2012年10月下旬に腸脛靭帯炎を発症してから半年。
一向に回復の兆しが見えないまま半年が過ぎ、普段の生活では大丈夫なのに、走ると違和感や痛みが発生する日々を繰り返していました。
そんな中、2つ目に通院したB病院はあまり相性が良くないと感じていたため、改めて最初に通院したA病院に行きました。
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A病院にて再検査
2013年4月上旬。腸脛靭帯炎を発症して最初に通院したA病院に再度通いました。
B病院へ通っていたことや、違和感、痛みが繰り返すことを説明し、3月末の発熱を境に痛みが増した旨伝えました。
発熱で筋肉系の患部の痛みが増すことはよくあるとのことで、とりあえず安心しましたが、先生から意外なことを告げられました。
「ここまで長引くとすると、可能性は低いが腸脛靭帯炎ではなく膝軟骨の損傷やリウマチなども考えられる。一度徹底的に検査して、原因をはっきり断定してから治療に専念した方がよい」とのことでした。
正直、増した痛みを注射で散らして、炎症止め投薬と冷湿布になると思っていただけに驚きましたが、ここまできたらできることをやってみよう、と思い、MRIや血液検査などの精密検査を受けることにしました。
精密検査の結果、膝軟骨の損傷やリウマチの可能性はなく、MRIでは腸脛靭帯に炎症が見られることから、間違いなく腸脛靭帯炎でした。
このまま炎症止めの投薬と冷湿布を続けていき、回復しなければ、歩行フォームやランニングフォームの改善などリハビリを行い、腸脛靭帯に負担の少ない生活、ランニングができるようにしていきましょう、とのことでした。
回復のために、いろいろな角度からのアプローチが残っていることを教えてもらい、気分的にも前向きになることができました。
腸脛靭帯炎の回復
2013年5月。
それまで、5km走るとどんなペースであれ、左膝に違和感や痛みが発生していたのですが、ゆるジョグペース(7~8分/km)であれば、違和感なく走ることができるようになっていました。
週2、3回のペースですが5月の1ヵ月間を違和感や痛みなく走ることができたため、2013年6月9日の「第30回群馬の森さわやかマラソン(5kmの部)」に出場しました。
7分/kmペースとゆっくりペースで順位は最後の方でしたが、気持ちよく走ることができ、久しぶりに大会に参加する嬉しさと充実感を感じることができました。
また、普段は大会に参加すると、必ずタイムを狙った走りをしていただけに、大会でゆっくり景色を楽しみ、ボランティアの方と会話をしながら走ったのは初めてで、新たな楽しみを発見した大会になりました。
腸脛靭帯炎の再発
第30回群馬の森さわやかマラソンから2日後の朝ラン。
それまでと変わらす、ゆっくり5kmを走っていたときに突然左膝に痛みが発生しました。
すぐにランニングを中止しましたが、痛みは残り、翌日から走れない日に逆戻りとなりました。
特別体が疲れていたわけでもなく、追い込んだランニングだったわけでもなかったために、もうまともに走ることはできないんじゃないか、と本気で落ち込みました。
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