少ない練習で走力をつける(記録更新できる)方法を考える

マラソンをやっている以上、できるだけ速く走りたいと思うのは当たり前のことです。ケガなく楽しく走れることが最優先ですが、マラソン大会に参加すると「もっと速く走りたい!」といつも思います。

最近、ランニングの練習をとる時間が不定期です。

サラリーマン時代は毎日時間通りに生活できたので、出社前の朝ラン、土日のロングランの時間が確保できていました。ですが最近は、仕事が集中するときは全く時間がとれず、出張など重なると1週間走れないこともよくあります。

こういった状況なので「ゆっくりコツコツ走れば速くなる」との持論の僕も「少ない練習で走力をつける(記録更新できる)方法」を考えるようになりました。

今回はそのことについてまとめようと思います。

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キッカケはあるランナーのひと言

練習量がとれないな~っと悩んでいたときに、よくやり取りをさせていただいている方から今年の抱負として「走り方の技の探求がテーマ。走り込みに頼らずタイムを上げる事」とのコメントをいただきました。

確かに、走り込みに頼らずタイムが上げられれば理想です。もちろん「走り方の技」を模索したり固めるための練習量は必要と思います。ですが、ただ何も考えず走り込むのと、技の試行錯誤を繰り返しながら走り込むのでは、得られる成果は全然違うものになるはずです。

僕の今の状況では、十分に走り込む「量」を取ることは難しい。となると、やはり頭で考えながら走る技を磨くことが今の自分にできる上達方法ではないかと思います。

少ない練習で走力をつける方法

現時点で考えている内容は以下のとおりです。

走法(走り方)を見直す

これまで「走り方は個性であり、また市民ランナーレベルでは矯正することはできない」と考えていました。

今でも基本的にその考え方はかわりませんが、矯正できなくても長所を活かしながら改善することはできるのではないか?と考えるようになりました。

例えば、僕の長所(というか特徴)はストライド走法です。体型も筋肉質でガッチリ(ムッチリ?)しているし、ピッチ走法に変えることはできません。

ストライド走法をより理想に近づけるために

  • ストライド走法に必要な筋肉の筋トレ
  • 自分の走りを動画に撮って客観的に見る

ということをやり始めてます。

特に「自分の走りを動画に撮る」というのは新たな発見があって面白いですね。走っていたときには気が付かない長所・短所がわかって具体的な走り方の改善に役立ちます。これだけでも練習数回分の効果はあるのではないでしょうか。

今は、マラソンを始めた頃にスピードを極めようとして入手した「弘山晴美のマラソン術 スピードトレーニングでタイムが伸びる」の本と、自分の走りを照らし合わせながら試行錯誤してます。

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スピード練習を取り入れる

これは「今さら何を・・・」と言われるかもしれませんが、僕にとってはかなり思い切った決断です(笑)

というのも、僕は大のスピード練習苦手。苦しいのが嫌だからです(笑)

うーん、ランナーにあるまじき姿勢ですが、今年はその苦手なスピード練習を積極的に取り入れようと考えています。

キッカケは昨年出場した10km大会。10km大会に合わせてスピード練習を重ねていたら、かなりスピードが上がってきました。それまでどう頑張っても練習の10kmを50分切れなかったのが、練習でも50分を切れるようになってきました。そうなると当然ですが、ロング走も今までより速く走れるようになります。

昨年秋に出場したつくばマラソンでも、少ない練習量ながらサブフォー達成できたのは、10km大会に合わせてスピード練習を重ねた成果だと思っています。(最後はロング走不足で脚が攣ってしまいましたが)
昨年(2016年)出場したつくばマラソンの完走記はコチラ

スピード練習とロング走をうまくバランス良く融合させることができれば、今までよりも少ない練習量でも十分タイムアップは狙えると確信した成果でした。

少ない練習量で走力をつけるための課題

課題は「本人のやる気」と「距離を求める自分を制御できるか」ですね。

やる気

本人のやる気は言わずもがな、もともとがぐうたら人間なもので(^_^;)

サボりたくなる気持ちに左右されないためにも、以前の記事でも書いたような「走らなければいけない状況に追い込む」ことで頑張ります。

[box color=”blue-cream”][label color=”red” text=”参考”]走る状況に追い込むために僕がやっている内容はコチラ[/box]

距離を求める自分を制御

一番の課題がコレだと思っています。

他のランナーでも多いと思いますが、どうしても練習で走った距離に達成感や安心感を求めてしまう。もちろん自信をつけるという意味では有効な部分もありますが、今回のテーマは量に頼らず技術で勝負です。

距離に頼りたくなるところを捨て、いかに1回1回の練習の質を上げるか?確認しながら走ることができるか?そしてそれを信じてやり遂げることができるか?が課題です。

結果は4月23日に開催される前橋渋川シティマラソン。さて、どうなることやら。

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