10kmマラソンやハーフマラソンの大会は、フルマラソンと少し異なる服装になります。
基本的には「できるだけ身軽で速く走れるウェア」になります。
ただし、当日の天気や気温、またタイムを狙う本気レースなのか?楽しむためのファンラン(ジョグペース)なのか?によって、走るときの服装も変わります。
今回は、10kmマラソンやハーフマラソンの服装とラングッズについてご紹介します。
10kmマラソン・ハーフマラソンのランウェア一覧
10kmマラソン・ハーフマラソンの時に僕が準備するランウェア・ラングッズ一覧です。
走る時のランウェア・グッズ
「走るときのウェア」といっても、走るスピード(本気レース or ファンラン)と気温(真冬なみの寒さかどうか)によって異なります。
- 基本的なウェア
- 寒いときのスピードレース
- 寒いときのファンラン
基本的なウェア
- ランニングキャップ(サンバイザー)
- Tシャツ
- コンプレッションハーフタイツ
- サングラス(アイウェア)
- ランニングシューズ
- 五本指ソックス(薄手)
- ランウォッチ(GPS機能付き)
10km・ハーフマラソンの大会では、ジェルや塩タブレットなどのことは考えません。
フルマラソンだとエナジージェルや塩熱サプリなどいくつか持って走りますが、10kmマラソンでは必要なし、ハーフでもジェルを1個携帯するだけなので、コンプレッションハーフタイツで十分だからです。
サングラスは晴れでも曇でも使います。日差しの眩しさ・紫外線による消耗を防ぐためです。
寒いとき(10℃以下)のスピードレース
- ランニングキャップ(サンバイザー)
- Tシャツ
- コンプレッションハーフタイツ
- サングラス(アイウェア)
- ランニングシューズ
- 五本指ソックス(薄手)
- ランウォッチ(GPS機能付き)
- ランニンググローブ※
- アームカバー※
本気のスピードレースのときはあまり寒さは気になりませんが、さすがに10℃以下になると腕と手先は寒さがキツくなります。そのため、寒さ対策として手袋(ラン用の薄手のグローブ)とアームカバーを使用します。
寒いとき(10℃以下)のファンラン(ジョグペース)
- ランニングキャップ(サンバイザー)
- Tシャツ
- メッシュインナー※
- ハーフパンツ
- ロングタイツ※
- サングラス(アイウェア)
- スピード向けランニングシューズ
- 五本指ソックス(薄手)
- ランウォッチ(GPS機能付き)
- ランニンググローブ※
- アームカバー※
10℃以下のレースでジョグペースのファンランのときはメッシュインナーやロングタイツなどで寒さ対策をします。
走る前後の服装・グッズ
- 20L以上のスポーツバッグ
- 長袖ジャージ
- タオル
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 洗顔シート
- ボディーシート
- ビニール袋(走った後のランウェアを入れる用)
- レジャーシート(できれば)
- 着替え(Tシャツ、靴下など)
- ウィンドブレーカー上下(寒い時)
- ニットキャップ(寒い時)
- ネックウォーマー(寒い時)
荷物をもっていくスポーツバッグについて、なぜ20L以上なのか?については後ほどご説明します。
10km・ハーフを走る時のウェア詳細
基本的にフルマラソンの時とあまり変わりませんが、スピードを出して走るので、比較的軽装になります。
ランニングキャップ(サンバイザー)
ランニングキャップをかぶらないランナーも結構いますが、僕は必ずサンバイザーをかぶって走ります。
- 日差し対策(熱中症対策)
- 汗が顔に流れるのを防ぐ
- 髪の毛が邪魔になるのを防ぐ
- 雨除け
といった目的です。
なぜサンバイザーかというと、ランニングキャップが激しく似合わないためです(笑)
たまにはキャップをかぶりたいんですよ。
でもランニングキャップが激しく似合わないんです(2回目w)
唯一、日差しのある100kmマラソンのときだけランニングキャップをかぶります。100kmになると、日差しによるダメージ・体力の消耗が激しくなるからです。
上に着るランウェア(上半身)
基本的に上半身は半袖Tシャツです。
大会Tシャツが事前にもらえるときは、大会Tシャツを着ることもあります。
冬の寒い大会の時はアームカバー・手袋をつけますが、タイムを狙う場合は10kmでもハーフでもインナーは着ません。
真冬など日中でも10℃以下のような日で、かつジョグレベルのファンランのときは「ミレーのメッシュインナー」を着たり、風が強い場合はウインドブレーカーを着ます。
下に履くランウェア(下半身)
下に履くランウェアは、基本的にハーフパンツやコンプレッションハーフタイツです。
これも上半身と同様に、寒さ・狙うタイムによって変わってくるのですが、最近では以下のように切り替えてます。
ファンラン(寒いとき):ロングタイツ+ハーフパンツ
10kmの場合はジェルは持たないし、ハーフのときもジェルは1個しか持たないので、コンプレッションハーフタイツで走ることが多いです。スピードを意識してストレスなく足さばきをしたいので、基本的にロングサポートタイツは履きません。
ですが、真冬の大会でジョグペースだとさすがに寒いので、そのときはサポートタイツを寒さ対策として履きます。
その他のランニンググッズ
10kmやハーフの大会で欠かせないのが「GPS機能付きランウォッチ」です。
ランウォッチがあるのは当然ですが、できればGPS機能が欲しいところです。
もちろんフルマラソンでも欲しいのですが、10km・ハーフマラソンとなると1kmごとのラップタイム(ペース)が重要になります。
短い距離だから1kmごとに速いか遅いかを判断する必要があるからです。
ところが、地方の大会に多いのですが、10kmやハーフマラソンの大会に限ってコースのキロ表示が5kmごとだったり、残り3kmからしか表示がないといったことが多いです。
大会で自己ベスト更新を目指すためにも、ぜひGPS機能付きのランウォッチをおすすめします。練習でも重宝するし、買っておいて損はないですよ。
おすすめはEPSONのJ-300シリーズ、、、だったのですが、EPSONはGPSウォッチ事業から撤退してしまい、在庫限りで終わってしましました(T_T)
これからランナーがGPSウォッチを買うときは、Garmin(ガーミン)というメーカーか、COROS(カロス)というメーカーがおすすめです。
ガーミンは市民ランナーなら誰もが知っているGPSウォッチでシェアNo.1です。カロスは、安さと機能性の高さで年々人気になってきているGPSウォッチで、マラソンの元世界記録保持者エリウド・キプチョゲ選手が使用していることでも有名です。
走る前後の服装・グッズ
10km・ハーフマラソンの大会なので、それほど荷物は必要ないと思うかもしれませんが、できるだけ大きめのバッグで会場に行くことをおすすめします。
マラソン大会は、当日配られる参加賞が意外と大きいものが多かったり、かさばるものが多かったりするんですよね。
- 完走証(賞状)
- スポーツタオル、Tシャツ
- スポーツドリンク
- 試供品(シャンプーだったり)
- 抽選品(米とかインスタントラーメンとか)
身軽に会場に行ったはいいけど、帰りは大荷物を手に持って帰るということになりかねません。
最近では、どの大会でも荷物の預かり所がしっかりしているので、できれば少し大きめのスポーツバッグで会場に行くようにしましょう。
また、走った後はせめてTシャツくらいは着替えてリフレッシュしましょう。
洗顔シート・ボディーシート・ウェットティッシュがあると、汗をかいた手・顔・全身が拭けてリフレッシュできて便利です。
汗をかいたTシャツや靴下を入れておくビニール袋も忘れずに。
冬の大会だと、走る前・走った後は結構冷えます。
寒さで体調を崩さないためにも、ウィンドブレーカーや長袖ジャージなどでしっかり寒さ対策をしておきましょう。
走るときには軽装になるため、ウィンドブレーカーなどを預けるためにも、やはりスポーツバッグはあると便利ですね。
10km・ハーフ大会の服装のまとめ
10km、ハーフマラソンの大会のランウェア・ラングッズをご紹介しました。
フルマラソンのときと大きく違うわけではありませんが、基本的にはスピードを意識した軽快なウェア・グッズが望ましいです。
ただ、寒さとどのくらいのペースで走るのか?によって変わるので、気温とスピードを意識してウェアを調節するようにしましょう。