2014年11月3日に開催された「第24回ぐんま県民マラソン2014」に出場し、無事に完走しました。
夏場の体調不良からの復帰第2戦目として、目標タイムを「1時間50分」としましたが、それより若干速い「1時間48分42秒」での完走となりました。
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天気はいいけど風が強い一日
天気は晴れ。気温もそれほど寒くなく、絶好のマラソン大会日和・・・ではなく、この時期にしては北風がハンパなく強かったです。
群馬県は、冬型の気圧配置になると、赤城山から吹き降ろす「赤城おろし」という風が凄まじく、真冬の日本海側並の強風が毎日のように吹きます。
今日は真冬並みの風ではありませんでしたが、それでもラスト3kmくらいの利根川沿いの向かい風は、心が折れそうになりました。。。
この向かい風の中で、目標タイムを切れたのはかなり良い結果だと思っています。
コースが狭かった序盤(スタート~5km)
ぐんま県民マラソンのハーフは3年ぶりの参加です。
スタートはまずまず前の方にいましたが、さすがに参加人数が多くスタート地点通過まで2分を要しました。
スタート後は前橋、高崎の大動脈「国道17号」を南下するんだよなー、と思いながら走っていたのですが、結構狭い!
片側2車線(場所によっては片側3車線)の1車線のみなのですが、結構狭くてペースが全然上がりませんでした。
はじめの5kmくらいまでは、キロ5分20秒~5分40秒くらいだったと思います。
下駄オヤジ登場(5km~10km)
5kmくらいから何となくバラけてきたので、一気にペースアップして、キロ4分50秒~5分ジャストくらいで走っていたのですが、前方から「カランコロン!」と激しい音がしてきます。
何と、下駄で走っているオヤジ登場!
足袋でもなく本物の下駄です。
よく下駄で走れるなー、しかもキロ5分くらいのペースで。
さすがに沿道の人たちも、下駄オヤジに釘付けで、みな一様に驚いたり応援したりしていました。
ただ、ちょっと気になったのは、1回下駄が脱げて他のランナーと接触していたんですよね。
私自身、奇を衒った仮装とか大歓迎で、下駄で走っても全然構わないと思っているのですが、普通に走っている周りのランナーに迷惑をかけるのはどうなの?という印象です。
変ったことをやる以上、普通のランナー以上にマナーを守って盛り上げて欲しいところです。
高崎方面に南下する10kmくらいまでは風の影響もなく、ペースも4分50秒前後で順調に走れていました。
向かい風に苦労した後半(10km~16km)
10kmを通過し、折り返して前橋方面に北上する道に入った瞬間
向かい風です(T_T)
体が持っていかれるほどの強風ではありませんでしたが、ちょっとストレスのかかる風で徐々に体力を奪われていきました。
正直、この辺で、もう少しペースアップできた気もするのですが、練習不足による足の攣りが発生しそうだったので、ペースは抑え気味。キロ5分前後で体力的には余裕を持って走りました。
利根川沿いの強風(残り5km)
群馬県庁付近に差しかかり、国道をまたぐ利根川沿いに入ったところで更なる向かい風です(T_T)
もうね、本当に、すげー風。
私、マラソンで嫌いなのが「上り坂」と「向かい風」です。
まあ、上り坂と向かい風が大好きだ!なんて、超Mっ気のあるランナーはあまりいないと思いますが、とにかく向かい風が苦手です。
練習だったら間違いなくお休みしている向かい風の中を、ヒーヒー言いながら走り、途中で合流した10kmランナーを、颯爽と、でも内心ヒーヒー言いながら抜き去り、正田醤油スタジアム群馬に戻りゴールです。
ぐんま県民マラソンの総評
全体としては、さすがに年数を重ねている大会なので、スムーズな運営で走りに集中できたと思います。
途中のキロ表示も1kmごとにわかりやすく大きく表示されていましたし、何より、主要幹線道路を封鎖しての大会運営は大変なことと思います。
ただやっぱり、以前も言いましたが、ぐんま県民マラソンよりも前橋渋川シティマラソンの方が、大会運営もサービスも上です。
前橋渋川シティマラソンでは、完走後に豚汁を振る舞うくらいなのですから、県を代表する大会なら、焼きまんじゅうくらい全員に振る舞ってほしいところです。
あと、参加Tシャツなんとかしろ。
せっかく「ぐんまちゃん」がゆるキャラグランプリ2014で1位になったのに、Tシャツや参加賞にぐんまちゃんが全く感じられないのはどういうこと?
速乾性のTシャツにぐんまちゃんをドカッとプリントして、各地の大会でランナーに着てもらって群馬を売り込む、というくらいの気概を持って運営して欲しいです。ってか、どんな人でもそのくらいのことは気付くしやると思うのですが、何でしょう?利権か何かあるのでしょうか?それとも思いつかないバカですか?
・・・と、ちょっと不満が出てしまいましたが、来年はTシャツ良くなってるといいなー。
せっかく初フルマラソンも開催することだし。
福島千里さんは・・・?
結局、ゲストランナーの福島千里さんを間近で見ることはありませんでした。
初めの開会式の壇上で、寒そうに座っていたのが多分福島千里さんだと思います。
残念・・・