3~4の低周波出力では少し物足りません。
10段階の5以降の低周波出力、もしくは高周波出力だと効果が実感できます。
10分くらいの使用で、肩も膝回りもほぐれた感覚があります。マッサージを受けた後の感覚に近いですね。
まだ高負荷のランニングや長時間のランニングの後に試していないのですが、なかなか効果がありそうです。
[amazonjs asin=”B0000C9CV0″ locale=”JP” title=”オムロン 低周波治療器エレパルス HV-F125”]
ケガが再発しやすい腸脛靭帯や足裏などに定期的に使用していきたいですね。