つくばマラソン完走記!平坦コースでサブフォー達成しました!

2016年11月20日に開催された「第36回つくばマラソン」のフルマラソンに参加し、無事にサブフォーで完走しました\(^o^)/

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  • グロスタイム:3:57:31
  • ネットタイム:3:57:26

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事前に立てた目標は「できるだけ楽しんで走りながら、久しぶりのサブフォーを達成する」だったので、タイム的には達成しました。

では、楽しく走ることができたのか・・・?
ちょっと長いですが、最後までお付き合いください。

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つくばマラソン前日

今回のつくばマラソンは、サロマ湖ウルトラマラソンでいつも一緒に入っている札幌の友人と一緒に参加しました。

前日入りしてスポーツショップへ

札幌から来る友人と合流するため、前日の17時半につくば駅で待ち合わせ。群馬を15時過ぎに車で出発して17時過ぎにつくばに着きました。

夜のつくばは5年前と変わらずやっぱり暗い!

駅周辺は明るいのですが、ひとつ道が違うと街灯が明るくないし、街路樹がさらに暗さを演出しています。うーん、慣れれば平気なのかなぁ・・・

17時半に友人と合流。

スポーツショップに行きたいと言うので、車で30分くらいのところにある「ゼビオドームつくば店」へ。

めちゃくちゃ広いスポーツショップでテンション上がりましたが、友人がショッツを3個ほど購入して早々と引き上げ。

※ちなみに、つくばには「スーパースポーツゼビオ イーアスつくば店」というのが研究学園駅のすぐ近くにあります。つくばマラソンで足りなものがあったら、こちらで購入するのがいいかもです。

夕飯はホテル近くにある「びっくりドンキー」

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カーボローディングとかは意識せず、普通にバーグディッシュを注文。

つくばスカイホテルで一泊

ホテルは僕が予約するときはほとんど空きがなく、残っていた中から「つくばスカイホテル」にしました。会場から結構離れているのですが仕方なしです。

ちなみにつくばスカイホテルの感想は以下のような感じです。

詳 細
良い点 ・宿泊料金が安い
・会場までバスで送ってくれる
・周辺に飲食店が充実している
悪い点 ・部屋の壁が薄い(隣の話し声が聞こえる)
・エアコンがうるさい
・テレビのチャンネルが変えられない
・枕が硬い(ゴツゴツしている)
・部屋に鏡がない
・電源が1ヶ所だけで遠い

まあ、正直、安いホテルなのであまり施設の充実は期待できません(^_^;)

僕は仕事柄出張も多く、常に耳栓を持参したりしているので施設の古さとかはあまり気になりません。隣の音とか細かいことが気にならない人なら、宿泊代も安いし周りに飲食店が充実しているのでおすすめです。

特に、マラソン大会当日の朝に会場まで送ってくれるのは助かりました。

宿泊代が安くて周りに飲食店が充実している。
施設が安いので、隣の部屋の物音とか細かいことが気にならない人ならおすすめ。
当日の朝にスタート会場まで送ってもらえるのは便利。

つくばマラソン当日

起床・準備

前日は午前1時くらいに就寝して、午前5時頃に起床。
マラソン大会前日はいつもこんな感じなので、特に寝不足の感じはなし。

5:30 シャワーを浴びて目を覚ます
6:00 コンビニおにぎり1個
6:30 ストレッチ
7:00 コンビニおにぎり1個
7:00 ゼッケンつけたり着替えたり準備
※起きてからの水分補給は300mlくらい

たぶん人によっては朝食が少ないと感じると思いますが、これ以上食べると走っている最中にお腹がゴロゴロしてしまうのでこのくらいで。走りながら補給する作戦です。

7:35 ホテルのロビーへ
7:45 大会会場に向けてホテルのバスで出発
8:00 つくばマラソン会場に到着

前日の雨の影響で、外を見るとすごい霧!

このままだとなかなか視界が悪そうだけど、たぶん日差しが出てくれば少しは晴れるだろうと予測。

ちなみに、今回はこんな感じのウェアで臨みました。

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これに先日購入した「adizero takumi ren boost2」です。

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なかなか派手だったかな(^_^;)

スタート前

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スタート前、飲食が美味しそうだった~

最近、スタート前はいつも「エナジージェル」と「アミノ酸」を摂取するようにしています。

僕のスタートはウェーブスタートの3番目。9:13スタート。
8:20くらいに以下の2つを摂取しました。

エナジージェルはいつものどおり「アミノバイタルパーフェクトエネルギー」

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アミノ酸は「アミノサウルス」という商品を飲んでみました。

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「BCAA」が運動中の筋肉のエネルギー源として重要なのは周知のことですが、アミノサウルスにはBCAAにプラスして、アルギニン、オルニチン、シトルリンなど、いわゆる「元気になる」アミノ酸が配合されています。

詳しくは商品サイトに書いてあるのですが、要は「疲れたときに高いパフォーマンスを引き出す」成分です。30km以降の苦しい終盤で少しでもラクになるために飲んでみました。

事前の練習でも疲労回復の効果が実感できたし、フルマラソン自己ベスト更新を狙うなら、試してみたもいいかもですよ。

スタート~10km

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※つくばマラソンのコース(クリックすると拡大します)

8:40くらいにウェーブスタート3番目のEブロックに整列。
3列目くらいのかなり前の方に整列しました。

濃かった霧も少し晴れてきて、走る分には影響なさそうです。

9:00 1番目がスタート
9:06 2番目がスタート

2番目がスタートした後、スタートゲートまで移動。

9:13 つくばマラソンスタートです!

1年半ぶりのフルマラソン。しかも前回は序盤に突っ込みすぎたせいで大失敗のレースだったので、オーバーペースにならないように「多少遅いくらいでもいい」つもりで抑えて走ります。

[box color=”blue-cream”][label color=”red” text=”参考”]フルマラソン完走・・・まさかの自己ワースト記録[/box]

ウェーブスタートは初めての経験でした、このスタート方式はいいですね!

スタート直後も全然混まないし、追い抜いたり追い越されたりもそれほど激しくありません。人数の多い他の大会にもぜひ採用して欲しいです。

最初の入り1kmは5分50秒。
5分台で走れればよかったので上出来です。

2km地点は5分40秒くらいで通過。そのあたりで、サロマ湖100kmウルトラマラソンのフィニッシャーTシャツ(11時間48分くらいで完走)を着てるランナーを発見。

ペースも同じくらいで「サロマを11時間48分ということは、ペースを崩さず走ってくれるに違いない!」と思い、このランナーの後をついていくことに。

結局9km地点まで、5分40秒~5分30秒くらいの理想的なペースで走ることができました。サロマ湖100kmフィニッシャーの方ありがとうございました!

10km~20km

10km~20kmは5年前に参加したときも走ったコース。

平坦でペースが作りやすいコースなので、ここをキロ5分30秒を切るペースを目標に。

霧のおかげで日差しも強くなく走りやすい環境。

それでも湿度があって、この時期にしては気温も高かったので結構汗をかいていることに気づく。給水所でこまめに給水しました。

10km地点で塩熱サプリを1個摂取。

14km地点でハニースティンガー(カフェイン入り)を1個摂取。

「もう5年も経ったのかぁ・・・あの頃はサラリーマンだったなぁ」

みたいな感慨にふける余裕もあり、5分15秒~5分30秒くらいで走ることができました。疲れもあまりなく脚も大丈夫。上々の前半の走りです。

20km~30km

20kmからは初めて走るコース。

ペースは相変わらず5分20秒前後でしたが、そろそろ脚に疲れが出てきました。

想定より少し早い疲れのサイン。「早めの疲れは走り込み不足とtakumi renの影響かなぁ」と考えながら走る。

中間地点で塩熱サプリを1個摂取。
24km地点でハニースティンガー(カフェイン入り)を1個摂取。

このハニースティンガーが効いたのか、落ちかけてたペースが自然にアップ!

27kmくらいからキロ5分10秒、5分10秒、29km~30kmはキロ4分55秒!

狭い1車線区間にもかかわらずこのペースなので、明らかにオーバーペースですが、気分がいいので行っちゃいました(笑)

このオーバーペースがその直後から僕を苦しめるのですが・・・

ちなみに28kmくらいで、Dブロック(1つ前の9:06にスタート)の友人を追い抜く。友人も「明らかにオーバーペースだろ」と思ったほど、ひとり爆走してたらしいですw

30km~35km

29km地点のキロ4分55秒の負荷は大きく、すぐに脚に影響が発生します。

30km地点で両太ももの重みと、左脚太もも裏の攣りです。

太ももの重さ(疲れ)は想定内でしたが、左脚太もも裏の攣りは想定外。完全に攣ってはいないのですが、ペースを落とさないと完全に攣ってしまう状態。

「太もも裏は練習で張りが出てた部分。ここで影響が出たか~」と思いながら、仕方なくペースをキロ5分50秒~6分くらいまで落とします。

後続ランナーに抜かされていきますが、ここで無理して完全に攣ってしまうと走れなくなってしまいます。

「最悪キロ6分を切らなければ3時間55分くらいでゴールできる」

沿道の応援の「マイペース、マイペースだよー!」という声に勇気づけられて、ウォッチを見ながら必死で脚を進めます。

31km地点で塩熱サプリを1個摂取。
34km地点でハニースティンガー(カフェイン入り)を摂取。

35km~ゴール

35km地点を過ぎて、ついにスタート後に通った「口の堀陸橋」に!

この陸橋の急坂をピタピタと気をつけながら走ってましたが・・・

ついにきた!太ももの完全な攣り!

一度走るのをやめて、軽く伸ばして攣りを治めます。

30秒くらいして攣りが少し治まったので、再発に気をつけながら走り出す。体の疲れもピークで、どう頑張ってもペースが上がりません。必死で頑張っているのに、ペースはキロ7分くらいまで落ち込む。

36km地点で最後の手段「アミノサウルス」を投入!

これが効いたのか、程なくして少しペースアップできる状態に。

「サロマに比べたら残り5kmちょっとじゃないか」

そう思いながら道路でつまずかないように慎重に。

そしてついに大学構内に!ここまで来て39km地点、残り3kmちょい。

5年前はブラスバンドの大演奏があって「あ~、帰ってきた~」と感動があり後押しになったのですが、今回は無し。残念・・・

余談ですが、沿道の応援・ブラスバンドの演奏などは本当に励みになりますね!疲れたときの声援は本当に後押しになります。

僕は自分でもフルマラソンを応援した経験があるので、できるだけ沿道の声援には応えながら走りました。沿道の声援に応えると、自然と元気がでますよ。

39kmからは折り返しの往路。これが結構長い!復路のランナーが羨ましい!
ただ、ここでペースがキロ6分30秒くらいまで戻ったのでサブフォー達成を確信。

後は脚の攣りを再発させないように慎重に走ります。

最後の急坂を歩くような走るような感じで上り、競技場内へ。サブフォーなのに周りのランナーの多さにちょっとビックリ!

最後はゆっくり噛みしめるようにゴール!

42.195km。久しぶりに味わった長い旅路でした。

ゴール後

ゴール後は友人を待ちながらゆっくりクールダウン。
20分後くらいにゴールした友人と合流して荷物預かり所へ。

前日の雨でグランドがぬかるんでたし、早くシャワーを浴びたかったので、飲食ブースでは食事をしないでタクシーでホテルへ。この時点で14時過ぎくらい。

ホテルから車で15分くらいのところにある「湯~ワールド」へ。
健康ランド的なところで、1,600円!ちと高い!

そこでゆっくり汗を流し、16時前に湯~ワールドの隣りにある「カプリチョーザ」で昼食&早めの夕飯。サラダ、パスタ、パスタ、ピザ、ドリンクと、マラソンの後にカーボローディング(笑)

フルマラソン終わった開放感の中、カロリー気にせず食べられる瞬間が、マラソンやってて良かったことのひとつですね!

17時半に友人をつくば駅に送り、そこから車で2時間ちょいの帰路でした。

つくばマラソンの総評

今回もつくばマラソンは非常に良い大会だと感じました。

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  • 走りやすい季節
  • 走りやすいコース
  • ウェーブスタートでスタート直後も混まない
  • 給水、補給も充実している
  • 沿道の声援が多い(今回もロッキーおじさんいた!)

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フルマラソンの自己ベスト更新を狙うなら、つくばマラソンは狙いやすい大会で間違いありません。

個人的な走りの感想としては

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  • 30km地点までは走りを楽しむことができた
  • 30km過ぎからひたすら耐える走り
  • 35km過ぎからは苦行
  • フルマラソンは簡単じゃない
  • マラソンは練習の成果が出るね、やっぱり

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といったところでした。

事前練習の走り込み不足が30km過ぎに露呈しましたね。

練習でも30km走2回だったから、むしろそこまでよく持った方です。そのツケが30km過ぎに一気にきましたね。マラソンって正直。

でも、そんな中で諦めずに走れたのは、サロマ湖100kmウルトラマラソンの経験があったおかげです。「サロマに比べたら我慢する距離は短い」と思えたから、サブフォーも諦めることなく踏ん張れた。

今の走力・練習量を考えると、サブフォーできたのはまあまあ根性を出した結果で、そこは自分を褒められる部分かと。まあ、ちゃんと練習しろよという話しですが。。。

ツイッターのフォロワーさんに「4時間切るのと切らないのでは全然違うから良かったですね!」と言われましたが、確かにそう、4時間切れなかったら悔しさが残っただろうなーと。

次に出る大会は、苦しくてもタイム的には余裕を持ってサブフォー達成したい!

そのためには、やっぱり練習あるのみですね。

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