初めてのウルトラマラソン、初めての100km。
しかも群馬から遠く離れた高知の四万十での大会参加です。大会前は楽しみよりも不安が大きかった四万十川ウルトラマラソンでしたが、終わってみて本当に参加してよかった大会でした。
マラソンで初めての感動!初めての充実感!
個人的に、初めてフルマラソンを走ったときも、充実感みたいなものは感じられなかったのですが、四万十川ウルトラマラソン完走翌日のホテルの食堂で味わった達成感、充実感は忘れられない思い出です。(ゴール間際とかゴール直後ではなく、翌日のホテルの食堂って・・・)
走っている間は、二度とウルトラ出るもんか!って何度も思ったのですが、不思議なもので、次の日から時間が経つにつれ、いい思い出しか蘇ってこないんですよね。これもまた「充実感」ってやつなんでしょうか?
僕が100kmウルトラマラソンに挑戦し続けるきっかけとなる大会でした。
四万十川ウルトラマラソンの魅力
参加した立場から「四万十川ウルトラマラソンの魅力」をまとめてみたいと思います。
当日の運営が申し分なし!
運営面でランナーを支えてくれた関係者の方々には頭がさがります。
他のランナーの方も含めて、エイドやその他の対応でストレスを感じることは全くなかったのではないでしょうか。
エイドの方々、コースに立っている全ての人が応援の声をかけてくれました。
応援が最高!
見ず知らずのランナーに、あれ程精一杯声をかけてくれる大会はそうそう無いと思います。
しかも大会は制限時間14時間という長丁場。先頭が通過してから私などの最後の方のランナーまでは相当時間があるハズ。それにもかかわらず本当に心に響く応援で何度も助けられました。
景色が最高!
後半は楽しむ余裕はなかったですが・・・(^_^;)
天気が良かったのも幸運でしたが、テレビでよく見る沈下橋を渡れたのは感慨深いです。
雄大な山々、川の流れ、田んぼ道、四万十川沿いの道・・・全ての風景・景色が完走を後押ししてくれた気がします。
周りのランナーとの一体感
上位で順位やタイムを競っている上級者ランナーはどうかわかりませんが、周りのランナーの頑張っている姿が自分の励みになり、ランナー同士会話はなくても、「完走目指して一緒に頑張るぜ!」みたいな雰囲気が流れてました。(まあ、私が勝手に感じただけかもですが・・・)
四万十川ウルトラマラソンの改善点
個人的に感じた「ここが改善されればもっといいのに!」と思う点をまとめます。
仮設トイレが少ない
参加人数が2000人以下なので仕方ないと言えば仕方ないのですが、ウルトラマラソンは10時間単位のマラソンなので、飲む/食べるはするし、普通に出るものも出ると思います。
もう少し数を増やすか、せめて男女分けるとかがあれば尚良かったですね。
旅行代理店が掌握してしまう
スポンサーや町の収益等、大人の事情が絡んでくるので、あまり文句は言えないですが、市内全ての宿泊施設を握って、移動代込で倍近い値段・・・っていうのは余りにも、、、という感じもします。
機会があれば、是非また出たい大会です。
歩き過ぎた、という後悔もありますからね!