エプソン「WristableGPS」でピッチ(歩数)とストライド(歩幅)を分析してみた

先日(2017年2月19日)参加した「第13回浜松シティマラソン」は、一緒に参加した知り合いランナーのおかげもあって、なかなかいいビルドアップで走ることができました。

参考:NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で熱い浜松でハーフマラソン(前日観光)
参考:第13回浜松シティマラソン(2017年)ハーフの部完走記

せっかくなので細かいペース配分を見てみようかなぁ、と思って普段あまり見ないエプソンの「NeoRun」というWEBの管理画面をじっくり見てみました。

で、そこで気がついたのですが、僕が持っているエプソンのWristableGPS「SF-710S」はラップタイムだけじゃなくて、ピッチ(歩数)・ストライド(歩幅)も測れるんですね。3年近く使ってますが初めて知ったという・・・(^_^;)
※SF-7シリーズの最新は「SF-720G/B/W」です。

というわけで、改めて細かく見てみました。

[template id=”2944″]

WristableGPSで計測したデータ

以下、先日のハーフマラソンのデータです。

ペース
(分:秒)
ピッチ
(回数)
ストライド
(cm)
1km 6:35 176 92
2km 6:10 179 89
3km 6:08 180 89
4km 5:54 181 89
5km 5:54 180 91
6km 6:25 179 91
7km 6:06 179 89
8km 5:56 181 90
9km 5:47 181 92
10km 5:49 181 92
11km 5:43 180 95
12km 5:25 181 96
13km 5:44 174 95
14km 5:28 180 98
15km 5:20 179 100
16km 5:19 180 103
17km 4:52 180 108
18km 5:03 178 109
19km 4:57 177 110
20km 4:48 178 115
21km 4:28 177 121
ゴール 4:50 172 123

エプソンのWristableGPSは、本体に内蔵されているストライドセンサーが優秀で、実速度と体振動周波数から、歩幅を絶えず学習するストライドアルゴリズムを搭載しています。

だから勝手にピッチやストライドが計測できるし、GPSの届かないトンネル内に入っても正確に計測できるわけですね。

ちなみにエプソンのWristableGPSシリーズは

  • GPSが正確
  • 連続稼働時間が最大30時間
  • 水や衝撃に強い

というメリットがあるので気に入っています。特に僕はウルトラマラソンに参加するので連続稼働時間が長いのは重宝するし、GPSの精度もかなり正確です。

ただ、唯一「ラン中に前のラップタイムが確認できない」というデメリットがあります。

1kmごとの自動計測していると、「ピピッ」というラップ音とともにバイブが震えてその時の1kmのタイムが3秒程度表示されるのですが、その3秒を逃すとランニング中はもう確認できません。これだけはめっちゃ不便!この仕様はなんとかならないかぁ・・・

バイブで震えてくれるのは便利なんですけどね。。。

[amazonjs asin=”B01MYO6WYG” locale=”JP” title=”エプソン リスタブルジーピーエスEPSON Wristable GPS 腕時計 GPS機能 ランニング SF-720G”]

ピッチから見るストライド走法

改めてデータとして見て、僕はやっぱりストライド走法ですね。

ピッチ走法(細かい歩幅で歩数の多い走法)のランナーの平均歩数は180~200歩/km。ラン歴が長く熟練になるほど200歩に近くなると言われています。

対して僕の歩数は180前後。終盤のキロ5分を切ったペースの局面では177歩だから、1歩1歩大きく距離を稼ぐストライド走法が顕著ですね。

ストライドを大きくしてペースアップ

15km過ぎからの終盤では、ストライド(1歩の距離)を大きくしてペースアップしていることがわかります。

ほとんどのランナーが、どんなペースでも歩数は一定でストライドで調整する(体が勝手にそう動く)そうなのですが、ここまでデータでハッキリ現れると驚きですね。

現状の僕のデータでは、

  • ピッチ(歩数)は180前後
  • ストライドで調整
  • キロ6分前後でストライドは90cm
  • キロ5分前後でストライドは110cm

というのがわかります。結構正確に走ってますね。適当に走ってるつもりでも同じリズムを刻んでいたなんて、自分の体エライ!!

タイムを上げる方法

さて、ここから全体的なタイムアップを計画すると、2つの方法が考えられます。

  1. ピッチ(歩数)を増やす
  2. ストライド(歩幅)を伸ばす

僕の場合、今現在のピッチが少な目なので、現実的なのは「ピッチを増やしてストライドを落とさないこと」かなと。おそらくここからストライドを伸ばすのはかなり脚力を必要とするのではないかと思います。特に僕は足が短いですし・・・

ただピッチを増やしてストライドが短くなってしまうと本末転倒だし、そうなるとたぶん僕の持ち味が無くなってしまう気がします。

というわけで今後の練習では、少しピッチを多くすることを意識してみようかなと考えています。最初はペースが遅くてもピッチを速く。ペースアップするときも踏み込みを強くするのではなく、ピッチを速くするイメージで走ってみようかと。

上手くいけば面白いことになる・・・かな?

[amazonjs asin=”B01N42BQC8″ locale=”JP” title=”エプソン リスタブルジーピーエスEPSON Wristable GPS 腕時計 GPS機能 ランニング SF-720W”]

グリーン/ホワイト/ブラックの3種類の色があるのはいいなぁ~。

改めて自分の走りをデータで確認すると面白いですね。意識してないのに、体がほぼ一定のピッチ・ストライドを刻んでいることにはビックリでした。

タイトルとURLをコピーしました