2019年のランニング振り返り ランに没頭した1年でした

2019年、令和元年も残りわずか。年を重ねるたびに1年1年が本当に早く過ぎ去ります。ついこの間年号が変わったばかりじゃない?みたいな。

今年1年、みなさんはどんな1年だったでしょうか?

毎年恒例?「1年のラン生活」を振り返ってみたいと思います。

2019年もマラソン大会の結果に満足

振り返ると今年はランニングに没頭した1年。参加したマラソン大会の結果も満足いくものでした。

サブ3.5達成!さらに記録を伸ばす

2019年4月に開催された「第6回前橋渋川シティマラソン」で念願のサブ3.5を達成しました!!


<ネットタイムでギリギリ>

ランを始めて9年。途中で大きなケガもあり一時は完全に諦めていた目標でしたが、2018年末の振り返りで目標に掲げ、見事達成することができました。

さらに、2019年12月に開催された「国宝松江城マラソン」では、3時間21分21秒と自己ベストを大幅更新!

今年1年で「体調が整えば3時間半くらいで走れるまで走力が上がった」と手応えを感じられる結果となりました。

[box color=”blue-cream”][label color=”red” text=”参考”]サブ3.5達成!前橋渋川マラソンの坂道コースを攻略しました[/box]

苦しみながらもサロマ湖100kmを完走

2019年で一番印象に残った大会といえば「第34回サロマ湖100kmウルトラマラソン」でしょう。

なぜサブ3.5を達成した前橋渋川マラソンでもなく、PB更新した松江城マラソンでもないのか??

それは「めちゃくちゃ苦しんでなんとか完走できた大会」だったからです。

サロマ湖100kmは毎年苦しいと言ってますが、正直あそこまで苦しいのは初めて。嘔吐3回、途中で何回トイレに寄ったかわかりません。自分が書いたブログを読み返すたびにあのときの辛さが蘇るし、80km地点のワッカ原生花園の前でよく諦めず走り続けたな、と自分で自分を褒めたい(笑)

苦しんだ分、ゴールしたときの達成感は一際大きいものでした。

[box color=”blue-cream”][label color=”red” text=”参考”]第34回サロマ湖100km完走!天国と地獄を味わった全記録[/box]

いろんな大会に出ることができた

今年1年、いろんな場所へ行き、いろんな大会に出ました。

1月
2月 浜松シティマラソン(ハーフ)
3月 ふくやまマラソン(ハーフ)
4月 甘楽町さくらマラソン(20km)
前橋渋川マラソン(フル)
5月 洞爺湖マラソン(フル)
6月 右腰のケガ
サロマ湖100kmウルトラマラソン
7月
8月
9月 聖湖マラソン(10km)
オホーツク網走マラソン(フル)
10月 トマト銀行リレーマラソン
11月 ぐんまマラソン(10km)
横浜マラソン(フル)
12月 国宝松江城マラソン(フル)
股関節のケガ

10km、ハーフ、フルマラソンはもちろん、100km、リレマラなどなど。


リレマラは遅いながらも頑張って走りました!一体感があって楽しかった♪

更に北海道はマラソンだけで3回も行くという暴挙(笑)


2019年5月「洞爺湖マラソン」


2019年6月「サロマ湖100kmウルトラマラソン」


2019年9月「オホーツク網走マラソン」

1年で2回も「北見市にただ泊まるためだけに行く」という経験はなかなかできないのではないでしょうかw

僕の場合、唯一の趣味がランであり、ランを絡めて全国を旅することが息抜きにもなってとにかく楽しかったですね(登山も行くけど・・・😅)

[box color=”blue-cream”][label color=”red” text=”参考”]おかやまトマト銀行リレーマラソン!6時間耐久リレマラでチームランを楽しみました!
[label color=”red” text=”参考”]洞爺湖マラソン完走記!景色最高のコースを堪能してきました
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マラソン大会の記録が伸びた理由

2019年は10km、ハーフ、フルマラソンで自己ベスト(PB)を更新することができました。40歳を前にして記録が伸びることは本当に嬉しいことです。

なぜPB更新できたのか?
振り返ってみたいと思います。

計画的に練習できた

記録更新の土台にあるのは走力の向上。
それを支えたのが計画的な練習だと感じています。

  • 月間走行距離の増加
  • ロング走の回数の増加
  • インターバル練習の導入

走ればいいってものでもないし、効率を考えるといいかどうかはありますが、手っ取り早く走力を底上げするためには「月間走行距離の増加(走り込み)が成果につながる」と思ってます。

250kmを超えた月が6回。僕としてはかなり走り込んだ1年で、目標の大会に向けていい感じに走行距離を伸ばせたのもよかったです。

さらに平均4分台で走る16km~ハーフのラン(ロング走)が増えたのも走力アップにつながりました。

あとはインターバルの導入。有森さんの教えに従って200m×200mのインターバルを週1ペースで導入したのも心肺機能向上に貢献したと思ってます。

逆にうまくいかなかったのが超LSD。キロ9分~10分台で1時間半~2時間。始めたのですが、しばらくして右腰のケガを発症してしまいました。確実に超LSDの影響とは言えないのですが、超LSDをやった後は股関節~腰の付近の疲労が強かったのでこの影響かと思ってます。

超LSDは僕が思っているよりずっと技術が必要な走法なのでしょうね。実際にやってみるとわかるのですが、フォームを維持してキロ9分一定にペースを保つってすごく難しいし集中力が必要です。終わった後はめっちゃ疲れます。

ラン仲間から刺激を受けた

2019年は実際にお会いしたラン仲間さんが増えた年でもありました。

いろんな大会に参加したりリレマラなどのイベントに呼んでいただき、いろんなランナーさんと交流しましたが、揃いも揃ってツワモノランナーばかり。

  • 月間600kmも700kmも走るランナーさん
  • 毎朝20kmも30kmも走るランナーさん
  • ケガしてるのに爆走するランナーさん
  • 毎回、想定以上の結果を残すランナーさん

こういった周りのツワモノに入る中で「僕も頑張ればいけるんじゃないの?」と勘違いしたことが良い方に働いたのは確かです。

記録が伸びると楽しい!ということを再び気づかせてくれた存在でした。

ランニングシューズの力もある

今年もニューシューズを投入してマラソン大会に望みました。サブ3.5を達成した前橋渋川シティマラソンでは「ズームフライ フライニット」、PB更新した松江城マラソンでは「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」

僕の記録更新はシューズがあってこそだと思っています。特に3時間21分で走った松江城マラソンはヴェイパーフライ無しでは達成できなかったと思ってます。

ヴェイパーフライは今一番ホットなシューズではないでしょうか?僕の周りで限界突破したランナーさんのほとんどがヴェイパーを履いていたし、先日の全国高校駅伝もピンクのヴェイパーがほとんどでした。

ヴェイパーフライについてはネガティブな意見もチラホラと見受けられますが、僕自身はヴェイパーフライを履いて記録を更新することはズルでも何でもなく「ランナーの強さである」と思ってます。

それは、スポーツの進化はテクノロジーやグッズの進化でもあるとともに、スポーツがルールの上で成り立っている以上「ルール変更やテクノロジーの進化に対応する力も選手の強さのひとつ」と思っているからです。

スピードスケートのスラップスケートやスキージャンプのV字飛行など、技術の進化で業界の常識が変わるほどインパクトを残し、対応できた選手は残り、対応に遅れた選手は淘汰されるという歴史を辿ってます。

反対に、競泳水着の「レーザーレーサー」に始まった水着革命は、ポリウレタンやラバーなどのフィルム状の素材を貼り合わせた水着、および身体の広い面積を覆う水着の着用が公式大会で禁止されるなど、ストップがかかったケースもあります。

ヴェイパーフライをはじめとするランニングシューズはどちらの道を辿るのか。昔から様々なスポーツ観戦・考察が好きなので、そういった点でも注目です。※これは僕個人の考え方なので賛否両論あると思います。

・・・と、話は逸れましたが、僕が記録を伸ばした一因にランニングシューズの進化が間違いなく寄与していると思います。

[fukidasi avatar_waku=”maru” color=”blue” avatar=”https://siro-run.net/wp-content/uploads/siro-run-icon.jpg” lr=”l” name=”” type=”tate”]
ヴェイパーについては以下のページでもくわしくまとているので、もしよかったら合わせて読んでみてください。
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[box color=”blue-cream”]
[label color=”red” text=”参考”]ヴェイパーフライの本当の効果!話題の厚底シューズについて是非も含めた考察
[/box]

2020年のラン生活に向けて

ここからは2020年のランの目標を立ててみます。

マラソン大会の遠征は少し控える

いきなり消極的な目標になっているかもしれませんが・・・

今年は少しランニング・マラソンに没頭しすぎました。仕事や生活を犠牲にしてのめり込んだ感は否めません。ざっくり言うと「仕事をサボって遠征とか練習に時間を使いすぎたな~」ってことですw💦

ランニング・マラソンは趣味であり、やはり仕事・生活を充実させてこそ成り立つものだと思います。

2020年は、遠征だったりランの時間だったりツイッターの時間だったりを少し控えて、仕事や生活をつつがなく過ごすための時間にあてたいと思います。

練習の質を高めて効率化を目指す

「ランに関わる時間を少なくする」といっても、記録更新を諦めたわけではありません。体力的にも年齢的にももう少し速くなるんじゃないかな?と思ってます。

そのためにはやはり「練習の効率化」です。練習の質を高めて、時間や走行距離をかけずに効率よく走力を高めないとですね。

ダニエルズ式トレーニングでいう「Eペース(イージーペース)」「Mペース(マラソンペース)」「Tペース(閾値ペース)」をうまく取り入れて

  • 1週間のうちポイント練習を2回
  • 残りはEペースによるつなぎラン
  • 休足日

を作りながら走力向上を目指したいです。

サロマ湖100kmウルトラマラソンの完走

2020年もこれだけは達成したい目標です。サロマンブルーをとるまではできる限り参加したい!完走したい!

胃腸が弱くお腹がぐるぐるしがちな人は、ラン中の食事を控えるのではなく、逆に固形物を摂取した方がよいという情報を目にしました。2020年はそれを確かめに行きたいと思います(笑)

フルマラソン3時間15分切り

フルマラソン3時間15分切りはかなり難しい目標だと思ってます。

3時間15分切りを達成する場合、平均ペースはキロ4分36秒。スタート後にリズムに乗るまでと終盤の落ち込みを考えると、ほとんどは平均は4分30秒で走らなければならない計算。

う~ん、走れる気がまったくしない…(;・∀・)

でも、せっかくここまで走れるようになったのですから、一歩一歩着実に走力を高めていってチャレンジしたいですね!

2019年ランニング振り返りのまとめ

ここまで2019年のランニング・マラソンを振り返りました。

よく走り、あちこちの大会に出場して、よい結果を残すことができた。1年を振り返ると充実&満足のラン生活でした。

目標のサブ3.5を達成し、そこからさらに記録を伸ばすことができるというのは、ランのモチベーションが下がっていた数年前まではあり得ないことです。

当時は「サブ3.5達成できれば、もう速いランナーの仲間入りでしょ!自慢していいでしょ!」と思っていましたが、いざ3時間半を切るペースで走れるようになっても全然速いといった感じはありません。むしろ今まで見えなかった”上には上の存在”が多すぎて「誇れる速さには程遠いヘナチョコやん」という気分です。

しかしながら、そういった速いランナーさんの存在、身近なラン仲間の頑張りなどに引っ張られてやる気が出て記録が伸びたのも事実です。僕にやる気を与えてくれるランナーさんの存在・頑張る姿はこれからも大事にしていきたいものです。

年が明けて2020年2月になると僕ももう40歳。と同時に、2010年2月の30歳から始めたランニングも丸10年となります。飽きっぽい自分がよく10年も続いたものです。それほど魅力あるスポーツということなのでしょうね。

10年前から比べると僕も着実に”オッサン”となってきましたが、これからも「記録更新を目指しながら、ケガなく楽しく♪」をモットーに、いろいろな面からランニングを楽しんでいければと思います。

あまり実のないブログですが、2019年も訪問いただきありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。

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