adizero Japan 2 の使用感と耐久性

昨年9月初めに購入した「adizero Japan 2」

あれから6ヵ月が経過し、大体500~600kmは走ったと思います。

腸脛靭帯炎が治りかけであったこと、久しぶりのadizeroシューズであったことを考えると多少不安はありましたが、初めて履いた時から感触は上々で、今のところのエースシューズになっています。

今回は、使用6ヵ月を経過してある程度走り込んだ後の、adizero Japan 2の使用感と耐久性をまとめたいと思います。

adizero Japan 2 の使用感

adizero Japan 2 の使用感は一言でいうと「最高」です。

いきなり評価しすぎだろ?と思われるかもしれませんが、私が過去使用した10足以上のランニングシューズの中では最高クラスだと思います。

もちろん使用用途や目的によって、ランニングシューズに期待する性能に違いがあり、全ての面において優れているとは言えませんが、総合的にみて私の中では最高クラスのシューズの位置付けです。

6ヵ月間走り込んで、マラソン大会でも使用した感想から、adizero Japan 2 の長所は以下の通りだと思います。

1.5:30~4:30/kmペースが何しろ走りやすい

5:30~4:30/kmペース、フルマラソン換算だとサブ4~サブ3.5ペースでのスピードにおいて最大の威力を発揮します。

上記のペースで走る際の、スピードによる反発力とクッション性のバランスが絶妙です。
硬すぎるわけでもなく、クッションが効きすぎるわけでもなく、自分の脚力とシューズの性能が「カチッ」をはまる感じで、自然と楽にスピードに乗ることができます。

自然と楽に、と言いましたが、ランニングシューズに全面的に助けられているわけではなく、自分の走力を自然に最大限発揮してくれる感じです。ですので、走力としてはサブ4~3.5レベルの脚力が必要になります。

adizero Japan 2 発売以来、このレベルのシューズの中で絶大な人気を得ているのも納得できるランニングシューズだと思います。

但し、上記のペースより遅い、例えば6:00/kmよりも遅いペース下においては、シューズの反発力が得られずにムダに力を使ってしまう感じです。また、私がストライド走法であるというのもありますが、ピッチ走法よりもストライド走法向きなランニングシューズであると思います。

2.かかとのホールド感がよい

adizeroシリーズ全般に言えることですが、adizero Japan 2 もかかとのホールド感が最高です。

かかとのホールド感については個人的な好みが分かれるところですが、私は、ランニングシューズを履いたときの心地よさ、走っているときの守られている感触がとても気に入っています。

この、かかとの感触の良さはadizeroシリーズの特徴で、他のメーカーでは味わえません。逆にasicsやmizunoのランニングシューズは何となくかかとが浮いてしまうような感触で、個人的には好みではありません。

このかかとのホールド感の違いは、メーカーによってハッキリと差がわかりますので、かかとの好みでメーカーを選ぶのも、選択の手段の1つです。

adizero Japan 2 の耐久性

adizero Japan 2 の耐久性は残念ながら良くありません。

6ヵ月、500~600km程度走った後のアウトソールの状況は以下の通りです。

IMG_2872購入時

IMG_3494 6ヵ月使用後

IMG_3500左足かかと

IMG_3499右足かかと

アウトソールが無くなり、ミッドソールが完全に見えてますね。。。

私のランニングフォームと着地が悪く、一部に負荷がかかっている状況ですが、ここまで激しく消耗するのは残念ながらadizeroだけです。
asicsやmizunoのランニングシューズは500~600km程度ならばミッドソールが見えることなどなく、まだまだ使用できる状態でした。

反発性とクッション性についても、500~600kmでかなり劣化します。
練習では続けて使用できると思いますが、マラソン大会本番を考えると、買い替えを検討したいレベルですね。

adizeroシリーズの耐久性も、以前と比べるとかなり改良されていますが、月間走行距離が300kmを超えるようなランナーの方においては、履き替えサイクルが早くなるのは必須です。

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耐久性の問題はありますが、ランニングシューズとしての性能は申し分なしです。
adizero Japan 2を履き始めた当初も好感触でしたが、6ヵ月間履き続けた印象も変わらず好感触です。

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