昨日、NHKの夕方の番組「ゆうどきネットワーク」の「ランニング ”はじめの一歩”」というコーナーで、プロ・ランニングコーチの金哲彦さんが初心者向けにランニングシューズやランニングフォームを紹介していました。
時間の限られたコーナーの中、いつもの金さんの丁寧な口調で、とてもわかりやすく説明されていました。
その中で「ランニング(走る)とはどういう動きのことか?」という問いをあげ、以下の2つの動作である、と説明されていました。
1.ランニングはジャンプの連続である
2.ランニングは体の重心を前に移動させることである
既にランニングをしているランナーの方なら、1度は聞いたり実践している内容だと思います。
私もケガをして長い間走れなくなってから、ランニングの際は常に「フォーム」「どこに体重がかかっているか」「どこの筋肉が使われているか」を意識して走るようにしています。
ときにはアレコレ考えすぎて楽しく走れなくなったりするので、ダラ~っと何も考えずに走ったりするのですが、今回も早速、金さんがテレビで言っていた内容を実践してみました。
ランニングはジャンプの連続
ランニングはジャンプの連続である、として、ランニングする前に必ず数回ジャンプすることを勧めていました。
確かにその場で軽くピョンピョンとジャンプをすると、自然と姿勢がよくなり重心が体の中心にくる感覚になります。姿勢が悪かったり、バランスが悪いと上手く真上にジャンプすることはできないですからね。
この方法であれば、肩甲骨を寄せて、お腹の下の重心を意識して・・・などアレコレ考えずに自然とフォームの補正ができます。走りながらやる、というわけにはいきませんが、走り出す前にジャンプ、疲れて姿勢が崩れてきたら少し立ち止まってジャンプ、をするだけで体の余計な力も抜け、楽に走り出すことができました。
走り出す前のジャンプは、初心者だけでなく、全てのランナーにお勧めだと思います。
ランニングは体の重心を前に移動させること
重心を前に移動させること、としてジャンプした後の姿勢のまま、前に体を倒す説明をされていました。
ランナーの方ならよく聞く内容だと思います。
姿勢をよくして重心を高い位置にキープ。そのままの姿勢で体が倒れることにより重心が前に移動するので、走ることは体が倒れ込む連続である、と。よく「短い鉛筆よりも長い鉛筆の方が重心が高く倒れやすいですね」と説明される部分です。
私もランニングのときはこれを意識して走っているのですが、これが結構難しいのです(+_+)
実践してみると、確かに常に前へ前へ倒すことにより余計な力は必要としません。自然とスピードに乗って走ることができます。
ですが、私の場合、スピードの強弱がつけられずどんどん加速してしまいます。ペース走レベルやジョグレベルの速さにしようとすると、自らブレーキをかける形になってしまい本末転倒です。
倒れ込み過ぎなのか?ピッチをもっと小さく細かくすればいいのか?
重心移動についてはまだまだ検討と練習が必要なようです。。。
ジャンプしてから走り出す。しばらくはこれをやりながら楽しく走ろうかと思っています。