私は、今現在手元にある「asics GT-2170 NEW YORK」や「mizuno WAVE AMULET 2 (ミズノ ウエーブ アミュレット)」を履く前は、完全なadizeroユーザーでした。adizeroフリークと言ってもいいかもしれません。
2年間で4足もadizeroシリーズを試していました。まあ、今から考えれば買い過ぎですが、ついついランニングシューズは新しいものを欲してしまうのですよね(^_^;)
adizeroシリーズにハマった理由はいくつかあります。マラソン界に衝撃を与えた「adizero Japan」の人気どおり、adizeroシリーズは万人受けするいいシューズだと思っています。
今回は私が感じたadizeroのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
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adizeroシリーズは価格が安い!
adizeroシリーズ最大のメリットは価格の安さです。
他のmizunoやasicsの同レベルのランニングシューズに比べるとかなりお安めです。
新しく出たモデルもすぐに値引きされるので、最新モデルが1万円を切る値段で普通に買えたりします。
私の場合もそうでしたが、価格の安さは初心者ランナーにとってはとてもありがたいことです。
ランニングを始める場合、ネットでも雑誌でも経験者が勧めるのが「ランニングシューズを履きましょう」ということ。そして「試し履きをして自分に合ったランニングシューズを購入しましょう」ということ。
でも、それって初心者ランナーには結構ハードルが高いんですよね。
初心者ランナーにとって、まず自分に合うランニングシューズがよくわかりません。私だって未だによくわかりません(笑) しかも、ランニングシューズは1万円以上のものが多く、ちょっと買って試すというレベルの値段ではありません。
その点、adizeroシリーズは値段が安く、型落ちや色によっては5千円台で購入できるときもあるので、購入するときにそれほど躊躇しません。
初心者ランナーが初めてのランニングシューズ選びで困ったときは、是非adizeroシリーズをお勧めします。
adizeroシリーズはランニングシューズとしての機能性がよい
私が初めてadizeroを購入したとき(2008年頃)は、一部で評価されたいたものの、mizunoやasicsのヘビーユーザーからは下に見られていました。
その後、ハイレ・ゲブレセラシエ選手などのトップランナーの活躍で「adizero Japan」がランニング業界を席巻し、今現在の評価につながっています。
私は今現在はmizuno、asicsユーザーですが、3社のランニングシューズを使用してきた経験から、機能的に差があるとは思いません。それぞれのランニングシューズの特徴が自分に合うかどうかの問題だと思います。
私が使用した経験から、adizeroシリーズの特徴として以下の内容が上げられます。
・足首、かかと部分のホールド感がよい
・軽量、かつクッション性がある
・ファッション性があり豊富なカラーリング
・(slimでもwideでもない)通常版でも若干細め(狭い)
足首・かかと部分のホールド感は抜群です。
このホールド感がシューズとの一体感、安定感を生み出すため、この感覚が気に入ったランナーはやみつきになると思います。
クッション性のあるモデルでも比較的軽量のモデルが多いです。
とにかく重さが気になるランナーにはいいと思いますが、私は、シューズの重さは脚力不足による不安定感を補い安定感を出すために必要な場合もある、との考えのため、軽さはあまり重要視していません。
奇抜なカラーリングが豊富でファッション性があるのは、ランニンググッズを楽しむランナーとしてはありがたいですね。硬派(?)なランナーからはウケが悪いですが・・・(^_^;)
adizeroシリーズは全般的に「細め」と言えると思います。
つま先部分も細いため、「エジプト型・先広」の私はつま先があたらないように、適正サイズ(実寸:24.0cmに対しランニングシューズ:25.0cm)よりもプラス0.5cmの25.5cmを履いていました。
ですが、以前「asics 3D足型測定器」でも書いた通り、多くの日本人ランナーが足幅を「過大評価(実幅よりも広い)」しているそうなので、細めだからダメだ、と敬遠するのではなく、足幅はしっかり測定するようにしましょう。
ランニングシューズのモデルの違いがわかりやすい(選びやすい)
これは私だけかもしれませんが・・・
ランニングシューズってモデルの違いがわかりにくいと思いませんか?
まあ、それだけ重要となるポイントが沢山あり、上級者ランナーになればなるほど細かいこだわりが出てくるのだと思いますが、それにしてもわかりにくい!(特にasics)
その点adizeroは、目標タイム、レース用か本番用かでわかりやすいチャートが公開され、初心者ランナー(と私)には大変わかりやすいです。
adizeroシリーズは耐久性がない
これはデメリットになり、ネットでもよく出てくる情報なのですが、私も同じ意見です。
シューズのアウトソール(シューズ裏の接地面にあたる部分)の減りが早いです。
走り方のクセによる違いもあると思いますが、私の場合、mizunoやasicsに比べ減りが早いのは確かです。
但し、これも考え方で、もともとランニングシューズの機能が発揮できる走行距離は500km~1,000kmと言われています。どんどん走ってランニングシューズを履きかえて、ランニングシューズに対する経験値を上げるのも一つの楽しみ方だと思います。