久しぶりのラングッズレビュー。今回は夜ランのために購入した「ジェントス(GENTOS)LEDヘッドライトCP-260R」のレビューです。
まず最初に結論から。
- 安くて軽いコスパ最強!
- 街灯のない夜ランでも明るさ十分
- シンプルで使いやすい
- 真っ暗な登山やトレランには物足りないかも
日々の練習の夜ランや、みちくさマラソンのオーバーナイト(夜通し走る)マラソン大会などで最適なヘッドライトです。
後半では、実際に明るさを試した写真も載せているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
ジェントスCP-260Rの特徴
ジェントスCP-260Rのサイズ・重さ・値段、実際に触ってみた操作性などをご紹介します。
基本情報
サイズ | 幅45.4×奥行31.8×高さ42mm ※本体部分 |
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重さ | 約50g |
明るさ | High:260ルーメン、Mid:110ルーメン、Eco:24ルーメン |
持続時間 | High:2時間、Mid:6時間、Eco:15時間、点滅:80時間 |
最大照射距離 | 約100m |
電池 | 充電式 |
付属品 | 充電用のマイクロUSBケーブル(20cm) |
機能 | 1m落下耐久、防滴仕様(IPX4準拠) |
安くて軽いのでコスパ最強!
一番の押しポイントは「コスパ最強」なところ。
練習の夜ランには最適なライトです。
価格はカラーによって多少異なりますが、税込みで2,000円前後。お試しに買ってみてもいい値段ですよね。
もちろん、お試しに買っても損しない商品で、本体部分が小さくて軽い!頭(ヘッド)につけて走っても違和感だったり邪魔になることはありません。
3種類から選べる明るさも、夜のそれぞれの状況に対応できる明るさで、街中の夜ランでも、田舎道の街灯のない夜ランでも使うことができます。
操作がシンプルで使いやすい
機能がシンプルで操作は上部のボタンを押すだけ。
点灯と消灯は長押し。点灯中にボタンを押すと「High⇒Mid⇒Low⇒点滅⇒High…」と切り替わっていきます。
また、Midの状態で長押しして消灯すると、次に点灯するときはMidの状態から点灯されます。
点灯・消灯 | ボタン長押し |
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切り替え | ボタン1回押し(High⇒Mid⇒Low⇒点滅⇒High…) |
ライトの角度調節も可能
ライトの角度調節もできます。
公式では3段階となっていますが、個人的に試した感じ4段階できてるんじゃないかと(笑)
まず、全く角度をつけてない状態。
90度倒した状態
60度倒した状態
30度倒した状態
15度倒した状態
90度倒した状態を使うことはあまりないけど、15度~60度くらいは走ってるときに調節して使えますね。
ジェントスCP-260Rを実際に使用した感想
ここからは実際にジェントスCP-260Rを使って走ったときの感想をまとめます。
夜ランで十分な明るさ
日々の夜ランには十分な明るさです。
夜間通して走る「みちくさマラソン」とかでも使えます。
街灯がそれほどない場所でのMidの状態の明るさです。
写真だと、実際に感じる明るさと違う感じになってしまうのですが、街灯がそれほどなところでもMidで十分明るいです。道路の先もしっかり見えるし、対向する人や車からもこちらの存在がはっきりわかると思います。
個人的に以下のような感想です。
- Eco:街灯がある歩道・車のライトが明るい幹線道路沿い
- Mid:街灯がそれほどない道路・歩道
- High:街灯が全くない道路
ジェントスCP-260RのEco
ジェントスCP-260RのMid
ジェントスCP-260RのHigh
点灯の持続時間は公式どおり
点灯の持続時間は公式の記載どおりです。
・High:2時間
・Mid:6時間
・Eco:15時間
・点滅:80時間
僕は明るさを「Mid」にして、1回のランで1時間~1時間半くらい走るのですが、充電が切れるのが大体5回目か6回目くらい。なので、4回走ったら充電するようにしてます。
公式ではMidの持続時間が6時間なので、実際にもそのくらいですね。
頭につけて邪魔にならない
頭につけて走っても邪魔になったりしません。
僕は登山用の三点式のヘッドライトを持っているのですが、なかなか存在感があり「付けている!」という感覚があります。それで走れないことはないのですが、絶対に邪魔になるだろうな、と。歩きの登山だから使えています。
ジェントスCP-260Rは本体部分が軽く、バンドの素材がゴムのようになっているので、まったく邪魔になりません。
揺れたりズレたりもしないので、違和感なく長時間走ることができるし、スピード練習で激しく動いても問題ありません。
腰につけることもできる
女性や細身の男性限定になりますが、、、
腰につけて走ることもできます。
バンドがゴムのような素材なので、バンド部分を最大に伸ばしてつけることで、腰にしっかりフィットします。
頭につけて走るのが嫌な人は、腰につけて走ってもいいですね。
ちなみに僕は腰につけて走ってます。頭につけてバンド部分に汗がつくのが嫌なのと、頭の通気性を確保したいからです。
真っ暗な山では光量が物足りない
真っ暗な山の中では光量が足りないです。
ヘッドライトの光のポイントは
- 光の強さ
- 光の範囲
- 光の距離
となりますが、ジェントスCP-260Rのルーメンでは、光の強さ(ハッキリ物が見えるか)と光の範囲(光の円の範囲)が山の中では足りません。
街中のように道の良くない山道では、道の状態がハッキリ見えることと、円の範囲が広いことが重要です。
キャップやサンバイザーの上からつけるときは注意
これはジェントスCP-260Rに限った話ではありませんが、、
キャップやサンバイザーの上からヘッドライトをつけると、つばの部分がどうしても影になってしまいます。
つばの影が写ってる状態
この状態だと肝心の足元が見えなくなってしまうので、ヘッドライトを頭につけるときは「キャップやサンバイザーをかぶらない」「かぶるとしてもつばの短いタイプを選ぶ」という工夫が必要です。
ジェントスCP-260Rのまとめ
ここまで、ジェントスのLEDヘッドライト「CP-260R」について、特徴と実際に使った感想をまとめました。
ざっくりまとめると「普段の夜ランで使うなら最適なヘッドライト。夜ランする人なら絶対に買いの商品」です。
- 2,000円という価格の割りに作りがしっかり
- 明るさも十分
- 軽くて邪魔にならない
- 角度調節もかなり使える
ヘッドライトは、自分の行き先を照らすだけではなく、周りの人(対向する人や車)への存在のアピールにもなるので、夜ランするならマストアイテムです。
まだヘッドライトを持ってない人は、ぜひジェントスCP-260Rを試してみてください。夜ランがより一層楽しくなりますよ♪