ワラーチが欲しい。
思わず物欲が漏れてしまいました。忙しいとストレスから解放されたいのか物欲が高まりますよね?
こう暑くなってくるとワラーチで走りたいです。足元気持ち良さそうですし。
ここ半年ほどのランニングでは「adizero Japan2」と「newbalance ミニマスMT10」を履き分けて走っています。
ランニングシューズによって走り方が変わるので、いろんな箇所の筋肉の刺激になるのと気分転換効果のためです。
ランニングをはじめて4年ちょっと。
今まで10足以上の異なるランニングシューズを試してきましたが、どのシューズも個性があって本当に面白い。
もちろん相性の良し悪しはありますが、ランニングシューズはいろんな走りの可能性を引き出してくれるし、いまだに選ぶときにはあれこれ考えてワクワクしています。
そんなランニングシューズも1つの大きな論争がありますね。
“ランニングシューズのクッション性は走りに良いのか?悪いのか?”
ランニングシューズのクッション性について
フォアフット(ベアフット)なのか?ミッドフット(フラット)なのか?かかと着地なのか?論争にも似ていますが、大きくわけると次のような感じでしょうか。
クッション性悪い派
・クッション性が能力以上の走りを引き出してしまいケガにつながる
・いつまでたっても筋力がつかず、レベルアップの妨げになる
・本来、人類は裸足だったんだぁぁぁ!!
クッション性良い派
・クッション性がないと足腰の負担が大きくケガにつながる(特に初心者)
・ランニングシューズが進化しクッション性も進化し続けてるからこそ、マラソンのレベルも進化している
・クッションが上手く使えないのは走りが悪いんじゃね??
といった具合でしょうか。
この手の答えのない論争について、いろいろ考えるのは個人的には好きです。
答えがないからこそ自分で試行錯誤して突き進んで、自分なりの答えを見つけることができますからね。
で、クッション性の良し悪しについて、私の見解は
「どっちの意見もわかる」ということ。(・・・あー、逃げたね、こりゃぁ)
私は争いごとが嫌いな平和主義者ですから、張れる予防線はしっかり張っておきますとも。ええ。
まあ、予防線云々は置いておいて・・・
今まで、裸足系のランニングシューズ、薄底のランニングシューズ、厚底のランニングシューズ、いろいろなランニングシューズを履いて試してきた私の現時点での答えです。
自ら試してみることが経験となり財産となる
クッション性が能力以上の走りを引き出してしまうというのもその通りだし、クッション性のないシューズは足腰への負担が大きいというのも事実です。負担が大きければその分疲労として蓄積し、余程上手なケアをしない限り必ずケガにつながります。もちろん、持って生まれた体の頑健さもありますけどね。
クッション性のないシューズを使用して、怪我しない程度に筋力がつくまで徐々に徐々に距離やペースを伸ばしていけばいい、という意見もありますが、ケガと筋力のバランスなんて市民ランナーが見極めるのは困難です。一流のトップランナーでさえケガはつきものです。
走れば走るほど、走れる距離やペースが上がる(成果がでる)のがランニングの楽しみでもありますから。
ただ一方で、ランニングシューズの能力のおかげで、自分の走力以上の力を引き出してしまいケガになるというのも、身を持って体験しているのでよくわかります。
私は、四万十川ウルトラマラソンの完走と引き換えに、1年以上腸脛靭帯炎で苦しめられました。本来なら100kmなんて到底走れる距離じゃないのに、ランニングシューズの能力で、自分の走力以上の距離を走り、オーバーユースとなってしまったのです。
走りたいけどケガをする。
ケガをするけど走りたい。
私にとってこの2つがジレンマとなっていて、ランニングシューズに対しても「どちらがいい」という答えが出ていないのが現状です。
ですが、答えは出ていませんが、向かう方向性は決まっています。
「どっちも使ってどっちも試せばいいじゃん」
です。
万人の答えなんてない。履きたいランニングシューズを履こう!
メリット・デメリットがあるのは然るべき。だったらいろいろ試して自分の経験値にすれば、走りの幅も広がるし、走る楽しみも広がると思っています。今はそういう気持ちでランニングを楽しんでいます。
ですので、ランニングシューズをあまり購入しない、違う種類のシューズを履かないというランナーの方には、是非いろんなシューズを試してみて欲しい、というのが私の意見です。特に初心者ランナーこそいろいろ試してみるべきだと思っています。
・・・そういう話しを、初心者ランナーである友人との次回の練習会でしようかと考えています。
私は今、ワラーチの他に「adizero Japan boost」が欲しいのです。
馴染みのスポーツショップで、2足一緒に購入すれば結構値引きするよ、と言われているので、次回の練習会で上記で書いたことを友人に力説して、なんとか同時購入させようかと企んでいるのです。
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全ては友人にランニングの奥深い魅力を知ってもらうために。