初めてのフルマラソン!完走のために携帯するグッズをご紹介!

初めてのフルマラソン

市民ランナーの場合、フルマラソンという長い距離・長い時間を走るためには最低限のサポートグッズが必要です。

特に、初めてのフルマラソンでは何が起こるかわかりません。

練習よりもペースが速くなることはよくあることだし、思いもかけないトラブルが発生する場合もあります。

そんなトラブルを避けるためにも、初めてのフルマラソンで完走するために、これだけは揃えておきたい(使いたい)グッズをご紹介します。

ぜひご参考にして、初めてのフルマラソンを見事完走してみてください!

ランウェア・ラングッズ一覧

初めてのフルマラソンの服装(ランウェア)と最低限使いたいラングッズです。

  • ランニングキャップ(サンバイザー)
  • アイウェア(サングラス)
  • 機能性タイツ
  • アームカバー(アームスリーブ)
  • ランニングポーチ

ランニングキャップ(サンバイザー)

ランニングキャップやサンバイザーをかぶらない人もいますが、練習でも本番でも1つくらいは持っておいていいグッズです。

特に初フルマラソンならなるべくかぶるようにしましょう。

ランニングキャップ(サンバイザー)の効果は以下のとおりです。

  • 直射日光から頭を守る(キャップのみ)
  • 直射日光から目や顔を守る
  • 汗が顔に流れるのを防いでくれる
  • 雨が顔に当たるのを防いでくれる

太陽の日差しは想像以上に体力を消耗します。

特にフルマラソンという長い時間、同じ部分にあたる日光は体力を奪いかなりのストレスになります。

日差しの影響を受けるのは「目」「頭」「首の後ろ(後頭部)」「肩」「腕」です。

特に頭の日差しは、吐き気・頭痛・集中力の低下につながるので、ランニングキャップでなるべく防ぐようにしましょう。

ランニングキャップやサンバイザーは、キャップの淵がタオル生地のようになっていて汗を吸収してくれるようになっています。また、速乾性があります。走っている最中に顔に流れてくる汗はストレスになります。ランニングキャップが頭の汗が顔に流れるのを防いでくれるので便利です。

また、ランニングキャップやサンバイザーは雨の日のランでも効果を発揮します。

雨が直接顔に当たることは思いのほかストレスになります。ランニングキャップやサンバイザーの長めのツバは、日差しを遮るとともに、雨のときの雨粒防止にもなります。

但し、ランニングキャップは機能を活かすため、頭の部分が浅い作りになっているものがほとんどで、人によっては全っ然似合いません笑
僕も「ランニングキャップが激しく似合わない市民ランナーの代表」なので、サンバイザーを使うほうが多いです。

参考 ランニングキャップが似合わない!似合うかぶり方と解決法

僕は走る時間の長い100kmウルトラのときにキャップを使い、あとはサンバイザーです。どちらがいいかは、普段の練習で試してみて自分に合う方を選ぶといいでしょう。

サングラス(アイウェア)

サングラス(アイウェア)も練習、本番ともに使用します。

サングラスの効果は以下のとおりです。

  • 直射日光、照り返しから目を守る
  • 風から目を守る
  • 雨よけ

僕は暑さにも弱いですが、日差しにも弱く、すぐに目が日焼けしてしまうため、スキーでもゴルフでも、日常生活の車の運転でもUVカットのサングラスが必須です。

僕のように目が弱くなくても、アスファルトの照り返しは強烈です。

目の疲れは体全体のストレスとなって集中力が落ちるので、天気のいい昼間のランニングではサングラスの着用をお勧めします。

また、天気の悪い日でも、風や雨から目を守ることもストレス軽減となります。

特に、雨粒・チリ・ホコリなどから目を守ることで、ランニングのパフォーマンスは驚くほど上がります。

晴天用のブラックサングラスと、雨・風の日用のクリアサングラスを使い分けられれば理想です。僕はブラックサングラスしか持っていませんが・・・(^_^;)

機能性タイツ

初フルマラソンでもサブ3を狙うようなランナーには必要ありませんが・・・

サブ4前後、サブ4よりも遅いランナーの場合、初フルマラソンに機能性タイツは必須です!

脚の筋肉は着地の際に大きくブレます。どんなに引き締まった筋肉でも着地のブレは筋肉を疲労させます。

10kmマラソンやハーフマラソンの距離なら問題ありませんが、フルマラソンになると筋肉のブレの小さな疲労がコツコツ溜まり、筋肉疲労・脚のつり・肉離れとなって現れるのが35km付近です。

実際に機能性タイツを履いて走ってみるとわかります。

同じ30kmロング走でも、機能性タイツを履いて走るのと履かないで走るのでは、終盤の脚の疲れ方が全然違います。

それほど、着地の筋肉のブレを防止することは重要なんです。

35km付近で脚の攣りや肉離れにならないために、ぜひ使ってみてください。

アームカバー(アームスリーブ)

アームカバー(アームスリーブ)は文字どおり腕につけるタイツです。

アームカバーの効果、実はいろいろあります。

  • 防寒対策
  • 腕の疲れを防止する
  • 日焼けによる消耗防止

ランニングのメインシーズンである秋・冬・春は、スタート前から走り始めは結構寒いです。ただ走り出して体が暖まると長袖では暑いし邪魔くさい。

そんなときにアームカバーは便利です。

スタート前は走り始めは防寒になるし、暑くなったらアームカバーを外してランニングポーチに入れたりポケットに入れれば邪魔にもなりません。

段階着圧機能のあるアームカバーは腕の疲れの防止にもなります。

腕の疲れは上半身の疲れにつながります。

フルマラソンでは、長時間連続で腕を振り続けることになります。フルマラソン後半になれば腕も疲れてくるし、上半身も疲れてきて全体的な疲労につながります。

機能性タイツと同じく、アームカバーで腕の筋肉のブレを防ぐことで、疲労軽減になりフルマラソン後半のパフォーマンス向上につながります。

初めてのフルマラソンでは、ぜひアームカバーも使いたいところです。

ランニングポーチ

ランニングポーチは主に練習のときに必要です。
僕は以下のケースではポーチを使います。

  • 練習のランニング
  • スマホを持って走る大会(ファンラン)
  • 100kmウルトラマラソン

要は「スマホやジェルなど携帯品が多い場合に使用する」ということです。

練習でロング走やLSDをするときはあった方が便利です。

家の周りをぐるぐる走るだけならよいのですが、ロング走やLSDは家を離れ遠くに走ることも多いでしょう。走りに行った先でどんなことが起こるかわかりません。「携帯電話・小銭・ティッシュ・絆創膏・塩飴」などをポーチにいれて走りましょう。

僕は、これからの季節(秋~冬)はそれほど水分を摂取しないので、よほど距離を走らない限り水分は持ちませんが、ボトル付きのランニングポーチでスポーツドリンクなどを携帯するのもよいでしょう。

こういった「ベルトタイプのポーチ」は便利ですが、締め付けが気になる人や夏場で汗をかく時などは普通のタイプのポーチがいいでしょう。

ボトルを携帯できるポーチもあるのですが、ボトルを腰につけて走ると結構邪魔だし、ボトルが当たって痛くなる場合があるので、個人的にはあまりおすすめしません。ボトルも携帯したい場合はザックの方がいいでしょう。

フルマラソンで携帯するもの(携行品)

初フルマラソン完走のために、ウェストポーチに携帯するグッズをご紹介します。

  • エナジーバー(エネルギーバー)
  • 飴(塩飴)
  • 塩熱サプリ
  • ポケットティッシュ、絆創膏

エナジージェル(エネルギーバー)

エナジージェルは、栄養補給と気分転換の目的で必ず持参してください。

特にフルマラソンの完走に4時間以上かかるランナーは、レース中のエネルギー補給が必須です。

補給しないと、フルマラソン後半の疲れ・脚のつり・筋肉疲労につながります。

最近の大会は、エイドでの補給食が充実しています。特に東京マラソンのようなお祭り的な大会になればエイドもさることながら、私設エイドも充実しています。

ですが、エナジージェルは練習でも食べておくことができるため、普段食べなれているものを補給したい人や、効率よくエネルギーを補給したい人にはお勧めです。

また、ランニング中は胃腸の機能が低下します。

パンやおにぎりなど固形物よりも、エナジージェルのような消化吸収の良いものの方が効果があり、胃腸の弱い人にもおすすめです。

エナジージェルには2つのパターンがあります。

  1. 液体に近くてぐいっと飲むタイプ
  2. ゼリーのように少し歯ごたえがあるタイプ

どちらがいいかは個人の好みによります。

僕は基本的には液体に近いタイプがいいのですが、ウルトラマラソンなど距離も時間も長く、エナジージェルを何個も摂取する場合は、ゼリーに近い歯ごたえのあるジェルも欲しくなります。

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液体タイプでおすすめなのがアミノサウルス。
特に、カフェイン入りの方は疲れている終盤に飲むと効果抜群です。

ゼリーに近いタイプでおすすめはメダリストです。

アミノサウルス、メダリストのどちらもマラソン大会で実際に使ってます。

飴(塩飴)

飴は糖分補給と気分転換の目的で持参します。特に塩飴などを携帯すれば同時に塩分も補給できるので理想です。

飴は5個程度持参して「10kmごとに1つなめる」と決めておくと、気分転換やレースの目標にもなるので有効です。僕は「20kmから10kmごとに1つ、あとは気分でなめたくなったらなめる」ということにしています。

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塩熱サプリ

個人的に塩熱サプリは超おすすめ!

電解質補給サプリで、汗で失われる電解質と塩分を同時に補給できます。

僕は、初フルマラソンと2回目のフルマラソン両方とも40km過ぎにふくらはぎが痙攣を起こしてつってしまい、大幅なペースダウンを余儀なくされました。

調べてみると、電解質や塩分が失われることによって、痙攣やつりを発症するとのこと。

塩熱サプリを持参して10kmごとに1つ摂取するようにしたところ、40km過ぎの脚の痙攣は全くなくなりました。

練習を積んだことや経験による慣れなどもあると思いますが、タブレットで味もいいので飲みやすく、気分転換にもなるので必ず持参するようにしています。

冬の寒い時期で見た目に汗が流れていなくても、蒸発しているだけで体からは結構な水分、塩分が出ています。不安な方は持参するといいでしょう。

小分けの袋に入れて5つくらい携帯してます。

ポケットティッシュ、絆創膏

ポケットティッシュや絆創膏は「何かあったときのため」です。

マラソン大会は大人数で走ります。特にフルマラソンのような大きな大会では参加人数も多くなり、スタート直後は非常に混雑します。混雑するとランナー同士の接触も多くなり、転倒するランナーをよく見かけます。

転倒時の応急処置にポケットティッシュや絆創膏は役に立ちます。

また、靴擦れ、マメ、水ぶくれなど、練習時にはなかったアクシデントが起こるのも本番ならではです。靴擦れ、マメ、水ぶくれなどは、絆創膏を張るだけで痛みが大幅に軽減しますし、多めに持参してほしいアイテムです。

スポーツドリンクなどを携帯するランナーもいますが、エイドには必ず水とスポーツドリンクがありますし、それ以上の摂取は逆に飲み過ぎなような気がします。飲みものは重量もありますし、よほど不安な人以外は持参しなくてもよいでしょう。

初めてのフルマラソンで携帯するグッズのまとめ

以上、初フルマラソンで完走するためのラングッズをご紹介しました。

どれも初フルマラソン完走を大きくサポートしてくれるグッズですが、本番でいきなり使うのではなく、事前の練習で何回か試しておくといいですね。

サポートグッズを上手く利用して、ぜひ初フルマラソンを完走してください!

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