2023年3月5日に開催された「東京マラソン2023」に参加してきました。
10年連続落選。
11年目にしてようやく東京マラソンに当選!
年明けから坐骨神経痛で思うように練習ができず、終盤はヘロヘロになりながらのゴールでしたが、念願の東京マラソンを満喫することができました。
東京マラソン2023の基本情報、コース、会場の様子や、実際にフルマラソンを走った写真や感想をご紹介します。
東京マラソンの基本情報
開催日時 | 2023年3月5日(日) |
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スタート会場 | 東京都庁 |
ゴール会場 | マラソン:東京駅丸の内 10.7km:日本橋 |
事前受付会場 | 東京ビッグサイト南展示棟 ※大会前の木曜~土曜 |
種目 | フルマラソン・10.7km |
定員 | フルマラソン:37,500人 ※外国人:12,000人 10.7km:500人 |
スタート | 9時10分 |
制限時間 | 7時間 |
更衣室 | あり(※狭いテント) |
荷物預かり | あり(有料) |
参加賞 | 大会Tシャツ(長袖) |
完走賞 | オリジナルガウン 補給ジェルなど |
東京マラソンの事前受付(EXPO)
東京マラソンは事前受付必須です。
そして事前受付の会場は、新宿や東京駅周辺ではなく、遠くてアクセスの良くない東京ビッグサイトです笑
何万人が受付するので大型の箱物会場が必要だし、平日や土曜の昼間に大人数のランナーを東京の中心に誘導するのは非現実的ですからね。東京ビッグサイトが適切な場所なのでしょう。
木曜・金曜:10時~20時30分
土曜:10時~17時30分
土曜は休みだし受付時間も短いのでかなり混雑します。できれば平日の木曜・金曜に事前受付は済ませておきましょう。
東京マラソン前日の宿泊について
東京マラソンのスタート地点は都庁(新宿)で、ゴールは東京駅付近です。そのため、スタート地点付近のホテルにするか、ゴール地点付近のホテルにするかで決めるといいでしょう。
都庁付近のホテルに宿泊すれば、朝はゆっくり用意してギリギリまでホテルで待機できる反面、走ったあとの帰りが大変です。また、都庁付近のホテルは人気なので予約も大変で宿泊費用もめっちゃ高いです。※都庁の京王プラザホテルとかハイアットリージェンシー東京なら朝は楽ですね。めっっちゃ高いけど笑
そのため、おすすめは「東京駅周辺(東京・有楽町・新橋あたり)に宿泊して、スタートは地下鉄で新宿に向かい、ゴール後は徒歩でホテルに戻る」です。
東京駅周辺(京橋は除く。意外と高い)のホテルなら東京マラソン前後の宿泊費もそれほど高くないし、地下鉄もすぐに乗れて便利です。
- 東京・有楽町・新橋周辺のホテル
- 朝は地下鉄で都庁へ(そこまで混まない)
- ゴール後は徒歩でホテルへ
東京マラソンの最寄り駅
スタート地点の最寄り駅は「都庁前駅」「新宿駅」「西新宿駅」ですが、都庁前は混雑するので、新宿か西新宿がおすすめです。どちらもそれほど遠くないので、徒歩のウォーミングアップに最適です。
ここまで何度も触れましたが、東京マラソンの会場はスタートが東京都庁、ゴールが東京駅の丸の内側です。
ただ、4万人近いランナーが参加するマンモス大会なので、一言で「都庁」といっても、スタートブロックで集合場所は異なります。ゴール後の荷物受け取りも異なります。
特にスタートは、ブロックによって2階の道路に並ぶのか1階の道路に並ぶのか分かれます。(都庁前の道路は上下で交差してる)
事前受付で配布される資料に、スタートブロックごとの導線(どこにどう行けばいいかなど)が書いてあるので、それを参考にしましょう。
東京マラソンのコース
東京マラソンは、新宿から東京まで観光名所を巡りながら走るコースです。普段は絶対に走れない東京のど真ん中の道路を走れるのが最大の魅力だと思います。
コースの特徴
すべて平坦なコースで、これといった上り坂はありません。さらに、都庁をスタートしてから5km過ぎまでは下り基調のコースなので、タイムの出やすい高速コースです。
参加人数が多いですが、道も広々としていて狭い箇所はないので、追い抜きなどもストレスなくできると思います。
東京の名所を巡るコースなので、景色も飽きることなく楽しんで走ることができるため、タイムを狙う本気ランでも、大会を楽しむファンランでも、どちらにも適したコースといえるでしょう。
コースの見どころ
東京の中心地を巡るコースなので、どこも見どころではありますが、個人的におすすめしたい景観ポイントをご紹介します。
- スタート地点の都庁
- 10km手前からの秋葉原通り
- 13km前後の日本橋の景観
- 18km過ぎの浅草寺とスカイツリー
- 32kmの日本橋から銀座通り
- 39kmから見える東京タワー
- 41kmの日比谷通りからゴール
18km過ぎの浅草寺付近は「これぞ東京の観光地!」という感じです。浅草寺を右折して見える東京スカイツリーは圧巻です。道路のど真ん中からゆっくり見れるのは東京マラソンの時くらいでしょう。
32km過ぎからは、東京駅周辺の名所を走ります。終盤の一番つらいところで、一番の見どころが現れるので、余力を残して景観を堪能したいですね。
コース攻略について
実際に走って感じたことですが、天候に恵まれれば「日本で一番タイムの出やすい公認コース」ではないでしょうか。
まず、上りはないのに最初の5kmは下りがあるのが恵まれてます笑
序盤のリズムを作りたいところで、自分の力を使わずに楽にペースを作ることができます。ただ、スピードが出るからといってオーバーペースには注意です。
18km過ぎの浅草寺から東京スカイツリーが見えるあたりまでは景観も飽きがないのですが、そこから30km過ぎまでは若干飽きます。この18kmから30kmくらいまでの区間で集中力を切らさずに頑張れるかが勝負。
日本橋に戻れば景観も楽しめるし、沿道の声援もより一層多くなります。足に余力があれば気分良く走れる区間なので、30kmまで足を少し残すペース配分がカギとなります。
銀座を過ぎて日比谷通りを走り東京タワーが見えるまでが我慢勝負。
そこからは折り返して残り3km。東京中心地のど真ん中を走る気持ちよさを堪能しましょう。
最後の丸の内仲通りは、おしゃれな雰囲気と道の左右からの声援が近いこともあって、自分が主役のような気持ちでペースアップできるはずです。そこからゴールまで駆け抜けましょう!
- 序盤はペースを上げすぎない
- 浅草寺周辺までは景観を楽しみ余裕を持って
- 18kmから30kmまでは我慢。ペース維持で足を残す
- 30km過ぎからは景観を楽しみ頑張る!
- 最後は近い声援を背中にペースアップ!
東京マラソン2023のスタート前
東京マラソン2023のスタート前までの様子を紹介します。
東京マラソン前日
東京マラソンの前日は京橋のホテルを予約。当選が決まった半年以上前はそこまで高くなかったけど、2023年3月時点では倍の値段になっててビックリ!インバウンド需要が高まってるのを実感。
夜7時くらいに近くのすき家へ。
安定の牛丼並盛り生姜だく(笑)
マラソン大会で全国各地行くけど、前日は牛丼とかコンビニとかお腹調整しやすいものばかり。
ホテルに戻って次の日の準備。
EXPOで苦労して手に入れた東京マラソン2023限定Tで臨む!
パンフレット見たりYouTube見たりして、9時半くらいに就寝。
当日の会場入りまで
4時起き予定だけど、3時20分くらいに目が覚める。夜型生活のわりにまあまあ寝れた。
4時に布団を出て身支度開始。
シャワーを浴びて朝食。
- おいなりさん2個
- 明太子おにぎり1個
- しじみの味噌汁
- オレンジジュース
フルマラソン当日のいつもどおりの朝食。あとは会場でパンを食べたり、アミノバイタルパーフェクトエネルギーを摂取する予定。
5時50分にホテルを出発。
東京メトロ京橋駅から西新宿駅まで。
途中、赤坂見附で銀座線から丸の内線に乗り換え。もっとランナーさんがいると思ったけど、さすがに時間が早かったかな。ガラガラだった。
6時半に西新宿に到着。
西新宿からは誘導スタッフさんがいるので徒歩で会場へ。
6時45分くらいに会場となる東京都庁に到着。
7時にゲートが開放されるので、それまで待機。
ふと横を見ると、京王プラザホテルでゆっくりくつろぐランナーさん達。「ここに泊まれば東京マラソン当日の朝はギリギリまでリラックスできるなぁ」などと思いながら、寒い中ゲート開放まで待つ。
7時ちょうどにゲート開放。
ひとりひとり荷物のチェック。
ここでまさかの事態!
ペットボトル500mlの水とスポーツドリンクを回収される(T_T)
事前の案内にペットボトル持ち込み不可って書いてあったけど、待機場までは持っていけると勘違いしてた汗
仕方なく、その場でスポドリを飲めるだけ飲んで回収。
更衣室のテント内で待機
ゲートを通過して、待機場所となる都民広場へ。
ブロックごとに待機場所が違うので、人は多いけどそこまで混雑はなく。トイレもそれほど待たずに済ませられる。
都庁の真裏なので、大きくそびえ立つ。
ただ、更衣室のテントは激狭!
というか、普通のテント2個分なので、最初から更衣室は利用しない前提でおまけ程度に作られているのでしょう。
この写真で見える白いテントのみ(笑)
冷え込みがそこまでじゃないとはいえ、3月の朝はやっぱり寒い。着替えたりアミノバイタルを飲んだりしながら、スタートまでテント内で過ごす。
入れ替わり立ち替わり、欧米人からアジア系の人まで、いろんな外国人ランナーさんがいる。日本や東京マラソンを代表してるわけじゃ全くないけど、日本までわざわざ来てマラソンに参加してくれるなんて、ありがたいというか誇らしい気持ちになる。
8時20分くらいにスタート地点へ移動開始。
寒かったので、70リットルの透明ビニール袋をかぶってスタート地点へ。
- サンバイザー
- サングラス
- Tシャツ
- アームカバー
- 薄手の手袋(ラングローブ)
- ビニール袋(5km地点まで)
- ハーフパンツ
近くのテントブースでスポーツドリンクを2杯飲み、飴も配ってたので2つほどもらう。
よく見る東京マラソンのスタート地点の光景にテンション上がる!
8時30分くらいにCブロックに整列してスタートを待つ。周りの外国人ランナーさんも割り込みしたりしないでちゃんと待ってる。
待ってる間に日本語のアナウンス。スタート後に上着の回収場所が左右にあるので、そこに入れるように言ってるけど、英語でも言ったほうがいいんじゃないかな?とか思ったり。
そんなことを考えながら待っていて、ふと見ると、こちらをじ~っと見てる日本人ランナーさん。何だろ?と思っていたらゼッケンを指して『ひとつ違いだね』と。
なんと僕のゼッケンナンバーとひとつ違いのランナーさんだった笑
何万人と出る大会で連番の人が同じ地点で待つとか。
曇り空。
適度な寒さ。
風もない。
絶好のマラソン日和でコースも平坦。PB更新を狙えるコンディションだけに、ケガなく練習が積めていれば、、と思うが、今回は大会を楽しむと割り切る。
スタート1分前。
ウォッチを確認して、スタートを待つ。
東京マラソン2023完走記
スタートから10kmまで
「On your marks!」
の合図のあとに号砲。
東京マラソン2023スタートです!
※音量に注意してください
号砲とともに紙吹雪が舞う。
11年越しの念願叶い、ついに東京マラソンを走る。
歩きながら、上着をポイッとその場で脱ぎ捨てる外国人ランナーさんが結構いてビックリ!
マナー云々ではなく、単純に
「勿体なッッ!」
って思う笑
Cブロックだったのでスタートゲート通過までは1分48秒。
※音量に注意してください
メディアで何度も放送される東京マラソンのスタートゲートは、11年越しの想いもあってとても感慨深い。
スタートの余韻に浸りながら、まずは新宿から秋葉原方面へ。
渋谷にはよく来るのだが、新宿はあまり馴染みがない。そして新宿から中央線沿線もあまり馴染みがないので、実はこの辺はあまりテンションが上がらず。雑多な都会の中を走ってるな~くらい笑
時計のラップに目をやると、キロ4分45秒、4分44秒。無理せず軽く走っているのにタイムがでてる。
「あれ?自然にタイム出てる。もしかして今日は調子いい?全然練習できてなかったけど、まあまあいいタイムで走れちゃうのかな。」
と、壮絶な勘違い。
タイムが出るのもそのはずで、スタートから5km過ぎまでは下り基調のコース。予定ではキロ5分前半で走るつもりだったけど、体が動くままにペースを維持してグイグイ進む。
5km地点で最初の給水所。
給水の範囲が広く長くとられているので、僕が走っている時間帯だと混雑は全くなし。以降の給水所も同じ感じだった。感染症対策なのか、補給食がほとんど無いのが残念。
ここでビニール袋の上着を脱いでゴミ箱に捨てる。
8km地点、神保町を過ぎたあたりからようやく見慣れた風景へ。
いよいよ僕の中でのメインの1つと思ってた、秋葉原から日本橋コースへ。
10kmからハーフまで
10km前後のコースは秋葉原。
僕が東京で働いていた20年前は、まだオタクとかアニメとかの街じゃなくて、パソコンを中心としたコアな電気街って感じだった。
「増設用の32MBのバルクメモリを、最安のお店探して買ったなぁ・・今はなき九十九電機だったなぁ」
「こういう看板とか、外国人ランナーさんはどう見ながら走ってるんだろう?」
などと思いながら走る。
秋葉原を過ぎて、神田駅を通過すると、いよいよ日本橋へ。
日本橋ってなかなか来ない場所なんだけど(食事に来るくらい?)三越とかコレドのあるこの通りはすごく好きな通り。
「日本橋の道路を堂々と走れるなんてないよなー」
と、感動しながら走る。
このあたりから日差しもでてきて少し暑くなってくる。
箱根駅伝の最後の曲がり角でも有名な「日本橋」を通過。
日本橋を通過してからは、コレド日本橋のところを左折して、茅場町⇒人形町方面へ。この辺は個人的にはあまり興味のない地域(ごめんなさい🙏)時折、スカイツリーが見えるくらい。
ペースもキロ4分45秒前後。順調に進む。
17km過ぎに蔵前を通過。
蔵前は行ってみたいカフェや喫茶店がいくつかあるんだけど、わざわざ行くにはちょっと・・・という場所なんだよねぇ。仕事もこっち方面では縁がないし。
蔵前を過ぎて少し走ると、
いよいよメイン2つ目!
「浅草の雷門」
ここでは絶対に自撮り写真を撮るんだ!と、11年前から決めていたので、走りを止めてパチリ📸
雷門と自分が入るアングルを探すのに2,3回撮っていたら1分くらいロスした笑 まあ今日はタイムを狙うレースじゃないし。これも念願叶った。
雷門を右折すると、すぐ目の前にスカイツリーが見える。
この場所では外国人ランナーさんも足を止めて写真を撮ってる人が何人かいた。雷門からのどデカいスカイツリーは迫力あるし思わず撮りたくなるよね。
浅草をあとにして、隅田川を渡り両国へ。
両国を過ぎたところが中間地点。
ここまでは順調。
でもここからが我慢の区間だ。
ハーフから30kmまで
ハーフを過ぎてからは、清澄庭園の脇を通り門前仲町へ。門仲は知り合いの会社があるくらいで、全然馴染みのない街w
昔、東陽町で仕事をしていたことがあり、東陽町まで行けば懐かしかったかもしれない。また、清澄庭園や木場公園あたりの中を通れれば面白いのかもしれないけど、それもないので我慢の走りとなる。
飽きと疲れが出てきたので、25km過ぎにメイタンCCCを摂取。
メイタンCCCは販売停止となってしまったので、僕が持っている残りは2個。メイタンに代わるカフェイン入りの補給を探さないと。
この辺のペースはキロ4分50秒台。
事前の練習量のわりに、脚も体も持ってる印象。コースがずっと平坦なのも幸いしてるかな。
30kmからゴールまで
30km過ぎ、
ピタッと脚が止まる笑
自分でもビックリするくらい脚が突然動かなくなる。
長年の経験で、脚が終わるとそこからはひたすら我慢の時間が続くことを知っている。憂鬱になるが頑張るしかない。
32km手前で日本橋に戻り、そこからゴールまでは見どころ満載。
まずは京橋から銀座へ。
京橋では自分が泊まっていたホテル前を通過。
この辺りはとても馴染みのある街なので、普段見て歩いている街並みを走れることに感動。でも脚の重さが感動を上回る。
「もっと楽しみながら走りたかった」
と思いながら我慢の走り。
33km地点。
銀座一丁目から四丁目へ。
四丁目の交差点、三越とセイコーがあるところを右折。
この辺りでペースはキロ5分50秒台へ。
後続ランナーさんにどんどん抜かされる。
景観の堪能よりも、どんどん抜かされる情けなさと、脚の重さの辛さが大きくて苦しい走りが続く。
日比谷を左折して、日比谷公園や帝国ホテル前を通過。この辺なんて一番の見どころなのに。
ペースはキロ6分30秒くらいに。
フルマラソンでペースが6分台まで落ちるなんて、サブ4を達成した10年くらい前から経験してないかも。それほどの大撃沈。苦しさと我慢が続く。
36km地点。
増上寺、芝公園あたりで突然姿を現す東京タワー。
やっぱり、僕にとっての東京は東京タワー。
小さい頃から、大人になって少し東京に馴染みがでても、その思いは変わらない。でも、今は辛い。
脚が全然動かないので、体全体でなんとか前進してる感じ。
ここ最近、撃沈レースが続いてるけど、タイムが落ちれば落ちるほど辛さも大きいということを東京マラソンで学ぶ(笑)
折り返して、もう一度東京タワーまでの36km~39kmまでの3kmがとてつもなく長い。僕と同じくらいのペースで走っている外国人ランナーさんも苦しそう。
再び日比谷に戻り、41km地点。
丸の内仲通りに入る。
いよいよ最後の直線。
丸の内ってオシャレな街だよね。
左右の沿道には応援する人でいっぱい。
丸の内仲通りの石畳を、引きずるように走る。
後続ランナーさんにはどんどん抜かれるが、せめて最後くらいは景観と雰囲気を堪能しながら走る。
この丸の内仲通りには、友人がシェフをしているお店がある。事前に東京マラソンに出ることを言ってたけど、お店の営業時間だから当然だけど外にはいなかった。
友人のお店を通過すると、いよいよゴール。
東京駅を後ろにゴールするこの直線。
長年待ち望んでいたゴールがいよいよ。
皇居に向かう直線。
周りの景観を少しでも堪能しながら
東京マラソン2023ゴール!
ネット:3時間42分30秒
かつてないほどの大撃沈。タイム以上に苦しんだ大会で、特に見どころ多い終盤で楽しむ余裕が全くなかったことには悔いが残る。
でも途中までは気分よく走れたし、無事に念願の東京マラソンを走り抜けることができてよかったかな。
東京マラソン2023のゴール後
ゴールしてからは、ゼッケンのカラーに従って誘導へ。カラーごとに荷物を受け取る場所が違い、遠い人はゴールから結構歩くことになる。
僕は皇居外苑だったので、すぐにメダル・ガウン・スポーツドリンクなどを受け取って荷物を受け取る。
皇居外苑のテントの裏の方でクールダウン。
ボディーシートで全身を拭いて、着替えて、少しの間休憩。
30分~40分くらいゆっくり休憩してホテルへ移動。
皇居外苑の広場で、三津家貴也さんがちびっこ相手にランニング教室みたいのをやっていた。さっき東京マラソン走ったばかりだよね?すごいな~。
皇居外苑(丸の内側)からホテルの京橋(八重洲側)への道のりで迷う。
勝手知ったる道なので普段なら迷うはずないのだが、東京マラソンの交通規制で地下通路をあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
京橋のホテル前に着いたのが14時30分。
まだ走っている(ほとんど歩いてる)ランナーさんがいた。
ご苦労さまです。
東京マラソン2023のまとめ
ここまで、東京マラソン2023の完走記をまとめました。
僕がランを始めたのが13年前の2010年。
その2年後、2012年から毎年エントリーを続けて、11年目にしてようやく走ることができた念願の大会。
東京マラソンは1回出場できればそれで満足。
・・・と思っていましたが、
あまりの大撃沈に大いに悔いの残る大会となりました。
途中までは東京の街並みを堪能。
景観をじっくり眺めたり、動画を撮りまくったり。これほど多い外国人ランナーさんと一緒に走る経験もないでしょう。
ただ、終盤の一番の見どころで余力がなかったのが悔しい。
もっと楽しんで感動して走りたかった。
念願叶った思いよりも、もっと楽しみたかったという悔いが大き過ぎて。
大会で残した悔いは、
その大会でしか晴らすことができない。
もう一度東京マラソンを走るために
来年からもエントリーするしかないですね笑