第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン当日の完走記

2017年6月25日に開催された「第32回サロマ湖100kmウルトラマラソン」の振り返り、今回は「大会当日の完走記」です。

前日に北見市入りしてホテルで1泊。
20時過ぎに布団に入り、当日は午前1時に起床予定。

大会会場入りからレースの全行程まで、完走記をまとめます。

かなり長くなりますが、最後までご覧ください~~

大会会場入りまで

1:00 起床

前日は20時過ぎに就寝。
途中、何度か目が覚めたけど、比較的ゆっくり寝ることができました。

睡眠時間は4時間半くらい。
これだけ眠ることができれば十分です。

起きてからシャワーを浴びて、まずは早めの朝食を

  • 大きめのおにぎり1個
  • 普通のおにぎり1個
  • カップ味噌汁1杯

最近は、マラソン大会の朝食におにぎり(ご飯)と味噌汁を飲むことにしてます。おにぎりは腹持ちがいいため。味噌汁はなんとなく飲みたくなるのと、おにぎり(ご飯)と一緒だと食べやすいためです。

今回も走っている最中のお腹ゴロゴロを避けるため、大量に食べることはしませんでした。

走る格好に着替えて、足底腱膜をサポートするテーピングをします。
これも僕の中では定番のルーティーンです。

雨が降る予報なので、腰に巻けるゴムにホッチキスでゼッケンを付ける戦法です。※写真撮ればよかった・・・

トレイル専門の知人のアドバイスで、こうすることで着替えたり、ウィンドブレーカーを脱いだり着たりするときもすぐにゼッケンを変えることができます。

2:30 ホテルパコジュニア北見を出発

2時半にホテルのロビーに集合して、2時半過ぎにホテルを出発。

出発時の北見市はポツリポツリと降っている状態。

一路スタート地点となる「湧別総合体育館」へ

ただ、天気予報ではサロマ湖周辺は1日中「雨」。午前は南よりの風でそれほど寒くならないものの、午後は北寄りの風が強く寒くなるとのこと。

果たして天気予報どおりになってしまうのか・・・

3:50 湧別総合体育館に到着

3:50頃にスタート地点の湧別総合体育館に到着。

駐車場はすでに満車に近い状態。
なんとかギリギリ(ちょっとだけ強引に)停めることができました。

気になる天気は・・・

「雨」

小雨でもポツリポツリでもなく、しっかり降ってます。

駐車場のところにある施設のロビーで最終的な準備。

ここで

  • アミノバイタルパーフェクトエネルギー

を摂取。

結局、最終的なスタート時のウェア(格好)は

  • サンバイザー
  • サングラス
  • ランニンググローブ
  • アームカバー(アームスリーブ)
  • 首に薄手のタオルを巻く
  • ファイントラック(上半身インナー)
  • Tシャツ
  • ウィンドブレーカー
  • ポンチョ(ラン用のノースリーブ)
  • ワコール機能性タイツ
  • ハーフパンツ
  • ランニングソックス
  • ミズノウェーブライダー(シューズ)
  • ポンチョ(ダイソーの全体を覆うやつ)

かなり厚着のような気もしますが、暑くなったら脱いで腰に巻いたりすればいいだけ。

スタートまで極力濡れることを避けるため、前日ダイソーで購入したポンチョをかぶりましたが、結局最後までポンチョをかぶったまま走りました(笑)

4:20 円陣を組んでスタート地点へ

すべての準備を済ませて、一緒に走る4人と円陣!!

お互いの健闘、そして完走を願います!

スタート地点に行ってからアミノサウルスを飲む!

・・・けど、雨で手が濡れて、思うようにアミノサウルスの袋が破けない・・・先が思いやられるなぁ・・・

スタート地点のフットサル施設?のようなところで待っていると、雨が音を立てて土砂降りに。これには知人と目を合わせて笑うしかありませんでした(笑)

もう、なりふり構わず走るしかないですね。

スタート15分前くらいにスタート地点に移動。雨は強さを増すばかりです。

サロマ湖100kmウルトラマラソン完走記

午前5時 スタート!!

午前5時、第32回サロマ湖100kmウルトラマラソンスタートです!

降りしきる雨。
どんなレースになるかわかりませんが、対策はしてきたつもりです。

「とにかく、いつものLSDのようにできるだけ楽しもう」

そう、臨んだスタートでした。

スタート~20km

スタートしてすぐに知人4人とははぐれます。

ちなみに、今回の4人は走力的に

  • 僕:13時間でギリギリ完走
  • 知人O:12時間切りを目指す
  • 知人M:11時間切りを目指す
  • 知人P:未知数

といった感じです。

知人Oは3月にナゴウラ(沖縄県名護市の100km)を完走。ここまでフルマラソンも3回、練習も順調に積んできたランナーです。

知人Mはハセツネを完走するほどの実力者。今回は完走は当たり前、記録狙いです。

知人Pは未知数(笑)
というのも、事前の練習での最長距離は20km。フルマラソンやウルトラマラソンの完走経験は豊富ですが「途中のレストステーションでリタイアしそうです~」と言っていたので、どの程度かわかりませんでした。

※ちなみに、今回は写真があまりありません。雨があまりにも強く、iPhoneの水没防止のためです。天気が良ければいっぱい撮ったのに・・・

スタートからの雨は止む気配は無し。
弱くなったり強くなったりの繰り返しです。

道路の途中で水たまりが多数。
最初のうちは「水たまり回避の渋滞」が起きていましたが、まあ、走っているうちにシューズはずぶ濡れ、足はグチョグチョになるから仕方ないですね。

10kmくらい走った後「サロマ湖」の看板。

15km地点で最初のハニースティンガーを摂取。

雨と風の中ひたすら走り続けて、20km手前でようやく最初の折り返しポイント「三里番屋の折返し」です。

ここまでのペースはキロ6分30秒~6分40秒。

爆弾を抱えている左膝の痛みも今のところ出てません。太ももの違和感はありますが、まだまだ普通に走れそうな状態で、ここまでは非常に順調です。

スタート~20km 2:15:50

20km~40km

20km過ぎのエイドでバナナを摂取。

バナナを食べてスポーツドリンクを飲んだらすぐに出発。

今年の目標のひとつが

「エイドではできるだけ休まない!」

だったので、それを実践。

サロマのように制限時間の厳しい大会では、細かい休憩時間も後々ボディーブローのように効いてきます。また、休みグセをつけるのも良くないので。

そういった細かい作戦と心の準備のおかげで、20km~40kmの区間をリズム良く走ることができて、ケガの状態も今のところ鳴りを潜めています。ここまでは非常に順調です。

途中で、先に行ったはずのPさんとMさんに抜かれる。二人ともトイレ休憩が長くなったとのこと。雨の寒さでトイレが近くなる人が多いみたいですね。

脚のケガが出ることなく順調に走っていましたが、40km地点の前あたりから体全体がちょっと疲れてきました・・・

20km~40km 2:16:30

40km~60km

体の疲れの原因、それはすぐにわかりました。

「暑さ」です。

雨と風は強かったのですが、体感的に午前の気温は高かった気がします。

走っている最中に暑さを感じて、Tシャツの下はかなり汗をかいた状態。

  • ファイントラック(インナー)
  • Tシャツ
  • ウィンドブレーカー
  • ベスト型ポンチョ
  • 全体を覆うポンチョ
  • 首周りにタオル

と、かなりの重ね着なので暑いのは当然なのですが、ここでの判断は非常に難しかった。

ウィンドブレーカーの上を開けて風の通りをよくするだけで、ここでポンチョやウィンドブレーカーを脱ぐことはしませんでした。体が冷えてしまうことによる震えやパフォーマンスの低下の方がより重大と判断したからです。

ただ、走り終わった今振り返っても、あの時の暑さでパフォーマンスが落ちたのも事実で、どちらが正解だったのかは、今となってみてもわかりません。。。

40kmからは、国道を逸れて車のないサロマ湖畔を走るのですが、その入口のところに停まっていた収容のバスにランナーが満員になるほど乗ってました。

さて、サロマ湖畔に入って少し走ると・・・
今年も来ました!42.195km地点!

足の状態もイマイチでしたが、なんとかここまでは走ることができました。

ここから54.5km地点のレストステーションまでは約12km。
この12kmが地味に長く感じます。

なかなかペースが上がらないし、疲れを感じるようにもなってきましたが、ここで注意したことも「絶対に歩かないこと」

今年はとにかく「急坂や給水所以外では絶対に歩かない、休まない」と決めていたので、それだけは守ろうと頑張って走りました。

体の疲れ・足の疲れをかなり感じてきたころに、54.5km地点のレストステーション「グランディアサロマ湖」に到着。グランディアサロマ湖には6時間20分程度で到着。ここを6時間30分程度で出発できれば完走はイケる!と思っていただけに、ここまで予定通り。

レストステーションでの作業はしっかりシミュレーションしてきた。雨の対策もバッチリ!

  • 荷物を受け取る
  • ダイソーで購入したビニールシートを広げて座る(←これは良かった!)
  • アミノバイタルパーフェクトエネルギーを摂取
  • TOP SPEED(スズメバチのやつ)を摂取
  • コンビニおにぎり半分食べる(若干食欲なし)
  • グリーンモンスターを半分飲む(寒くて全部は飲めない)
  • エナジージェル系をポケットに補充
  • ランニンググローブを取り替える

ここまで急いで作業したけど、要した時間は10分。雨で手元が滑るのと、ランニンググローブの取り替えに少し手間取ったのが時間がかかった要因。

荷物を預けてグランディアサロマ湖を出発。

出発するときに、最年少グランドブルー走者であり、ギリギリ完走マスターの「アート鈴木さん(鈴木健司さん)」が荷物を持って入ってくるのを発見!

よし!鈴木さんより前にいる!(笑)

ということで、グランディアサロマ湖の坂を歩きながらゆっくりと出発。

しばらくゆっくり走っていると、前方に知人Oさんを発見!!

最初は12時間切りを目指していいペースで走っていたOさんでしたが、ここへ来てペースが上がらないとのこと。後で聞いたら、最初に飛ばしすぎたのと、寒さで体調が優れなかったことがペースダウンにつながったのではないか?との分析。うむむ、やはり今年の雨と風は恐ろしい・・・

この辺から最後までは、歩いて走るリズムのOさんと、終始トボトボ走る僕の抜きつ抜かれつの戦い(笑) 実際には戦いというよりも、Oさんを目標に走っていたので大いに助けられました。

60km地点到着は、07:14:59。

7時間ジャストなら、残り40kmで6時間あるためかなり余裕ができると目論んでいましたが、さすがにそこまでの余裕はできなかったですね。でも、まずまずのペースで60kmを通過しました。

40km~60km 2:42:39(大エイドでの休憩含む)

60km~80km

60kmを過ぎて少し走ったところで、この大会初めてのトイレ休憩。6分ほどのロス。

ちなみに、走っている最中のトイレ休憩はなんとこの1回だけ!
出たくないのではなく、正直我慢してました。トイレを我慢できるのが僕の唯一の取り柄かもしれません(笑) が、トイレがもう少し充実していればためらいなくトイレ休憩入れるのですが。。。まあ、トイレがショボいのは仕方ないんでしょうかね。

トイレ休憩を入れて走っていると、、、

キタ!左膝の痛み!

金曜日(前々日)の麻酔注射が効いてダルさで済んでいましたが、徐々に我慢が厳しくなってくるほどの痛みに変わってきました。

残りは37kmちょっと。

エイドで様子を見ながら「最後まで膝が持つのか?」と、今大会初めて弱気になります。が、「とりあえず行けるところまで行こう」と切り替えて走り出します。

ここのエイドは「魔女の森」手前のエイドだったのですが、エイドの椅子には寒さに震えて収容車を待つランナーでいっぱいでした。たしかにここの地点は雨も風も強くて厳しかった。。。

暑い日は、生い茂る木々が少しの涼しさを与えてくれる魔女の森。

ですが、僕は2年連続で魔女の森の寒さを味わうことに(笑)

木々から落ちる雨粒が大きかったので、ポンチョの帽子をかぶって走ります。

膝の痛みと疲れでペースは極端にダウン。キロ7分半~45秒。でも、このペースが維持できれば完走はできるので、とりあえず魔女の森を抜けた後のエイド「斎藤商店」を目指して黙々と走ります。

魔女の森を抜けて佐呂間大橋を渡り左に折れると、見えてきました!黄色い建物「斎藤商店」※今年は写真がなくてすいません・・・

ここで温かいおしぼり、温かいお茶、レモンをもらう。

斎藤商店を過ぎてからは、しばらく我慢のラン。

膝の痛みと疲れを紛らわすために、携帯していたウォークマンでお気に入りの曲を聴き始めます。膝の痛みでペースは遅いけど、いいリズムで走れる。なによりここまでほとんど歩きがない。できるだけ歩かないことを目標としていただけに、このペースを保つために頑張る、頑張る!

相変わらず知人のOさんと抜きつ抜かれつを繰り返しながら、74km地点のエイド「鶴雅リゾート」が見えたあたりで、思いもよらぬアクシデント!

めまいのような感覚が襲い、少しフラフラした状態に!

ハンガーノック手前なのか?疲れか?

とりあえずエイドでお茶とバナナを受け取って椅子に腰掛ける。
めまいは大丈夫そうだが、膝がかなり痛む。

ポケットから「ハニースティンガー」を出して摂取。
振り返ると、これが食べ物の最後の補給でした。

ここで険しそうな顔をしていたら、後からOさん到着

『どうしたの?』
「膝の痛みがかなり厳しい・・・」
『大丈夫?でももう少し頑張るでしょ?』

心が弱気になりかけていただけに、正直この言葉には助けられました。

2分くらい椅子で休憩した後、ふたたび走り始める。

めまいはない。走れる。

膝の痛み・体全体の疲れ・そして新たに発生した足首の痛み。

ここまで走れば痛いのは当たり前ですが、ひたすらワッカ前の79.3km地点の関門(エイド)を目指して走ります。

75kmを過ぎて、対岸にワッカ原生花園が見える。近づけばワッカを走るランナーが見えます。

「早くワッカに着きたい!」

そればかりを考えながら、少しの上り下りを乗り越えて、ついにワッカ原生前の79.3km地点の関門(エイド)に到着!時間は9時間54分!

80km地点で残り3時間。キロ9分で走っても完走できることから、ここで今大会初めて余裕ができます。

スポーツドリンクだけを受け取って、地べたに座る。
食べ物は食べられそうにありません。

屈伸などをしながら膝や太ももを軽くマッサージ。
大丈夫、走れない痛みじゃない(かなり痛いけどw)

そこへOさんも到着。

「なんとか完走行けそうだね」

お互い余裕が出始める。

が、ここで鈴木さん通過!

「あ、鈴木さんだ!」

というと、

『大丈夫、全然余裕ですよ!』

と、野太いダンディーな声で返事(笑)
相変わらずガタイも良くてカッコイイな~。

時間的には余裕だけど、ワッカは意外と起伏があり、折り返し地点の上り下りはかなりの勾配。膝のケガもあるから長く歩く状況も予想されます。

そんなに余裕くれてる状況じゃない!と気を引き締めて走り出す。

80km地点付近で、トイレ休憩するOさんと別れる。

60km~80km 2:47:46

80km~ゴール

80km地点を過ぎて木々を抜けると、ワッカ原生が広がります!
(写真撮りたかった~~)

左手にはサロマ湖、右手にはオホーツク海という最高のロケーション!
2年連続雨という環境ですが、それでも景色は絶景。
ここを、晴れた日に体力に余裕のある状態で走ってみたいものです。

ワッカの道にも大きな水たまりがところどころあり、折り返しのランナーと交錯しそうになりながら、なるべくペースを落とさず走ります。

少し走ると、折り返して戻ってくるMさんの姿が!

「頑張って!」

と声をかけられますが、僕は膝の痛みと疲れで応えるのが精一杯。Mさんは余裕が感じられます。それもそのはずで、彼は、90km~ゴールまでの10kmがこの日最速、キロ6分を切るペースで走っています。さすがハセツネランナーです。

余裕を作ってゴールを迎えたいのでペースを上げたいところですが、膝の痛みと疲れが限界です。

ここからの1km、1kmがとにかく長かった。

ワッカの折り返しである8km先を目指しますが、普段ならなんてことはない8km。この日ばかりは恐ろしく長くつらい8kmです。

ただ、人間追い詰められるとまだまだパワーが出るものですね。

ペースは遅いですが、キロ8分を切るペースで歩くことなく走り続けていました。

折り返しを「まだか、まだか」と求めながら走り続けると、遠くの方に「折り返し地点であるワッカの橋」が見えてきます。

ワッカの大自然の中に突如現れる壮大な建造物。
白っぽい、グレーっぽい橋が、逆に非現実的な、幻想的な雰囲気を醸し出します。

それにしても、90km近く走ってきたランナーに対して、急勾配のある橋を折り返しにするとは、サロマ湖100kmウルトラマラソンの主催者もなかなかのドSっぷりです(笑)

ようやく橋にたどり着き

「よし!ここも歩かないぞ!」

と思った瞬間!

橋の奥から強烈に吹きすさぶ向かい風に、走ることができませんでした。たぶん今大会一番の向かい風(笑)

急勾配の上り坂で向かい風、さすがにここは歩きました。

でも、下りは脚の痛みに耐えながらなんとか走る!走る!

ワッカの橋で折り返して、下り坂を走っていると、80km地点で別れたOさんとすれ違います。ハイタッチ(ではなくミドルタッチくらい)を交わしますが、お互い余裕のない表情。

坂を下りきったところの給水所でスポーツドリンクを飲み、少し走ると90km地点。

長かった100kmの道のりも、いよいよラスト10kmです。

ここでの通過時間は、11時間24分くらい。かなり心に余裕が生まれます。

とはいえ、膝の痛み・足首の痛み・体の疲れは限界を超えています。

特に膝の痛みは騙し騙し、走れなくなる痛さにならないように慎重に一歩一歩進みます。雨が弱まる地点もあって写真を撮りたかったのですが、体力的にそんな余裕なし!

目の前に広がるワッカを前に「つらいよ~、つらいよ~」と思いながら走ります。と同時に、膝の痛みを抱えながらもほとんど歩かなかった自分に対し、充実感・満足感を感じながらのランでもありました。

僕の走る時間帯だと、完走が見えてくるので歩く人もほとんど。

そんな中、ペースはキロ8分近くではありますが、コツコツと走り続けます。

ワッカ原生が終わり、入口付近の下り坂をガクガクしながら通過して、残すはあと2キロ。ワッカに入る前の給水所でもう一度スポーツドリンクを口にして、本当に最後のランです。

沿道の声援が多くなり「最後くらいは」と応えますが、顔は必死の形相だったと思います(笑)

残り1kmの看板を前に、写真を撮るためにポシェットからiPhoneを取り出しながら走ります。

いよいよラスト1kmです。

周りのランナーを見回すと、僕と同じように脚を引きずりながら走る人もいれば、仲間同士、最後のゴールを合わせるために一緒に走る人もいます。

ゴール時の写真を意識して、ここで99km来ていた100均のポンチョを脱いで、ゼッケンが見えるように身支度を整えます(笑) 最後くらいはちゃんと撮られたいよね。

ゴールの北見市常呂町スポーツセンターを右手に、沿道にはたくさんの声援。

「脚の痛みと、雨と風と。なかなか頑張ったなー、自分!」

などと振り返りながらスポーツセンターに入ると、ゴール直前で先にゴールしたMさんが写真を構えて待っていてくれました。後で聞けば30分近く待っていたとのこと。ありがとうございます!

100kmの最後は、歩きながら両腕を上げてゴール!

グロスタイム:12:47:38
ネットタイム:12:45:08

長い長い、本当に長い100kmのランが終わりました。

ゴール後

疲労が限界に・・・

ゴール後は精も根も尽き果てて、スポーツドリンクを配っていたテントの下でダウン。90kmまで一緒に走ったOさんを待っていましたが、見逃したのか制限時間の13時間が過ぎても見たりませんでした。

そうこうしているうちに、グランドブルー走者の鈴木さんが完走メダルをかけて登場!すごい!本当にギリギリで完走です!

10分くらい休んだおかげでなんとか立つことができるようになりましたが、この10分の休憩が失敗でした。

体温が一気に下がってしまい、ガタガタと震える結果に。

預けた荷物を待つ行列の間、ガタガタ震えながら体調が一気に悪化。荷物を受け取ったときはフラフラな状態になってしまい、みんなの待つ控室についたときに倒れ込むようにダウン。

控室では、11時間で完走したMさん、僕のちょっと後に完走したPさんとOさんが健闘を称え合っていますが、僕だけひとりダウン。70km過ぎから何も食べられなかったのも影響したのかもしれません。


4人の完走メダル

しばらく休んでいましたが、体調は回復せず。でも、スタート地点へ戻るバスの最終は19時。今は18時30分過ぎ。一緒に来た3人もヒヤヒヤしたと思います。(ごめんなさい~~~)

18時45分になんとか力を振り絞り、荷物は一番元気のあるMさんに全部持ってもらい、なんとかバスの出発に間に合いました。※本当にMさんありがとうございます!Mさんいなかったら帰れませんでした(笑)

20:00過ぎ スタート地点の湧別総合体育館に到着

13時間かけて走った道のりを、バスでたった1時間で逆戻り(笑)

近くのコンビニでトイレを借りて、温かいカフェオレで補給。

少し元気が出たので、車でホテルのある北見市へ。

途中まで、さっき(と言っても12時間くらい前)走っていた道を走ります。車だとこんなにラクなのにね。。。

22:00 北見市のヴィクトリアで夕飯

22時過ぎに北見市に到着。
ホテルの隣りにある「ヴィクトリア」で2日連続の夕飯です。

お腹に優しそうな煮込みハンバーグを頼みますが、半分くらい残します。過去に例のないくらいダメージの残り具合で、情けないな~。

でも、全員完走できて本当によかった!

ヴィクトリアでは、今日の振り返り。

「なんか、ちょっと変なランナーいたよね?」

とか、走っている最中の出来事に花が咲きます。

24:00 就寝

23時くらいにホテルに戻り、シャワーを浴びて1日の疲れと汚れを落とします。

脚はガクガク。お風呂場との段差で脚を上げるのも厳しいっっ!!

軽く片付けをして24時に就寝。

午前1時に起きてから丸一日。

長い長い100kmマラソンの一日が終わりました。

タイトルとURLをコピーしました