2023年5月21日に開催された「第23回 柏崎潮風マラソン」のフルマラソンに参加してきました。
結果、
「3時間51分51秒」でヘロヘロになりながらの完走w
前年の2022年も参加した大会で、あわよくばコースベスト出すつもりで臨みましたが、本気を出した潮風マラソンの暑さにやられてまさかの3時間50分台。
このページでは、第23回 柏崎潮風マラソンの基本情報と、実際に走った完走記をまとめます。
第23回 柏崎潮風マラソンの基本情報
日程 | 2023年5月21日(日) |
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会場 | みなとまち海浜公園 〒945-0066 新潟県柏崎市西本町3丁目20 |
種目 | フルマラソン・ハーフマラソン・10km・ファンラン(3km) |
スタート | フル:午前8時 ハーフ:午前8時30分 10km:午前9時 ファンラン:午前9時10分 |
制限時間 | フル:6時間 ハーフ:5時間30分 10km:5時間 |
定員 | フルマラソン:1,000人(757人) ハーフマラソン:1,000人(593人) 10km:200人(208人) ファンラン:400人(119人) ※カッコは実際のエントリー数 |
更衣室 | あり |
荷物預かり | なし(屋根の下の荷物置き場はある) |
コロナ禍で開催された2022年ではいろいろ制限がありましたが、2023年は制限も解除され、従来の潮風マラソンの要項に戻りました。
10km、ファンランが復活して、スタートも一斉スタート。また更衣室も復活。
10kmの制限時間は5時間もあります(笑) これはどの種目もコースが一緒だから、フルマラソンの制限時間に合わせているからでしょう。
柏崎潮風マラソンのコース
潮風マラソンは基本的に坂道の多いコースです。
高低差の図だと少しわかりにくいのですが、
[checklist color=”red”]
- 大きく長い坂が2つ(閻魔坂と闘魂坂)
- 短く急な細かい坂が多数
[/checklist]
といった感じ。
フルマラソンの場合、スタートから4km手前までと9km~11kmまで、復路は31km~33kmまでと38kmからゴールまでが平坦。あとは全部坂道です(笑)
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自己ベストは狙いにくい大会だと思います。
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柏崎潮風マラソンの暑さ
柏崎潮風マラソンが開催されるのは5月中旬。真夏ほどの暑さはありませんが、それでも日によっては日差しが厳しい大会です。体もまだ夏の暑さに慣れてない時期なので「暑いフルマラソン」として有名です。
僕が参加した2回のうち、2022年は曇りで気温も17度前後と大丈夫でしたが、2023年は日差しがあり気温も25度付近、湿度もあり、終始暑さが大変な大会でした。
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基本は暑い大会だと思っておきましょう。
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第23回 柏崎潮風マラソンのシューズ、補給食、ウェア
[box color=”blue” title=”シューズ”]
ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%
※ここまでフルマラソン4回、ハーフ2回、10km1回
[/box]
[box color=”blue” title=”補給食”]
WINZONE ENERGY GEL 2袋、メイタンCCC 1袋、アミノバイタルパーフェクトエネルギー 1袋
[/box]
[box color=”blue” title=”ウェア”]
[checklist color=”red”]
- サンバイザー
- サングラス
- Tシャツ
- ハーフパンツ(普通のやつ)
[/checklist]
[/box]
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ウェアは暑さをまったく意識していなかったので失敗。クールタオルがあればよかったですね。
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第23回 柏崎潮風マラソンの完走記
ここからは第23回 柏崎潮風マラソン(2023年)の完走記をまとめます。
スタート前
朝4時半に車で自宅を出発。
会場の駐車場までは2時間半くらい。
高速に乗る前にコンビニで朝食を購入。
[checklist color=”red”]
- 3個入りおいなりさん
- 苺ジャム&マーガリンのパン
- おにぎり1個
- オレンジジュース
[/checklist]
おいなりさんとパンを食べながら会場へ向かう。
途中コンビニで10分くらい休憩して、6時50分くらいに会場の駐車場に到着。駐車場から会場までは徒歩10分~15分程度。
駐車場でゼッケンをつけたりストレッチをしたりして、7時15分過ぎに会場へ移動。7時半頃に会場へ到着。
今年は検温や紙の腕輪などはなく、誰でも荷物置き場に入れる形に。
一緒に参加する(といっても、会場入りは別々だし、種目もハーフマラソン)友人と合流してシューズ円陣へ。
シューズ円陣を企画してくれたDさんと少し話をして荷物置き場へ。
上着を脱いでアミノバイタルパーフェクトエナジーを補給。昨年と違ってこの時点ですでに蒸し暑く、じんわり汗をかいている。
フルマラソンは8時ちょうどに一斉スタート。8時7,8分前くらいにスタート地点へ。昨年と同様、ギリギリまで整列しなくていいのは地方大会ならではで、とてもありがたい(笑)
3時間半~4時間の前の方に整列。
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今回、練習ランと言いつつも、ひそかにコースベストを狙っていたので、スマホも持たず、シューズもヴェイパーフライで臨みました。見事に撃沈するとも知らずにw
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スタートから中間地点
午前8時、第23回柏崎潮風マラソンスタート!
スタートはいつもどおりどんどん抜かされる(笑)
相変わらずのスロースターター。
最初の4kmは海岸沿いを走る。
最初から暑さが気になる。
出だしの1kmは5分22秒。
「昨年と同じくらいだな」
2km、3km走るがなかなかペースが上がらない。
この時点ですでに嫌な予感。
サウナ宝来洲(ホライズン)を通過。
なぜここは覚えているか?
昨年通ったときに「柏崎に何かオシャレなサウナがあるなぁ」と思って走ったのを覚えていたから(笑) 今年もオシャレな感じでした。
ホライズンを通過して国道を通過するため「鯨波横断地下道」を通過。今年は一斉スタートで混んでいたため、地下道の階段は歩きペースで。
地下道を抜けて鯨波宮川線へ。
ここから8kmまで上り坂。
一生懸命走っているのだがペースが上がらない。坂道を考慮すればまあまあなペースではあるが、呼吸も荒くてあまり余裕がない。
そしてすでに汗びっしょり。
「これは後半、暑さに苦労するぞ」
このあたりでようやく厄介な暑さに気づく。
8km地点を通過して1kmの下り坂。
閻魔坂と呼ばれている坂で、復路は強烈な上り坂になる。
この坂をキロ4分46秒で通過。
「昨年は4分30秒で走っていたから、ペースは遅いな」
このあたりでコースベストも難しいと判断。
ここから9km地点までのコースは日陰のないコース。日差しの暑さが厳しくてとにかく喉が渇く。
14km過ぎの山口給水でしっかり給水。
佐水地域の直線では「嫁募集」のでっかい看板がいくつも(笑) 思わず笑いながら走ってしまう。
このマラソンのために掲げているんだろうけど、この看板を見て考える女性ランナーがいるとは思えない。冗談というかマラソンを盛り上げるために作っているんだろうけど。
16km手前の佐水給水でもしっかり給水。
それにしても柏崎潮風マラソンの給水は、どこの給水ポイントでも地元のボランティアの人たちが親切。暑い暑い言ってると気軽に声掛けてくれるので会話が楽しい。
佐水給水を通過すると第二の激坂。ペースはキロ5分45秒へ。
この坂道の終わりには「鳥羽二郎」という人たちが大音量の演歌を流して応援してくれている。ちょっとうるさいが「今年もいたー」と思いながら走る。
上り坂が終わり、800mくらいの下り坂を過ぎると17.7km地点の野田給水。このあたりから水を頭からかけるようになる。
少し長めの城山トンネル。上り坂だが涼しくて走りやすい。
トンネルを通過して急坂を下り(もちろん往路は上り坂)細越という地域へ。ここの平坦コースも日陰がなく、意外と長くて厄介。昨年も感じたが、個人的にここからの4kmは苦手区間。
20km過ぎにDさんとスライド。
Dさんも暑さで余裕がなさそう。
[box color=”blue-cream”]スタートからハーフ:1時間50分50秒[/box]
中間地点からゴール
中間地点を通過して往路。今来た道を引き返す。
22km地点の給水で「山菜汁」をもらう。
塩分が欲しかったので期待したのだが、残念ながら温かい味噌汁だったのであまり食が進まず汗 暑い日じゃなければもっと美味しくいただけたと思うけど。
ここからの往路はとにかくバッテバテ。
全然ペースが上がらず「もしかしてサブ4できないんじゃないか?」と少し焦る。
野田給水からの上り坂「闘魂坂」を登る。
アントニオ猪木の看板が応援してくれる。
上り坂が終わって下り坂。
鳥羽二郎の大音量演歌を聞きながら下り坂を下って佐水給水。しっかり止まってかぶり水を頭からかけてもらう。
佐水地域を通過して再び田んぼ道の直線道路へ。ペースが上がらずキロ5分30秒台まで落ちているのだが、周りのランナーも暑さで苦しそう。このペースでもどんどん追い抜く。
このあたりから肩が痛いくらいに凝り始める。たぶんかぶり水で肩が冷えたからだろう。
32km過ぎの新道給水で給水して、いよいよ最後の上り坂「閻魔坂」へ。閻魔様の看板に怒られながら走る。
暑さでペースは上がらないが、脚は比較的残っている。歩いているランナーさんを抜いていく、、、とはいえ、最後の方はいっぱいいっぱい。坂道をキロ6分半くらいで通過。ここだけは昨年より速いw
閻魔坂を上りきったところで私設エイド。コーラをもらいながら少し会話したけど「昨年が涼しかっただけで、例年の暑さに戻った」とのこと。今年だけじゃないんだ。
ここからは約4キロの下り坂。
下り坂でペースを上げようと思ったけど、このあたりからお腹がゴロゴロしだして痛みだす。たぶんドリンクを飲みまくったから。
トイレに寄ろうか迷ったけど、ペースを上げなければ大丈夫そうなのでそのまま進む。
下り坂が終わり、鯨波地下道を通過して平坦区間へ。警備で出ている警察官に「お疲れ様ですー」と挨拶。警察官も「頑張れー」と声をかけてくれる。
ここから4km。いつどんな大会でも、フルマラソンの残り5kmは本当に長い。
ペースはキロ5分台をギリギリ保つのがやっと。
なんとなくタイムを計算すると、3時間50分ギリギリ切れないくらい。「3時間50分台は久しぶりだな」と考えながら走る。
ようやく会場のみなとまち海浜公園が見えて会場へ。
会場の最後の直線に入ると、ハーフに出場していた友人がスマホ動画を回して待っていてくれた。
後ろからくるランナーさんとの間隔を確認して、そのままレッドカーペットをゆっくり走り、ゴールテープを切ってゴール!
[box color=”blue-cream”]
グロス:3時間51分59秒
ネット:3時間51分51秒
[/box]
「あー、めっちゃ時間かかったなー。。暑かったとはいえ情けない」
と思っていたところで、Dさんと合流。
普段は速いDさんも3時間47分くらいかかっていたので、今日の環境は仕方ないんだと安心するw
荷物置き場に戻ってしばしクールダウン。
体がホカホカして熱い。
ボディーシートで全身を拭いて着替えて帰路へ。
おたのしみ抽選会はもちろん当たらず。
いろんなマラソン大会に出てるけど、抽選で1回も当たったことなしw
第23回 柏崎潮風マラソンのまとめ
ここまで第23回柏崎潮風マラソン(2023年)の完走記をまとめました。
2022年の第22回大会では、思いの外いいタイムだったので、今回はコースベストを狙ってましたが、本気を出した柏崎潮風マラソンに見事に跳ね返されました。
暑さと坂道。
これが柏崎潮風マラソンなんですね。
あと、ここ数回のフルマラソンで学んだのが「ヴェイパーフライは、脚ができていない状態で使うと負担が大きく、後半の失速につながる」ということ。
この辺については、またヴェイパーフライのシューズの記事に追記できればと思ってます。