腸脛靭帯炎の治療は複数の病院に通いましょう!

2012年10月下旬に腸脛靭帯炎を発症してから3週間後。

大阪マラソンのため無理な練習を続けた結果、左膝の曲げ伸ばしが困難になる程の痛みとなり、大阪マラソンを諦め、翌日から病院に通うことにしました。

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腸脛靭帯炎の治療でA病院に通院

地元にある有名なA病院に通うことにしました。

ここは脚(下半身)の治療や診察が有名な整形外科で、特に膝関節や股関節など関節のケガや病気に対しての評判が高い病院でした。

先生にケガの経緯、症状を伝え、レントゲン、可動域、痛む箇所・痛み方の確認など一通り診察を受けた結果「腸脛靭帯炎」と診断されました。

予想はしていたので、今の症状でどのくらいで治るか聞いたところ、「年内一杯(2012年11月下旬~12月末日)はランニング中止。普段の生活でも極力膝を使う動作は避ける」とのことで、曲げ伸ばしもできず、歩くのにも痛みを伴うのは相当悪化しているとのことでした。

年内一杯は長いな、と思いつつも、足底筋膜炎の経験もあり、1ヵ月しっかり休んで、年が明けてから仕切り直してランニングに励もう!と前向きに捉えていました。

その日は痛みが激しいため、炎症止めと痛み止めの注射を打ち、1ヶ月分の炎症止めの薬(投薬)と冷湿布を処方されました。

注射の効果は絶大で、歩くのも困難だった膝の痛みが、その日の夜には曲げ伸ばししても痛くないほどになっていました。

但し、これは痛み止めの効果で3、4日するとまた痛み出すとのことでした。そしてその通り3日後くらいから痛み出しましたが、曲げ伸ばしはできるようにはなっていました。

初日の出ランニングで膝の状態を確認

年が明けて2013年1月。

普段の生活や歩くときには痛みや違和感は無くなり、ランニングできる手応えを感じていました。

そこで、年が明けてからの1週間に3回の初日の出ランニングを実施しました。
ペースは7分半/km。いつもの周回コースを1周(3.3km)。

結果、1回目、2回目のランニングで左膝に違和感が発生し、3回目のランニングで痛みに変わりました。

この時点でランニングを中止。

普段の生活では、痛みや違和感が全くなかっただけに、こんなに短い距離でゆっくりなペースでも痛み出すのか、と落胆しました。

同時に、1ヵ月以上ランニングを休止しても全く治っていなかったことで、このままランニング休止を続けていても改善がみられないと判断し、違う病院に通うことにしました。

腸脛靭帯炎の治療でB病院に通院

2013年1月中旬から、地元のB病院に通うことにしました。

このB病院はNPO法人「日医ジョガーズ」に登録している先生が院長を務める病院で、先生自身がランナー(しかも速い!)であるため、ランナーが患うケガや対処法などに詳しいと思ったからです。

一通り診察した結果は「腸脛靭帯炎」

A病院とは異なり、炎症止めの投薬治療ではなく、毎日のレーザー照射によるリハビリ治療か2週間に1度炎症止めの注射を打つ治療か、どちらか生活のペースに合う方を選択してくださいとのことでした。

毎日通院はさすがに無理だったので、2週間に1度の注射治療を選択。

左膝の状態を確認するためのゆるジョグであればOKとのことでしたので、以後2週間に1度の注射治療を続けながら、1週間に1度程度のゆるジョグ(8分以上/kmで2~3km)を1月中旬~3月下旬まで続けました。

この間の左膝の状態は「その日次第」
何もない日があれば、違和感があったり、弱い痛みがあったり、強い痛みがあったり。

その間の通院で問診も受けました。

私としては同じランナー目線で、ランニングフォームの改善策やストレッチ方法など教えてもらえるのかと期待したのですが、こちらから話を振ってもそういう話にはならず、ただ淡々と治療を受けるだけでした・・・(-_-;)

また、3月下旬に風邪をこじらし、3日間熱で寝込んでいたのですが、熱で全身の筋肉に痛みが発生した結果、左膝の腸脛靭帯に痛みが残り、風邪が治っても左膝の痛みが引かない状態になっていました。

そのことを先生に伝えると「そんなことはない」とのこと。
う~ん、、、発熱を機に患部が痛くなるのはよく聞く話だし、実際に痛くなっているんだけどなー(-_-;)

何となく相性が合わないな、とは思っていましたが、このやりとりを機に、再度前回のA病院に通うことにしました。

ランナーの怪我 必ず複数の病院に通ってください

ランナーに怪我はつきものです。特に市民ランナーは腸脛靭帯炎や足底筋膜炎を発症しやすい。

自分で対策しても思わしくないときは、病院へ行くことをお勧めしますが、もしそれでも治りが良くない、と感じる場合は複数の病院に通うことをお勧めします。

同じ怪我でも病院によって治療法は違います。そして治る早さも人によって違います。僕の場合、上記のA病院が相性が良かったのですが、病院と自分の相性もあります。疑問に思いながら通うよりも、自分で納得できるところに通った方が精神的にも楽だし、治りも早いような気がします。

怪我をしてなかなか治らないときって、結構不安になりますよね。

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