フルマラソンを完走するために必要なランニンググッズとして、シューズの次に大事なものは「ランニングウォッチ(腕時計)」
自分のペースを正確に図って走る時の作戦をたてることは、フルマラソンなど長距離の大会では重要なことです。
一定のペースで走る、自分の肌感覚のペースを確認するためにはランニングウォッチが必須。練習でも本番でも必ず使用することをお勧めします。
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お勧めのランニングウォッチ
初めてのフルマラソン完走に向けて、特にお勧めのランニングウォッチをご紹介します。
1.CASIO PHYS カシオ フィズ ランナーウォッチ STR-300
まずはこのブログでも何回か話題に出した「CASIO PHYS カシオ フィズ ランナーウォッチ STR-300」です。
[label color=”red” text=”参考”]初心者ランナーにお勧め!カシオフィズランナーウォッチSTR-300
特別な機能としてはラップタイム計測くらいしかありませんが、必要にして十分。トータルタイムとラップタイムの切り替えもできるし、ラップタイムも60回まで保存できます。
バックライト付きで夜間でも使用できますし、何より頑丈。
私はランニングを本格的に始めてから3年半、かなり無造作に使い続けていますが壊れることもなく、電池の持ちも大丈夫です。
重量も32gと非常に軽く手首に長時間つけていても腕振りの負担になることはありません。
防水仕様ですので、ガンガン洗えるのもいいですね。
逆輸入版であればかなりお安く買えるみたいです。日本版もかなり安いですけどね(^o^)
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上:逆輸入版、中:日本版、下:日本版蛍光色
※右の蛍光色モデルが意外とお勧めです。色とデザインがいいので普段使いにもいいと思います。
2.GARMIN ForeAthlete ガーミンフォアアスリート
ランニングやバイク(自転車)のウォッチで有名なGARMINのForeAthleteシリーズ。
GPS機能付きで、距離・ペース・ラップの自動計測から、インターバル走も任意の距離・時間で設定できたりします。
走行時のデータをPCとリンクして、距離・ペース・時間の管理からカロリー計算までできます。
さらに心拍計などの連携も図ることができ、ランナーのための機能を全て盛り込んだこれ以上ないランニングウォッチです。
私もいつかは使用したいウォッチなのですが、何しろ高い!
ハイエンドモデルの「GARMIN ForeAthlete 610」だと3万円以上します。
バッテリーは充電式なのですが、連続使用時間が8時間と100kmのウルトラマラソンでは足りません。まあ、これは8時間以内で走れればいいんですけどね・・・(-_-;)
あと、気になるのは重量。
「GARMIN ForeAthlete 110」が52g、「GARMIN ForeAthlete 610」が72gとちょっと重さが気になるんじゃないかな、と。
ただ、ランナーとしては是非一度は使用してみたいウォッチであることには変わりなく、日々のランニングのモチベーションもかなり上がりそうですね。
最新は以下の2タイプが人気です。
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ForeAthlete220J
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ForeAthlete620J
3.EPSON エプソン Wristable GPS
エプソンのランニングウォッチもランナーの間では人気です。
GPSの精度も高く、軽さや性能は申し分なし。
何と言っても連続使用時間30時間という、他のランニングウォッチよりも圧倒的に長く使えるのが魅力です。
価格もガーミンより割安なのですが、慣れるまで操作性がわかりにくいといった評価もあります。でも、操作性なんて慣れだと思うので、それほど気にしなくていいかと。
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ペースを計ることの重要性
長距離を走るうえでは「自分で自分のペースを把握すること」が重要になってきます。
10km程度の短い距離であれば、ペース計算せずに勢いでそのまま押し切ってしまうこともできるのですが、フルマラソン以上の長距離になると「ペース管理」がレース成功の鍵を握ります。
そしてペース管理をするためには「自分が今どのくらいのペースで走っているか?」を把握することが不可欠なのです。
練習や本番で計るタイムは「ラップタイム」と呼ばれるもので、ある決まった距離ごと(1kmごと等)のタイムになります。
ほとんどのランナーは「1kmごと」か「5kmごと」を目安とします。上級者ランナーほど「5kmごと」を計る傾向にあるようです。ちなみに私は「1kmごと」のラップタイムを目安にしています(^_^;)
ランニング経験や大会経験の浅い初心者ランナーは「自分が今どのくらいのペースで走っているか?」がわかりません。つまり経験が足りません。私は今でも自分がどのくらいのペースで走っているか把握するのが苦手ですが、自分が6分/kmなのか、5分30秒/kmなのか、5分/kmなのかは大体わかります。
練習のときからラップタイムを計り、ペース管理を意識することで、自然とペースの把握が身についてきます。
今現時点で速すぎるのか?遅いのか?これが感覚的にわかるだけでオーバーペースがなくなり、心の不安もなくなります。
ランニングウォッチの選択
ランニングウォッチは各種様々なものがあります。
GPS機能付きで、走った距離・時間・ラップタイムが自動計測されたり、心拍数計測機能がついている高機能のウォッチから、ラップタイムが計れるだけのシンプルなウォッチもあります。
私がお勧めしたいのは「シンプル機能ウォッチ+スマートフォンのランニングアプリ」の組み合わせです。※スマートフォン(以下スマフォ)を持っている方限定になってしまいますが・・・(^_^;)
シンプル機能ウォッチの目的は「ラップタイムの計測」となります。スマフォのランニングアプリの目的は「走行距離の計測」と「ランニング履歴の蓄積(練習日誌)」です。
練習で外を走る場合、運動場などのトラックを走らない限り走行距離がわかりません。そのため、スマフォのGPS機能を使用して走行距離を計測しながら走ります。スマフォアプリは読み上げ機能が付いているものが多く、1kmごとに「1km走りましたよ」と音声で教えてくれるので便利です。
同時に、「いつ、どこを、どのくらいの距離を、どのくらいのペースで走ったか」がデータとして蓄積されていくので日々の練習日誌にもなります。
「スマフォでもラップタイムが計測できるアプリがあるし、ランニングウォッチは必要ないじゃん」という方もいると思います。
大会本番でもスマフォを携帯し、音声読み上げ機能を使用するのであれば、ランニングウォッチは必要ありません。ですが、大会本番では、1kmごと5kmごとに距離表示がありますし、音声読み上げ機能をランナーだらけの中で使用するのは結構恥ずかしいですよ・・・
私は大会では「走行距離は大会距離表示で計測し、ラップタイムはランニングウォッチで計る」ようにしています。
また、「スマフォはかさ張るから持ちたくない」という方もいると思います。
確かにかさ張るのですが、個人的には練習時はなるべく持つようにした方がいいと思うのです。
家の周りをグルグル回るのならいいのですが、ロング走やLSDともなれば少し遠くまで走りに行くこともあると思います。走りに行った先でどんなトラブルがあるかわかりません。緊急時に家族や知人に連絡が取れるようにできることならスマフォ(この場合はガラケーもですね)を持って走った方がよいと思います。
お勧めのランニングウォッチ
エプソン リスタブルジーピーエスEPSON Wristable GPS SF-710S
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ラップ通知機能(1kmごとに教えてくれる)があり、音声・バイブレーションの選択ができます。
車通りのある幹線道路や音楽を聴きながら走ってると、音声ではラップ通知が聞こえないことがありますが、バイブ機能で震えて教えてくれるので、絶対に気づきます。このバイブ機能はお勧めですよ。