屋久島の宮之浦岳登山・縄文杉の旅に行きました

本日は2025年4月24日。
絶賛足首を故障中で、まともに走れてません汗
6月末のサロマ湖100kmに向けて黄色信号ですね。

で、
先日、屋久島に行ってきました。
その足首を故障した原因となったのかもですが笑

ギリギリまで行けるかどうかわからなかったのですが、なんとか調整がついて行くことができました。

屋久島はどこにあるどういう島?

屋久島は、鹿児島本島から南に約130km離れたところにある離島で、樹齢1000年を超える屋久杉が点在するエリアは世界自然遺産にも登録されています。中でも島内で確認されている最大の杉「縄文杉」は樹齢2000年~7000年とも推定される巨大杉です。

島なのに、2000メートル級の「宮之浦岳」をはじめとした山々がそびえ立ち、その影響で一年を通して雨や霧が多く、その水の恵みで数多くの自然が育まれています。

2泊3日の弾丸ツアー(予備日として最終日は鹿児島市泊まりの3泊4日)、観光は一切なしで山に登るだけです笑

途中の2泊は電気も何も無い山小屋を経由する行程。シュラフや飲み水持ちでザックが重く、終始雨か霧の天候で登山も一苦労。

いくつかトラブルもありましたが、無事に行ってくることができました。

百名山の宮之浦岳に登頂

世間的には縄文杉の観光が有名ですが、今回は屋久島にある百名山の一つ「宮之浦岳」という山の登頂がメインの目的でした。

ただ、あいにくの天気で眺望は無し。
登頂するまでの行程がまあまあ大変だったので、宮之浦岳の登頂自体はあまり感動もなく笑

縄文杉がレベチすぎた

宮之浦岳はイマイチだったのですが、縄文杉があまりに神々しく壮大で「ああ、これを見るために苦労して来たんだ」と思うほど。今まで登山してきた中で間違いなくベスト3に入る光景でした。


<縄文杉>

写真では迫力が伝わりにくのですが、霧に囲まれた壮大な杉のエリアは別世界でした。

縄文杉以外の屋久杉も樹齢何百年というものばかりで、なかなかの迫力とスケールだったのですが、縄文杉はレベチ。


<縄文杉以外の屋久杉もデカくて凄い←語彙w>

時間帯がよかったので、観光で有名な縄文杉もウィルソン株も、他に誰も人がいない中堪能できました。


<ウィルソン株という、杉の幹の中。空洞になっていて中から見上げるとハード型に見えるのが有名らしいです(その場で知った笑)>

年々、歳を重ねるごとに、こうした自然というか地球というか宇宙というか、人間と比較してあまりに大き過ぎる存在に、ただただ感動するというか、感受性が高くなっていき、もっといろいろこの目で見たいという思いが強くなっています(スピリチュアル的なものではないですよw)

登山も歳を重ねるごとに楽しさをかみしめるようになってきました。

おそらく、縄文杉を前にするのは人生で最初で最後。もう二度と行くことはないあの場所を、10分~15分というとても短い時間ではありましたが、濃密で貴重な時間を過ごしたんじゃないかと。最近はこういう時間こそが他の何よりも贅沢な時間だと感じています。

そして今後の人生も、そういった時間をできるだけ多く体験していきたい。そう思える旅でした。

おしまい。

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