2019年4月14日に開催された「第36回 甘楽町(かんらまち)さくらマラソン」の20kmの部に参加してきました。
1週間後の前橋渋川フルマラソンの調整ランのつもりでエントリーしましたが・・・
スタート30分前になかなかの坂道コースだということを知る(笑)
事前に調べた限りだと「ゴール前の坂がキツい」くらいだったので、あとは余裕を持ってと思ってたけど、大会パンフレットのコースと高低図を見るとなかなか歯ごたえのありそうな坂。そしてそれを周回!みたいな。。。
地方の大会はあまり情報が出てこないのも魅力といえば魅力ですw
甘楽町さくらマラソンの特徴
甘楽町さくらマラソンは群馬県の甘楽町(かんらまち)というところで開催される大会です。
世界遺産「富岡製糸場」で有名な富岡市のお隣の街で、「こんにゃくパーク」というこんにゃく専門のアミューズメント施設が有名。
こんにゃくパーク、いろんなアレンジこんにゃくが食べられるし、富岡製糸場よりも全然面白いので、甘楽町さくらマラソンに来たときはぜひ立ち寄ってみてください。
甘楽町さくらマラソンの会場は「甘楽町陸上競技場」
20km、10km、5km、3km、2km、1kmの種目があり、地元のランナーと小中学生を中心とした大会です。
実際に参加して感じた特徴をまとめます。
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- 駐車場は陸上競技場にあるけど早めに
- 係員が駐車場の誘導をしてくれる
- コースはほぼ坂道。タイムは出ない
- コース幅は広くて走りやすい
- 沿道の桜が綺麗
- 沿道の応援がアットホームでよい
- 7km、17kmを頂点とする坂道がキツい
- 最後の競技場前の坂もこれまたキツい
- ゴール後にもらう参加賞が重い
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坂道が厳しめのコースでタイムは狙えないです。
競技場をスタートして付近を走る周回コース。20kmのコースは途中でショートカットしながらも2周します。一番傾斜のある峠越えの坂道ももちろん2周。
嬬恋高原キャベツマラソンほどではないですが、なかなか歯ごたえのある坂道コースなので、坂道鍛錬には絶好のコースですね。
甘楽町さくらマラソンの会場入り
甘楽町さくらマラソンの会場である「甘楽町陸上競技場」に午前7時過ぎに到着。
会場近くになると係の人がちゃんと駐車場まで誘導してくれます。
<甘楽町陸上競技場の駐車場>
駐車場は陸上競技場のすぐとなりにあるのですが、いっぱいになると他の隣接する駐車場になるので、競技場からすぐ車に行きたい人は早めの到着がいいですね。
トラック中央のテントで受付をしてゼッケンを受け取ります。
20kmの部の参加人数は意外と少ない。
スタートが10時と遅めなので、車に戻って一休み。
甘楽町さくらマラソンのレース完走記
ここからは、甘楽町さくらマラソン20kmの部の完走記です。
スタートは10kmと20kmが一緒
トラックの中央に待機場所があり、レース15分くらい前に待機場所に行きます。
10kmと20kmは同時スタート。というかコース途中まで一緒に走ります。スタートのブロック分けも特になし。
今回、密かに90分切りを狙っていたのでなるべく前の方に整列。
7kmまでの上りでお腹いっぱいに
午前10時、甘楽町さくらマラソンスタート!!
スタートゲートを通過して競技場を1周。
競技場を出てすぐに、いきなりの激下り坂!!
「ここが最後にキツい上り坂になるのね」
と思いながら傾斜に任せて下る。
下り坂が終わる頃に1km地点通過。4分22秒。
下り坂だったからさすがに入りが速い。
2km地点からゆるゆるとした上り坂。ペースを整える。
4km地点付近の桜並木が綺麗!
さすが大会名に「さくら」が入るだけあって、ここの桜は止まって写真を撮りたくなるほど綺麗でした。
「このくらいの坂ならなんとか行けるかな」
と思っていたのも束の間、4km過ぎたあたりから傾斜がキツくなっていく。ペースを落としすぎないように、この傾斜をなんとか4:48で踏ん張る。
でも僕は知っている。高低図の7km付近に「ぴょこん」と飛び出た傾斜を。
途中のちょっとした折返し(ここも地味に上り下りがある)をすぎて、峠越えまでの500m。たった500mがキツい!でも坂道鍛錬だ!と思って頑張る!さすがにここの1kmは5:05と5分台に。
もう結構お腹いっぱい。満足しましたよ~
12kmまでの下りでようやくリズムに乗る
7kmを過ぎてからは急な下り坂→上り坂→緩やかな下りが続く。
急な下り坂が終わる地点で10kmコースとの分岐。誘導スタッフさんに思わず「僕も曲がりたい~」と漏らす。ここから一気にランナーが減る。20kmエントリーって少ないのね。
緩やかな下り坂でようやく自分のリズムに乗って気分良く走れるようになる。やっぱり緩やかな下りが一番走りやすいですね。ほとんどみんなそうだと思うけどw
地元の人たちがところどころで応援してくれてます。ここは人数少ない20kmエントリーランナーが1回しか通らない区間なのに、外に出て応援してくれてます。こちらもできる限り「ありがとー!」「頑張ります!」と返す。
12kmまでは平均4:30ペース。
ランナーがまばらながらも途中で追い抜いたりしてリズムよし!
上り坂でまったくペースが上がらず
12km過ぎからは5kmにわたる上り坂。
前半はそれほど急坂ではないのに全くペースがあがらない。キロ5分を切るのがやっとくらい。「なんでここまでペースがあがらないんだろう?」と考えながら走るも原因はよくわからず。見た目緩そうだったけど意外と傾斜があったのかな?
キロ5分を切るペースでなんとか踏ん張りながら耐えると、16km過ぎから2回目の峠越え!当然だけど2回目のほうがキツいw
でも「ここが最後の踏ん張りどころだ!鍛錬鍛錬!」と言い聞かせて、できるだけ一定のリズムで登り切る。キロ5:04。それほど落ちてない。
17kmから19kmまでは一気に下り坂。ここで最後のスパートだけど、やっぱり疲れてたのかな?キロ4:18、4:29とそこまで上がらず。坂道鍛錬が足りないですね。
最後の坂はやっぱりキツかった!
19kmを過ぎてからは、いよいよ最後の上り坂!!
最後の最後で厳しいと覚悟していたけど、やっぱりキツい(笑)
競技場出てすぐなので応援も多い。
みんなキツいとわかってるから、応援も真実味があって嬉しい!
後ろからランナーさんが迫ってきてるけどペースがあがらない・・・タイムは90分切れなかったけど、なんとか抜かされてゴールだけは避けたい!
そんな思いから、競技場のトラックに入ってからはラストスパート!
なんとか後ろのランナーさんに抜かれることなくゴール!
20km:1時間32分46秒
90分には遠く及ばないタイムだったけど、坂道コースを考えたらなかなか頑張ったタイムかな、と。
翌週の前橋渋川フルマラソンに向けて、いい刺激が入りました。
さくらマラソンの参加賞はめっちゃ重い(笑)
最後に追い込んだので、さすがに息が上がって気分が悪い。呼吸を整えながら完走証を受け取ります。
するとすぐに参加賞の配布。
何これ!めっちゃ重い!
走った直後に重い参加賞を渡されるのはちょっと大変(笑)
家に帰って参加賞を開けてビックリ!
- パスタ
- マカロニ
- みそおでん
- さしみこんにゃく
- こんにゃくうどん
- こんにゃく冷やし中華
これだけの量が入っていれば、そりゃ重いよねw
でも、このボリュームの参加賞は結構嬉しいです。パスタも食べるしこんにゃくもレパートリーが多くて楽しめますね。
甘楽町さくらマラソンのまとめ
ほぼ坂道コースなので記録更新は難しいコースです。
そもそも20km(しかもちょっとだけ足りない?)なので、あまり記録更新とかは狙わないですよね。
ゴール後は「もう出なくていいかな」と思ったけど、前橋渋川フルマラソン前の調整・坂道対策としてはいい大会かもしれません。
アットホームな雰囲気と沿道の応援はとても好印象。
来年も調整ランとして参加しようかな~って考えてます。