ペガサスターボ2をレビュー!サイドがやぶける?耐久性とスピード感を紹介

今回は「ナイキ ペガサスターボ2」のレビューです。

ペガサスターボ2

個人的に、ナイキでも「ペガサス系」はあまりしっくりこないシューズなのですが、セールで安くなっていたのと、Twitterの「ある話題」が気になって検証してみたくて買ってみました。

その「ある話題」とは、
ペガサスターボ2は
シューズ内側が破れて穴があく
というもの

「ええっ!?そんなことある?」と思ったのですが、200kmも走ってないのにソールとのつなぎ目のところに穴があくというのです。それも1人ではなく何人も。写真付きでアップしていたから間違いありません。

というわけで、ナイキペガサスターボ2を履いて500kmくらい走ってますが、現状の耐久性・スピード感・安定性などについてレビューしたいと思います。

ペガサスターボ2の特徴とフォルム

ペガサスターボ2の特徴

まずはペガサスターボ2の特徴とフォルムをご紹介します。

軽さを追求したシューズ

メッシュ素材を中心に従来よりも軽量化を図ったシューズです。

見た目や持った感じも軽いという印象。ズームフライ系のような重厚感はありません。「ペガサスターボ」という名前のとおり翼のありそうな印象です。

ラバーアウトソールで耐久性強化

ラバーアウトソールで、従来よりもソールの耐久性を強化。アスファルトから砂利っぽい路面でもしっかりとしたグリップ力を発揮してくれます。

ペガサスターボ2のグリップ

実際のソールを見ればグリップがありそうな感じですよね。

公式サイトを見ても「耐久性の強化」とあるので、長い距離をいつまでも走れる印象。とてもシューズの内側がすぐに破れてしまうことはなさそうですが、実際に走った結果はどうでしょうか?

ペガサスターボ2で走った感想(体験レビュー)

2020年はマラソン大会がほぼほぼ中止となってしまったので、ペガサスターボ2を大会で履く機会はありませんでした。

ここまで練習で500kmくらい。いろんな走り方を試してみたので、耐久性・スピード感・安定性など感じたことをまとめます。

耐久性はしっかりある!

まず、個人的に一番気になっていた「耐久性」ですが、、
500km走っても穴はあきません!
耐久性はしっかりある!

と言えます。

ペガサスターボ2に穴があく

上の写真は500km以上走ったペガサスターボ2の側面ですが、シューズの内側(ソールとアッパーの境目部分)が破れることはありません。破れそうな予兆もありません。

走り方の違いが大きく影響するのかもしれませんね。とりあえず僕の走り方で穴があくようなことはありませんでした。

しっかりとグリップするトラクションの良さ

どんなシーンでも路面にしっかりとグリップしてくれます。

ラバーアウトソールの効果でしょうか?砂利道・土の上とかでもズルズル滑ることはありません。

整備されたアスファルトだけを走るなら関係ないかもですが、競技場の周りにある砂利っぽい道とかでも問題なくスムーズに走ることができます。もちろんトラックでも抜群のトラクションです。

足を入れたときの自然なフィット感

これはナイキズームフライとかミズノウェーブライダーとか、割と「カチッ」としているシューズと比較するとわかりやすいのですが、履いたときのスッと収まるフィット感はなかなか良いものです。

どのように走るかという目的次第というか、僕の好みではあるのですが

  1. スピード出したいときは「カチッ」としっかりフィットしてほしい
  2. Eペースやジョグなど自由気ままなときは自然なフィット感がいい

といった感じなので「2.自由気ままに走る」ときは、カチッとし過ぎないフィット感がいいですね。

[fukidasi avatar_waku=”maru” color=”blue” avatar=”https://siro-run.net/wp-content/uploads/siro-run-icon.jpg” lr=”l” name=”” type=”tate”]
ここまでは「良い点」をあげてみました。
ここからは「イマイチだな~」と感じた点です。
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良くも悪くもないシューズ

これは完全に個人の感想なのですが、
初めて履いてからしばらくの印象が
「良くも悪くもないシューズ」
でした。

これ、ペガサス系を履いた時は必ずこの印象なんですよね~、、、

ズームフライやヴェイパーのような強制的なスピード感はない。かといって、心地よいクッション性があるかというと、そうでもない。でも別に悪くはない。

ね、良くも悪くもない印象でしょ?(笑)

個人的にクセのあるシューズが好きなんでしょうね。

ただこれも、しばらく履いていくうちに変わります。良くも悪くもないのが心地よさに変わるというか。

何も考えずに履けるシューズになるので、ジョグやEペースなど自由気ままに走りたい時は自然と「コレで行こう!」と選ばれるシューズになりました。

スピードを出すと安定性がイマイチ

走り慣れてくるとスピードを出して走れるようになるのですが、スピードを出して走ると安定感がなくなるような印象です。

着地から蹴り出しがふらつくような、まっすぐスムーズに移行できない感覚。個人的な走力不足からなのか?それはわからないのですが、、、

10kmとか短い距離なら問題なさそうですが、キロ4分を切るようなスピードでフルマラソン以上となると足に負担が大きそうな印象を受けました。

シリーズが廃盤になってしまった

ペガサスターボ、シリーズ廃盤になってしまいました😢

ナイキはシリーズのサイクルが早いので仕方のないことですが、気に入っていたランナーさんにとってはショックですよね。

まだまだ在庫はあるようで、ネットでも安売りされてますね。

ペガサスターボ2のまとめ

ここまで、ナイキ ペガサスターボ2の特徴と実際に履いて走ったレビューをまとめました。

他のランナーさんが言うような「シューズに穴があく現象」は僕にはでませんでした。500km走ってもまだまだ全然走れるので耐久性はあります。

また、Eペースのジョグには良いシューズ。何も考えず気軽に走りたい時に履きたくなるシューズですね。

軽くてスピードも出しやすいけど、安定感がない印象。このへんはズームフライやヴェイパーの方が上。そして絶対的なスピードならヴェイパーフライやアルファフライが断然上じゃないでしょうか。

[checklist color=”red”]

  • ジョグやEペースランを心地よく
  • 練習ランで長く履きたい

[/checklist]

という目的にはいいシューズだと思いますよ。
・・・とはいえ、もう廃盤シリーズなのですが😭

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[label color=”red” text=”参考”] ヴェイパーフライの本当の効果!話題の厚底シューズについて是非も含めた考察
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